発見!森のぶ~たん号!

毎日更新を目指しているぶ~たんです。
某社の公式ブロガーに当選を機に、地元密着型のブログをはじめました。

戦国城下町一乗谷を歩く Vol.2 安波賀と下城戸

2011-08-22 11:49:32 | 福井のおススメ
福井市市街地に住むぶ~たんからすると

一乗谷は奥越の山々へ向かう交通の便の悪い所のイメージがあります。

しかし、今は昔 500年前は真逆でした。

足羽川が大きな交易の路だったのです。



                安波賀の三体仏      

坂井市三国湊に北前船が運んできた物資を

今の福井市九十九橋付近迄川をさかのぼり運んできたのは知っていましたが、

朝倉氏はその川を更にさかのぼり、安波賀に船着き場を作り

商業都市として整備し、当時は今のお台場みたいに「安波賀見物」もあったそうです。

川を遡るのはとても大変だったと思うのですが

後日、歴史通の話では水量が減った時を選んいたとか

また、安波賀は安らかな波と書きますが、実際は波の荒い難所で波を安らかにとの祈りで命名したそうです。


安波賀の山際には冒頭の写真の春日神社があります。

朝倉氏が開戦前には必勝祈願をしたことでしょう。



1064年創建、1573年の信長による越前侵攻で焼着尽くされ

江戸に入り福井松平藩主によって再建されました。

今回は時間の関係でコースから割愛されましたが、

神社好きのジンジャラー(ぶ~たん次回行ってみたいスポットです。


500年前の安波賀見物をした庶民同様、物見遊山のぶ~たんの前に現れた

石垣は下城戸(しもきど)・・・朝倉城下への門みたいなものだったのでしょう。

スーパー迷路の入口みたいに、先を見通せない作り。

ここのポイントは、西山光照寺跡同様石の大きさです。



同盟軍の浅井家方面にある上城戸(後日に)との違いを見れば一目瞭然

巨石を見せつけることで、対外的に威圧し財力を見せつけたのです。

見えないところは小さい石で組んでいました。

当時、巨石は自らの財力、人力の象徴だったのかもしれません。

確かこの頃、平泉寺の兄弟のお坊さん同士が巨石で牽制し合い、その上の僧侶が手を焼いたとか。

巨石で威圧し、守ろうとした豊かな暮らしも今は昔・・・

織田軍に焼き尽され500年の時を経て、のどかな田園が続いています。

それまで、庶民はどんな営みをしていたのでしょうか・・・

日差しが強く照りつけ始め、ぶ~たんをかきかき案内人さんの後を追うのでした。



               

戦国城下町一乗谷を歩く Vol.1 西山光照寺跡

2011-08-19 16:44:12 | 福井のおススメ
先日のブログぶ~たん、初体験!ワイン会の翌朝8月7日(日)8時

ぶ~たんは一乗谷朝倉氏遺跡資料館前にいました。

遺跡見学会 「戦国城下町一乗谷を歩こう」に参加する為です。

資料館から上城戸周辺まで、直線なら全長約2㎞遺跡を散策するコース

ぶ~たんは朝倉氏についてはほぼ門外漢。

ただ、以前のこみちこまちツアーVol.5で語り部さんの

朝倉氏遺跡に対する力説ぶりに興味を持ったところへのお誘い。

資料館の3人の職員さんの説明を聞きながらの炎天下の3時間半

さて、どうなりますことやら・・・

資料館を出てしばらく歩くと初めの説明ポイント

西山光照寺跡の発掘現場に到着

ここは朝倉氏が信長の命で秀吉に攻め滅ぼされた後、

統治した柴田勝家が生きの残った人々を

福井市の一乗町へ移した際、共に現在の福井市内に移りました。

以前書いた星まつり・・・福井最大の豆まきのお寺です。リンク参照下さいませ。





お寺の正面に巨大石を配置して、見る者を威圧する手法が使われています。

目に触れないところは小さな石が組まれています。

まだここは来年まで発掘作業が行われるようです。



発掘作業場から少し歩くとたくさんの石仏棟がコの字型に配置されています。


       A棟大型石仏群

A棟大型石仏群の向かいには同様にD棟大型石仏群があります。

西山光照寺はもともと

一族の内部抗争に破れた初代孝景の叔父の菩提を弔う為のお寺。

それがこのように立派な石仏が揃っていたのを見ると

庇護していたであろう朝倉氏一族の隆盛の一端を見るようでした。

5百年前からそこにおわした石仏達・・・

夏の暑気に揺れながら、現在と昔をつないでいるようです。



遊歩道を南へ金吾谷を左手に見ながら

今は昔、朝倉の世では大繁華街だった安波賀(あばか)へ向うのでした。



河は流れる、時も悲しみも・・・

2011-08-18 13:52:33 | 今日のオーマイゴッド
お盆休みの15日夕方、涼風に誘われて

足羽川の河原を歩いてきました。

新明里橋から幸橋までぶらぶらと。

桜橋から幸橋付近は春のこみちこまちツアーvol.5 語り部さんと行く城下町福井でも書きましたが、桜の名所。



幸橋を渡り北詰の先日書いた都市伝説目撃!日下部太郎さん受難で折り返し、再び南詰に

ここは五箇条の御誓文を起草したことで有名な福井藩士の由利公正(三岡八郎)宅跡で

坂本龍馬さんの歌碑があります。



「君がため捨つる命は惜しまねど心にかかる国の行く末」

坂本龍馬が暗殺される直前10日ほど前に来福し

由利公正や他福井藩士と日本の将来を語り合った地です。

のどかな河の流れを見ながらいつまでも夢を語り合ったことでしょう。


でも、66年前の7月19日午後11:24

128機のB29が落とした油脂爆弾500発で

ここの河原は無残な火焔地獄に陥ります。

1600人以上の犠牲者を出し、

余りの暑さに福井城祉のお堀とこの足羽川はあまりの灼熱地獄にいたたまれずに、

水を求めて飛び込み、おぼれ死んだ遺骸がおびただしかったそうです。

ぶ~たんが、幾つも戦争体験を聞いた中で

この河原で苦しんだ形のまま炭化したご遺体

それを淡々と片付けていくしかなかった大人たち

川に膨れて流れていく光景に当時小学生だったその人は

しばらく河原に来れなくなったと話していたのを思い出しました。

生死を分けたのは運しかなかったのよ



この穏やかな河原が66年前は焼け野原で

多くの悲しみにあふれていたのです。

100年以上前、歴史の転換期にこの河原で夢を語り合った幕末の志士

66年前に無残に命を燃やしつくした市民達

のんびり夏の夕暮れを歩いているぶ~たん

時や人の移り変わりも川面に写してきた足羽川

穏やかに流れ続けて欲しいと思います。


第二次世界大戦の戦没者は31万人強ととてつもなく多くの人が犠牲になりました。

今年の3月11日の大震災での死者、行方不明者は合せて6万人強

たった1日で大戦の1/5の方々の命が召されました。

3月11日の大震災で生死を分けたのも運しかなかったのかもしれません。

このお盆は被災地から遠く離れたぶ~たんにも

重い意味をもった期間になりました





ぶ~たん、初体験!ワイン会

2011-08-12 22:50:54 | 今日のチャレンジ
OH!OBNN!終わりましたね~

この夏のお盆はいかがでしたか?

遠くの家族、親戚や友人とわいわい三昧で過ごされましたか?

ぶ~たん、弱いけどワイン好き。

ワイン好きだけど、蘊蓄(うんちく)知らず。

そんなぶ~たんには敷居の高いワイン会、行って来ました

このワイン会は、レ・プレジュールさんとTOCCOさんのコラボ企画。

「ちょっと贅沢なワイン会」

ぶ~たんは、レ・プレジュールさんのパンが大好き

ここのパンにおかげで、

ぶ~たんがぶ~たんになってしまったの

ここのチーズ系のパンにワインを合わせれば幸せ満喫



   レ・プレジュール 3種類のパン (豆、栗、チーズ)

ぶ~たん、ワイン会に憧れながらも今迄行けなかったのは

ワイン通の中で蘊蓄を拝聴したり、

安価でも7千円~2万3千円くらいの参加費が今回は¥4,000-

この価格ならカジュアルな会でぶ~たんも潜り込めるかなとの参加です。



華やかな香りのシャンパン ジャン ボバン シャンパーニュ ブリュット NV

皮きりに

シャルル プジョーワーズ ブリュット プルミエクリュ

白ワイン シャトー ラトゥールマルテックヤック ブラン



プレートのお料理を頂きながら味わいます

ちょうどフェニックスまつりの中日のせいか、満席です。

渋い熟年カップルも見えますが、

幅広い年齢でカジュアルな装いの気軽なワイン会で、

レ・プレジュールのパンを初めて食べた連れは感動して・・・二人でお代わりしました



赤ワイン派のぶ~たんですが、

お次も白ワイン ル セック ド レイヌヴィニョー

赤ワインは オート コート ド ボーヌ

〆のごはんものは

レ・プレジュールとTOCCOの両オーナーおススメの



山中バーガ―

「山中」なるお好み焼き屋さんのお好み焼きを挟んだバーガーで、ちょっと面白い組み合わせでした。

最後はジッヴレ シャンベルダン

ほろ酔いかな~

ワインリストには

もう1本 マルサネ キュヴェ サンチュルバンがありましたが、

二日酔いになったら、がっかりな企画になるので

またの機会に・・・と、

2時間のワイン会、食事と飲み放題のを楽しんで終えました。

良いワインだったおかげか、ゆっくり食べながら飲んだおかげか

二日酔い知らずの翌朝を迎えました。

こんな片意地張らないワイン会なら、また行きたい

次回予定をチェックしてるぶ~たんです。













東日本大震災寄付金付き切手の切り札

2011-08-11 22:21:07 | 今日のオーマイゴッド

今日(8月11日)東日本大震災から5ヶ月になりました。

被災地はまだまだ惨状のままなのに、

メディアの反応も落ち着いてきたような。

福島第一原発事故の放射能汚染の深刻さが増し、

内部被爆に関心がシフトしているので仕方ないかもしれません。

以前ブログに書いた

フレッシュマンオーラにエール!の郵便局に行くと

フレッシュマンは郵便局に馴染んでいました。

社用の切手を買うと、目に入った

東日本大震災寄付金付き切手

1枚80円+寄付金20円が10枚で1シート¥1,000-

切手はパステル調の花を基調に鳩のデザイン。

これを2シートにミッフィーの携帯ストラップが付きます。

つまり、寄付金400円分でミッフィーがついてくる

これって寄付になるのかしらん

でも、今日でちょうど5ヶ月目だな・・・自腹購入しました。

本当にささやかな支援ですが、

気持ちはずっと切らさないでいきたいです。