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Shincheの屋根裏部屋

by宮大好きアジュマです。

僕の宝物66 成年皇族☆

2020-03-20 22:56:38 | 僕の宝物
成人の儀式は宮の職員一同の懸命な準備のおかげで滞りなく終わり
僕もやっと成年皇族の仲間入り
いよいよ皇族として重い責任を負う立場になった

成人になったと言っても結婚もしているし子供もいるのだから
単なる形式上の事にすぎないのだけれど
法律上今日からは酒も飲めるし、煙草も吸えるって事
残念ながら皇族に選挙権は無いのだけどね(笑)

これから本格的に皇族として活動するのかと思うと
身が引き締まる思いだ

去年の僕の誕生日に生まれた一粒種の息子のジン

僕にとっては只の一年だったけれど息子の成長を見ると
時間はただ過ぎていくのではなく意味があるのだと思わされる

成人の儀式が終わり昼食会が終わった後、
僕を含めた皇族と王族の新成人をお披露目する
馬上撃毬大会が開かれる事が恒例になっている

皇室が始まったはるか昔から王族の男子は馬を自由に操り
敵と戦って国民を守り導く事が王としての大切な役目だった

今は形式的になってはいるものの、伝統を重んじる皇室には
なくてはならない行事だ

本来ならユルも参加する立場だけれど
あの事件以来直接会ってはいない
あまりに傷が深すぎた・・・
お互いもう少し時間が必要だろう


赤と紺の競技服に着替え鉢巻を締めた僕!
先輩皇族達とともに其々の愛馬に騎乗し集まり始めると
ジンを抱いたチェギョンと母上達が僕の雄姿を見ようと馬場に現れた

ジンは馬上にいる僕が判らないのか
不思議そうに見上げて指を指しながらチェギョンに何か言っている

ジン、パパよ、カッコいいね!

と言うチェギョンの言葉に僕だと判ったのか
僕の顔とチェギョンの顔を交互に見ながら笑顔を向けてくれた

馬の嘶きに一瞬驚いてチェギョンにしがみ付いたけれど

大丈夫よ、怖くないからね♪

とチェギョンが宥めて静かになった馬に近寄り首元を撫ぜると
ジンも恐る恐る馬の首に小さな手を伸ばした

可愛いだろジン、パパのお馬さんだよ!

ジンの小さな手を感じた僕の愛馬は驚いたり驚かせたりする事も無く
ジンに優しいまなざしを向けて好きなようにさせてくれた

ジンはまだ動物に恐怖心を持っていない
僕らはジンが生まれた時、「危ないから禁止」と育てるよりも
危険が伴わない限り自分で経験して覚えさせようと話合っていたから
ジンが馬と自然にふれ合えた事はとっても良かった

自分も馬に乗りたいと思ったのか
ジンは両手を出して抱っこをせがんだので
チェギョンからジンを受け取り
僕の前に座らせた

ほら、高いだろう?
ママが小さく見えるね
お馬さんの背中って暖かいだろう?
ジンを歓迎してるよ♪♪
初めましてジン君って!

僕の言ってる事が判っているのか
小さな手でたてがみをそっと撫ぜながら
僕の方を振り返り嬉しそうにするジン

ジン、馬が好きかもしれないな?

そうみたいね♪
パパのカッコいい姿を見てジンも乗りたくなったのね

乗馬は皇族にとっては必須科目だからね
3歳になったら練習を始めるよ!

じゃあ今日は特別!
ジンとパパのお誕生のお祝いに一緒に歩いてみるか♪

ジンの「アイッ!」の合図とともに
ゆっくりと歩きだした

得意げに手綱を持つジンに僕も嬉しくなって
予定外の報道陣からの希望に応えて
親子2代の馬上の雄姿を披露することになった

一足ごとにキャッキャと声を上げるジン
馬の動きにリズムを合わせている
初めてにしてはリズム感がいいんじゃないか?

親バカまるだしの僕!(笑)
この子も太古の血を引き次いでいるんだな!感心

ジンと一緒に馬場を一回りした後
ジンをチェギョンに預けた僕は
広い撃毬場を颯爽と駆け回り
皇太弟の存在感をアピールした


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