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思い出の旅の記録です

モロッコを行く(14) マラケシュ

2007-07-10 19:51:34 | 旅のきろく
アイト・ベン・ハッドウよりオート・アトラス テシカ峠(2260m)をこえて
13時マラケシュに着きました

マラケシュは、北から、大西洋岸から、サハラ砂漠から、あらゆる土地の人々がやって来ます。集う人も、売買される品物も、交わされる情報も、バラエティ豊ですジャマ・エル・フナ広場では各地の芸人たちがパフォーマンスを繰り広げ、夜には広場いっぱいに屋台が立ち並ぶ、すごいエネルギーです
 「観光」
●クトゥビアの塔・・・このミナレットは世界でもっとも高く美しいと言われる
●サディー廟・・・代々のスルタンが葬られている大墓廟群
●スークの迷路に挑戦・・・陶器、スパイス、染色職人、鍛治屋、皮なめし等々
●ジャマ・エル・フナ広場・・・昼間で人が少ないのですが、うっかり大道芸に見とれているとチップ、チップ、ですので退散、2階よりお茶を飲みながら見物

17:45 ホテル到着
夕食ホテルのレストランで「ファンタジア・ショウー」を見ながら

本日の走行距離250km 今日も長い長い一日でした。走行距離の少ない分
よく歩きました



モロッコを行く(13)カスバ街道

2007-07-09 21:04:50 | 旅のきろく
砂漠の町エルフードを出発してしばらく行くと、カスバが次々現れます
崩れたもの 保存状態のよいもの 色々ですが街道沿いはカスバがびっしり

ワルザザードからティネリ-ルを経てエルラシディアを結ぶ東西のルートを
カスバ街道と呼びます。

昔はサハラの向こう側のブラックアフリカとアトラス山脈の北側とを結ぶ重要な通商路だったと言います。駱駝のキャラバンが来そうな雰囲気

スクーラのカスバでオアシスのなかを散策しましたが水路が迷路のように入り組んでガイドがいないと迷子になりそうです。よくよく迷路が好きな人たちです

ワルザザードの西33キロ、アイト・ベン・ハッドウはクサル(要塞化された村)です、その風貌は、迫力あり、圧倒されます。ふとフランスのモンサン・ミッシエルを思い浮かべました

丘の斜面を利用して立体的に造られている(10階建くらい)この村にはくるものを
拒むように高い城壁が巡らされて、銃眼が配置された塔が一定の間隔で何本もそびえ、まさに難攻不落の要塞をおもわせます。

現在ここに住んでいる人はベルベル人の数家族だけで、かっての居住者達は対岸の新しい村に越したそうです。世界遺産に登録されているので修復も進み他のカスバに比べ保存状態は良い。

「アラビアのロレンス」「ソドムとゴモラ」「ナイルの宝石」の映画のロケ地として有名です最近では「ハムナプトラ2」も撮影されたそうです
モロッコで一番美しい村だといいます







「朝食はどうしてますか?」

2007-07-07 19:43:14 | Weblog
今週のお題です

長年朝はコーヒー一杯の生活を続けて来ました
歳をとってきて体に悪いかなーと思い
定番の朝食 味噌汁に卵とか鮭等々・・・

ところが胃袋が小さくなったのか
朝食べると昼が駄目・・・どーしたものかと思案の
結果。いまは11時朝昼兼用、19時夕食
間にコーヒーにクッキーなど軽く・・の生活が
3年ほどつづいています

モロッコを行く(12) トドラ峡谷~カスバ街道

2007-07-07 18:04:42 | 旅のきろく
日の出の帰り遊牧民のテントを訪ねました。中央アジアあたりの遊牧民と違い装備は簡単なものでした、羊はいなくて(遠くの草のある所でお食事かも?)

ホテルに帰り大急ぎで朝食出発忙しいお茶を飲んで一休みはバスの中
お腹がいっぱいになると即睡眠・・大事な事は眠らないうちに言ってね添乗員さん

途中カタラッツ(カナート)がありました。川の水を地下をとうしてオアシスに流します、一適も水を粗末にしないここで日本人は反省!!

突然現れた岩山これがカスバ街道きってのスペタクルな景勝地。トドラ峡谷到着
ヨーロッパのロッククライマーたちはこの岸壁で練習をするために集まってくるそうです私達は時間もないので近くを散策するくらい

山道をクネクネ行くとタデス峡谷、峡谷には人が歩ける位の道がありトレッキングが良いそうです。

いよいよカスバ街道 スクーラのカスバ(オアシスのなかを散策)
モロ・カスバ~アンメリディール・カスバ次々と街道沿いにカスバがつづきます

18:20 ワルザザード到着/ホテル「BELERE」 日の出から日没まで本日の
走行距離(400キロ) お疲れ様でした



モロッコを行く(11) サハラ砂漠の日の出

2007-07-05 17:39:21 | 旅のきろく
次第にうっすらと砂丘が見えてくる

やっとお日様がのぞきました・・・手を伸ばせば届きそうな距離に見えますが
リビアの砂丘から日がでます。駱駝のキャラバンが来そうな感じ

国境のない国に暮らしていると他国の日の出を見ることは不可能です
お天気がよく、砂嵐もなく、すばらしい日の出に感動

日のあたった砂丘がオレンジ色に変わって行くさまは広い砂漠でなければ味わえない光景です

明るくなって周りを見るとあちこちの大きい砂丘に外人さん達がきていました
皆さんに手をふってさようなら。駱駝をつらねて帰ります



モロッコを行く(10) サハラ砂漠へ

2007-07-04 23:14:20 | 旅のきろく
 4:15 エルフードのホテル発サハラ砂漠へ

4輪駆動で1時間砂漠を走りメルズーガ砂丘の入り口
あかり一つない空に満天の星に感動、流星がシャワーのように降ります
日本で見るような流星の中に、太いオーロラのような尾をひいた流星が混ざります
まさに流星の饗宴です

流星のなか駱駝にのり砂丘を行きます、オバアサンお姫様2人は歳も忘れ
つ~きの~さ~ばくを~ 歌いながら・・・

大きな砂丘の前で下ろされて歩いて登ります、駱駝で上まで行きたかったのに・・
駱駝つかいさんに手をひかれ転び々

真っ暗でなにも見えませんがお天気も良く日の出は期待できそうです



モロッコを行く(9) アトラスを越える

2007-07-03 18:47:16 | 旅のきろく
今日からアトラス越えです

● 8:00ホテル発~イフランのカフェにて休憩
アトラス杉とレバノン杉の林を散歩、森林浴です(昨日のフェズの迷路から開放され心地良い歩きにステップ、笑いに包まれます
バスで中アトラス山脈 ザット峠(2178メートル)にて写真ストップ

● 昼食「KASBA ASMAA」
サベル・トンネルにて写真ストップ。 アトラス山脈の雪解け水を集めて峡谷がつづきます。ハッサン・アッダーヒルダム通過。エルラシディヤにて休憩
ズイズ峡谷にてナツメヤシ・オアシスのパノラマ・・・峡谷にそってナツメ椰子の林がみごとです

● 17:30 リサニ着
ムーレイ・アリシエリフ廟~マーケット散策~シジルマッサの廃墟

● 18:30エルフード/ホテル「SLAM」着
  夕食/ホテル内レストランにて
● 本日の走行距離 約500キロ大変お疲れ様でした

モロッコを行く(8) フェズ・エル ジェディド(新フェズ)

2007-07-01 20:59:34 | 旅のきろく
新市街の観光

●王宮・・・広大な敷地を占有しています。かってはスルタンの(イスラム教徒)居城、現在はモロッコ国王がフェズに滞在する時に使われています。一般観光客には開放されていない。
●ブー・ジュルード門・・・(フェズ最大の門)
外面は幾何学模様に彫刻され、青色や緑色のタイルで彩られている
片手に本を持った学生、ファッショナブルな女性たち、民族衣装に身を包んだ
老人、外国人観光客ここは別の国のようです
門を入ると綺麗なお店がいっぱい。金銀銅の細工。モザイク。陶器の店などみましたが中々良いものがありました

ガイドさんがフェズに来た時による家とかお持ちでつれていっていただきました
立派なお家で、忙しくて中々来られないので空き家、たまに家政婦がお掃除に来るとか、優雅です・・・日本からの添乗員が羨ましがること・・しきり
お茶をご馳走になって

今夜のホテルもシエラトン・・・ホテル内のレストランでベリーダンスの夕べ
男が何人もいなく盛り上がらないので皆でクネクネ踊ってしまいました
本日の大遠足に足が悲鳴です


モロッコを行く(7) フェズの午後

2007-06-30 20:35:56 | 旅のきろく
昼食はメディナ内のレストランで
● 野菜やお肉の蒸し焼き・・・日本でもこの頃見かけますが陶器の鍋で蓋が煙突状にとがっています美味しく焼けますがモロッコの羊は固くて臭い、子牛の肉は筋ばって噛みきれない、と言うわけで口に合わないです。

● 昼食後の観光・・・キャラバン・サライ1000年前のままの隊商宿です今でも泊まる人がいるのか?それとも観光客に見せるだけか?でも今にも駱駝のキャラバンが入って来そうな雰囲気でした
● テンチュエリ・スーク・・・染色の職人街です、色とりどりに染めた糸の束が壮観でした。これを絨毯などに織るのだと思います

● ボルジュ・ノール 北の砦よりフェズのパノラマをみる、フェズには砦がいくつかあります砦よりフェズのまちを見るとこの中に迷路がと唯々


 

モロッコを行く(6) フェズの観光

2007-06-28 18:29:12 | 旅のきろく
フェズ・エル・バリ(旧フェズ)の観光

世界一複雑な迷路の町 フェズ・エル・バリ。道は狭く起伏に富み、上がったり下りたり、曲がったり戻ったり・・・坂が多いために、いまだに輸送手段はロバや馬そこを人々がやっとすれ違う。歩き回るうちに同じ場所をくるくる廻っているような錯覚に陥る。高い建物の間の細い道に、昼でさえ暗いトンネルがあり太陽の方向もわからない。フェズのメディナは世界一の迷路の楽園です。

●アンダルース地区・・・フトー門~アンダルースモスク~小学校~スーク
せまい道をロバをよけながら進むと小学校、10人位の子供がお勉強
スーク(市場)は品物も豊富でにぎやか(ナツメ椰子の実が美味しい)
●カラウィン地区・・・タンネリー(皮のなめし職人街)~アッタリーン・メデルサ(神学校)~カラウィン・モスク(旧カラウィン大学)

フェズ川の橋を渡と強烈な匂いのタンネリーの出迎えです。
ミントの葉を鼻にあてながら進みますでも匂は消えません
その中で少年達は皮をなめしたり、染めたり、壁に貼り付けて乾かしたり
よくはたらきます

神学校やモスクは外からのぞく位で異教徒特に女性は入れません
でも1000年も前からこのような立派な施設があったとは驚きです


         
   

モロッコを行く(5) ムーレイ・イドリス~フェズ

2007-06-26 20:25:36 | 旅のきろく
アラブ人の到来   イドリス朝(西暦788~926年)

イドリス1世はエジプトのアッパース朝で反乱を起こすが失敗。モロッコに亡命した。べルベル人の力を借りてムーレイ・イドリスを都とし、初のイスラム王朝シーア派イドリス朝を起した。後にアラブ人の勢力に押され、現在ではアラブ人7割
ベルベル人3割の比率になり、宗教もイスラム教に改宗しているそうです。
丘の上に白い家がぎっしりと立ち並ぶ、ムーレイ・イドリス
我々異教徒には立ち寄ることは出来ませんが、丘の上からのパノラマ。不思議な
霊気のような・・・

今夜のホテルフェズに行く途中真っ赤に染まった夕陽に歓声。この辺は渓谷が
あったり、ブドウ畑、なつめ椰子の林があったりで景色も良く豊かそうです
ワインの産地でもあります

モロッコを行く(4) メクネス~フェズ

2007-06-25 20:12:25 | 旅のきろく
昼食後ヴォルビリスのローマ遺跡見物

ヴォルビリスはモロッコ最大のローマ遺跡です (オルフェウス・ハウス~
ジュピター神殿~バジリカ~カラカラ門~柱の家~四季の女神たちの舘)など・・・

ここでローマ時代のモロッコの歴史をすこし
モロッコは紀元前3000年ごろよりベルベル人が住んでおり 前15世紀ごろフェニキア人が到来カルタゴ(今のチュニジア)の植民地となる
その後カルタゴがローマと戦ったように幾多の反乱が長期にわたって続き
ゲルマン民族の一派、バンダル人によって征服された

後に民族大移動の波にのり領土を広げるも東ローマ帝国(今のドイツ)に滅ぼされた。6世紀、モロッコの地中海沿岸は東ローマ帝国に、エッサウイラ等はゲルマン人に、そのほかの地域はベルベル人の王国、公国に分裂することになる

アラブ人の到来はその後になります

苦手な気候はありますか?

2007-06-23 19:02:19 | Weblog
今週のお題です

(4)ジメジメした湿気が苦手

昔は冬が嫌いでした が最近温暖化のせいか夏の暑さはたまりません

砂漠地帯は40度の気温でも太陽に肌をさらさないようにして、お水があれば
どうにか過ごせます

東南アジアの湿気は殺人的です、乾季に行ったのですがスコールの後陽がさすと
雨が蒸気になって蒸し風呂です、裸になっても暑い
虹がかかります、とてもすばらしいのですが 暑くて鬱陶しい

と言った具合でやはり湿気が一番の敵ですよね







モロッコを行く(3)ラバト~メクネスへ

2007-06-21 19:27:09 | 旅のきろく
首都ラバト~古都メクネスへ

ラバト市内観光
  ウダイヤのカスバ(ウダイヤ門~アンダルス庭園~カフェ・ムーア)
  アラブ人はアンダルシャ地方がよほど懐かしかったのでしょう
  白い家と庭に再現して
  ガイドさんに甘い甘いミントティをご馳走になる
  王宮。 モハメド5世廟~ハッサンの搭
ムーレイ・イスマイルの築いた古都メクネスへ
  昼食はヴォルビリスのローマ遺跡を一望のレストランの
  近くの綺麗な川でとれたマスの塩焼き
  美味しくて骨だけ残してきれいに食べて褒められました
  モロッコ10日間で美味しい食事は此処だけでした

モロッコを行く(2)カサブランカ~ラバトへ

2007-06-21 16:57:21 | 旅のきろく
カサブランカでの観光

  国連広場~アンファ地区’(高級住宅街)
  コルニッシュビーチ  (海の色がきれいでした)
  ハッサン2世モスク  (庭に敷き詰めた大理石が印象的)
昼食後
  フラワーマーケット  (お花の種類が多くみごと)
  ノートルダムド・ルード教会(ステンドグラスが素敵な立派な教会)
夕方ラバトのホテル着
ここまでモロッコらしからぬ綺麗な所ばかり・・・

これがモロッコなのかも!?明日を期待して