風来坊の忘備録

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市立浦和博物館

2020-08-26 21:16:54 | 日記

浦和博物館は小さな博物館 合併により市内にはもう一つの博物館があるのだが

こじんまりした こちらを私は好む なんとなく身近に感じられるのだ

目下休館中 改装のためだそうだがコロナ故とは書いてないがこの際にとの事か

建物は明治時代の師範学校を復元したもの 1878年の建築 洋館風でこれが中々いい

正面は当時のものを保存・移築している 建物自体も資料としての価値があるようだ

館内展示物も地元密着型で 我が家近くの史跡 見沼通船掘の閘門の模型をはじめ 

往時の浦和宿絵図、師範学校時の資料などがあり、興味深いが 今は入館できない

外回りの 史跡も乏しいのだが わずかに二本の石造物が目を引く

いずれも市内にあった修験寺王林院にあったもの この寺が足立百不動の起点を示す

ものらしい 残念ながら王林院は明治維新により廃寺となった模様

こうした史跡の残る寺院が維新の為 廃寺になったのはいかなる理由にせよ残念で

ある有名人が 廃仏毀釈を称し「薩長の馬鹿者が」と嘆いたのを思い出すと共に

共感出来る いかに重要な史跡が姿を消したのか考えると 無念な思いがするのだ

       さいたましうらわはくぶつかん さいたま市緑区三室

 



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