今日は暑かったですね。陽射しも強くって、車の中は夏のようでした。
今週に入って、少しあわただしくなりました。病気をしていたことは以前から書いていたのですが、実際仕事も休暇をとっていてそれがようやく終わり、来月から仕事に復帰するようになったのです。
それで、まぁその準備というか(大したことは無いのですが)で動き回るようになったのです。体も休んでいる状態に慣れてしまったので、これからは早起きして体を慣らしていかないとならないのです。 休んでいる間は毎日がつまらなかったりしたのですが、いざ仕事が決まるともっとゆっくりしておけばよかったなどと思ってしまうのですよね。 全く人間というのは贅沢なものですね。
まぁ、この長い休みの間に、いろいろ考えることもあったりして充実はしていたのかもしれませんが、病気のおかげで変わったことや、あきらめたことも結構ありました。
変わったことといったら、一つだけ言うと味覚が変わったということでしょうか。今まで美味しいと感じたものが美味しくなくなったり、その代わりに避けていたものが美味しく感じるようになったり、不思議です。
あと一番感じたのは、諦めが早くなったということでしょうか。 もともとぐずぐずするのは嫌いだったのですが、なんだかさらにあっさりしてしまったようです。
それは絵を描いていて感じたことなんです。 絵を画くのは好きなんだけど、こういう風に画いた方が良いとか、こう画いたほうが綺麗に見えるとか、そういう風に言われたりするのがすごく苦痛だったということに気付き、それをやめたら気持ちが軽くなったのです。 そういう技巧的なことに拘るようになってしまうと、自分が何を画いているのか、本当はなにが画きたいのかわからなくなってきてしまっていたみたいなのです。
病気になって、一時、全く絵が描けなくなってしまったのですが、それを超えてみたらもっと自由になれたのです。
一時は本当にすぱっと絵をあきらめようと思ってずっと画かないでいたのです。 人間諦めが肝心というではありませんか。 いがいとあっさりとしていたのが良かったみたいです。
なんとなく体調が良くなってきたら、自然と画いてみようかなという気になって、なんとなく画いてみたら、いままでより自分らしいものが出来てきたのです。 納得!って感じですかね。こういうのを画いてみたかったんだっておもって。
やっぱり、何事も諦めが早い方が良いですね。 だってその方が次に進めるもの。
悩んでいる時間が長いと、その分疲れるし、人にも迷惑かけるし、眠れなくなって顔も暗くなってしまうし、いいことないですもんね。 私は今回の病気でそんなことも考えました。 人間どこかで休暇をとって、いろいろ考えてみるのもいいのかもしれませんね。
春を迎えて、仕事も絵も再スタートして、新しい自分はまだまだこれからです。
三枚目の絵が完成しました。今度載せますね。
Parsley