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【Xenoblade2】伏線まとめ(ネタバレ注意)

2020-03-10 20:53:00 | ゼノブレイドシリーズ

『ゼノブレイド2』における伏線としての演出やセリフをまとめてみたいと思います。

◆ヒカリの人格が存在することへの伏線
ホムラの天の聖杯としての本当の姿、ヒカリの形態が存在することへの伏線。

・1話、メツとの戦闘ムービー中のセリフ
メツ「"その姿"どういうつもりだ?」
メツ「やはり目指すか?楽園を?」
ホムラ「それが"私たち"の望みです!」


普通にとればホムラとレックスのことに思えるが、それは意図的なミスリード。「私たち」の部分を強調しているあたり、ホムラとヒカリを指しているように思える。

・2話、トラとの会話で
ホムラ「えーと 私の属性、火じゃないので――」
トラ「もももー 火じゃないのに何で火の力使えるも!?」


カグツチが水を浴びてパワーダウンしたのに対しホムラは全く衰えなかったことに関して。
後にホムラの火の力はヒカリの余剰エネルギーだということが判明する。


◆ヒカリがゲートを管理するトリニティ・プロセッサであることへの伏線

・3話、メツとヨシツネとの会話で
ヨシツネ「馬鹿な 僕の力がまるで役に立たない!」
ヨシツネ「ど どこからあれだけの力を」
メツ「ったりめぇだ あいつの力の源はエーテルじゃねえ」
ヨシツネ「エーテルじゃ ない!?」


ヨシツネのブレイド、カムイはその場のエーテルを自由に操作し相反場を構築できる能力を持つ。
エーテルを力の源とするドライバーとブレイドに対して無敵と言っていいこの能力がヒカリ相手には通用しなかった。
それもそのはず、ヒカリはゲートから漏れ出てくる異次元のエネルギーを行使していることが終盤で明らかになる。


◆サタヒコ以外のイーラのメンバーが全員ブレイドであることへの伏線

・シンやヨシツネ、メツが500年前のことに言及している
劇中で長命なのはアーケディア人のみで(アーケディア人からしても相当な年月であろうことが覗える)、人外でなければ生きることは不可能。
また、通常のブレイドではドライバーの死によってやはり500年もの間生きることは不可能なことからマンイーターだと断定できる。

・イーラのメンバーはニアを除き全員が和名
劇中に登場するブレイドは全員和名という共通点がある。

・4話、サタヒコとベンケイとの戦闘ムービーにて
ブレイドもなしに異常な力を発揮しているベンケイとそれを止めるサタヒコ。
直後に「ブレイドの力を抑制するカスミの能力」(その時には説明はされないが)によって力を封じられている。

・1話、3話、メツとの戦闘ムービーにて
ブレイドの武器から発していない紫色のエネルギーを使って攻撃等をしているメツ。
天の聖杯としてのメツの力の一端

・5話、シンを助けに来たヨシツネが使った力と武器
ベンケイと同じ赤黒いエネルギーを放ったあとにカムイのものと違う赤と青のコアクリスタルがある武器を持っている


◆サタヒコがブレイドイーターであることへの伏線

・500年前の回想シーンで子供の姿のサタヒコが登場する
普通の人間であれば500年間生きるのは不可能。ブレイドであれば成長はしない。

・6話、ヨシツネ、ベンケイ、サタヒコが自身のコアクリスタルを武器に変化させるシーン
ヨシツネ、ベンケイのコアクリスタルは青と赤が混じったマンイーター特有の色をしているのに対し、サタヒコのものだけ普通のブレイドと同じ青色。
以降、胸にあるコアクリスタルもサタヒコだけ純粋な青色である。


◆マルベーニがブレイドイーターであることへの伏線

・アーケディア人のルーツはマンイーター発祥の地、ユーディキウム
ユーディキウムはコアクリスタルに対する研究が進んでおり人にコアクリスタルを移植することにも成功している

・ジークへのコアクリスタル移植
行き倒れたジークを見つけたマルベーニは彼を救うためにサイカのコアクリスタルの一部を実際にジークに移植している

・半分無くなっているカスミのコアクリスタル
コアクリスタルが失われていることは形以外にも、「ファン・レ・ノルン」と名前を憶えていないことからもわかる。(ブレイドは共通して和名であり、同調したときには記憶はないが名前だけは既知の情報として自身の中に存在している)
ヒカリはまるで奪われたようだと形容している。

・容姿が500年前と変わっていない
本人はアーケディア人は長命だと言っているが、ヒカリは疑っている。
実際には体中にコアクリスタルを移植しているので、コアクリスタルひとつを移植したサタヒコの成長の変化例を見るとコアクリスタルを大量に移植しているマルベーニの容姿が変わらないのは当然と言える現象である。

◆ニアがマンイーターであることへの伏線

・ニアが元居たイーラはブレイドの集団
ニアだけ人間である理由が特にない

・3話、ニアが、ヴァンダムが自身を傷つけながらも戦っている様子を見て何かを自制するような演出
ニアのブレイドとしての能力はとてつもない回復能力。その力を使えばヴァンダムを救えたかもしれないが、マンイーターとして迫害されていた過去から踏み出せなかった。
(ヨシツネの相反場下で力が使えたかは不明)

・4話、温泉のシーンにて
ニア「さて と そろそろ上がろうか」
ヒカリ「ニア あなた――」
ニア「うん まぁ―― そゆこと」
ヒカリ「話さないほうが いい?」
ニア「今はそうしてくれると助かる」


ヒカリが目撃したのはおそらくニアの胸元にあるコアクリスタル。ニアは普段から露出の少ない服装なのでここでヒカリには明かすことになる。(一緒に居たハナは見ていたか不明)

・3話、ヨシツネとの初戦闘のシーンにて
ニア「アタシは裏切ってなんかない」
ヨシツネ「ならなぜそこに?そこがあなたの居場所とでも?」


イーラは人間に反旗を翻したブレイド集団なので人とともにいるのが居場所という考え方にヨシツネが嫌悪感を抱いているととれる。

・6話、バーンの自爆を防ごうとして死傷を負ったネフェル皇帝を助けた存在
もはや伏線ではなくチラ見せ。ニアのブレイド姿を部分的に垣間見ることができる。

・ブレイドにもかかわらずビャッコと同調しドライバーもいない
=マンイーター。ちなみに「ニア」は融合した義理の姉の名前であると思われるのでブレイドとしての名前ではない(意図的に隠している演出)

・7話、エルピス霊洞で苦しそうなニア
エルピス霊洞はブレイドの力のみを奪う洞穴。

・7話、回想にてアーケディア兵が発した「人喰いのブレイド」
人喰いとはそのままの意味ではなくマンイーターのこと。虎型のブレイドであるビャッコへ向けられたものだとミスリードを誘う演出になっている。

・3話、冒頭でヨシツネがレックスたちの所在を知るために空中にエーテルの反応を投影したシーン
光点がブレイドの位置を表しているが、光点は4つ。
この時点でパーティにいるブレイドは、ホムラ、ビャッコ、ハナの3人。つまり残りの一つは…。
じっちゃんのかもしれないけど

・2話、モーフとの会話にて
ニア「アンタ最低だね 身体の傷は再生してもココロの傷はなかなか癒えないんだよ」
モーフ「私にはブレイドの気持ちがわかるんです――って?」
モーフ「ふふふ お優しいドライバー様もいたもんね」


モーフのブレイドを楯にするような非道な戦い方を見て。
ブレイドの気持ちがわかるのはブレイドだから。

・2話、パクス警備長とモーフの会話
モーフ「一目瞭然でしょ。それをあんなネコ型のフツーのブレイドを」
パクス「お お言葉ですが あれはネコ型ではなくトラ型――」
モーフ「うるさいっ! バカッ!」


ビャッコはトラ型のブレイド、ニアはネコミミが生えているネコキャラブレイド(ただし人型)。
当然モーフたちはニアがブレイドであることは知らないはずなので(知っていたらフツーのブレイドとは言わない)、一見何でもないギャグシーンに見えるがメタ視点から見た伏線と言える。
(ただしニアの本当の姿のモチーフはキツネ)


◆ブレイドと巨神獣が同一の存在であることへの伏線

・巨神獣の一部にあるクリスタル状の部位
コアクリスタル。巨神獣はブレイドとしての最終の姿。

・3話、巨神獣から生み出されるコアクリスタルと祈りを奉げるホムラ
巨神獣は元ブレイドなのでコアクリスタルが出てくるのは必然。
最期を迎えた巨神獣にホムラが祈りを奉げるのはもともと不自然ではないが、永い時を経たブレイドしての最期であると考えるとさらに合点がいく。(ホムラは巨神獣とブレイドの関係性を元々知っていた)

・エーテルラインの存在
巨神獣の体にはエーテルラインというデザインがある。7話で詳しく説明されるが、巨神獣の体を流れるエーテルの光である。
ブレイドにも共通して青白いラインが体表に存在する。そしてブレイドはエーテルを行使する存在。

・5話、巨神獣兵器に取り付けられた帝国の兵器、アエーシュマコアとの再戦闘前の会話にて
ジーク「ケーブルは断ったはずや」
ヨシツネ「確かにね でもこいつのコアにはまだエネルギーが残っている」
ヨシツネ「同じなんですよ ブレイドの武器と」


ブレイドのコアからエネルギーを武器に送り込み戦うドライバーと同じ仕組みである巨神獣兵器。
巨神獣がブレイドであることを示唆している。

・5話、シンとの会話にて
シン「なぜ人ごときに軛をかせられなければならん」
シン「ブレイドこそが 世界そのものなのに」
レックス「ブレイドが世界そのもの?」
レックス「こいつ―― 何を――」


抽象的な意味などではなく、物理的にブレイドは世界そのものという意味。
ブレイドの最終形である巨神獣は人の生活圏や生態系を築く大地となる。

・5話、カスミのセリフにて
カスミがテンペランティアに同行すると申し出た際のセリフで、カスミのブレイドを抑制する力が巨神獣にも効くという話が出てくる。
同一の存在なのでどちらにも効くのはむしろ当然と言える

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