ＮＩＳＡの合鉄、利食い！

　昨日（５月１日）、合鉄を利食いした。

・合同製鐵（5410）売り　100株　2,556円（指値。寄り直後に入ったもよう）

　合鉄は2015年、ＮＩＳＡで1,000株・187円で買ったもの（単位変更で100株・1,870円換算に）。

　ＮＩＳＡゆえに譲渡益が発生しないから７万円弱、儲かったのか。

　まずまず。

　これで残りは16年の159円（1,590円）買いと、17年1,620円買いの２単位で、いずれもＮＩＳＡである。

　とりあえず、買い下がった形になっており、わりと上手。

　振り返れば合鉄は、1993年に1,000円超（1,000株単位の時代）で高値をつかみ、大底に近い88円まで買い下がり（計4,000株だったか）、04年の反騰ですべてを中幅？利食いした思い出の銘柄である。

　苦節11年？　が、昨年、利食いを果たしたノリタケカンパニーリミテッド（5331）のほうが長期買い下がりであり、利食いに20年以上を要した。

　筆者もいい年なので、もうこうした長期買い下がりはできないだろう。

　長期買い下がりは、若い投資家にしかできない特権なのである。

　さらに振り返れば、筆者は05年に「若い投資家だけの最強の株運用法　スロー投資入門」（キャッチは「損切りなんか必要ない」）なる書籍を上梓した。

　出版社（アールズ出版）もあきれるほど売れなかったのだが、株の本というものは本当のことを書くと売れないのである。

　と、グチをいうのも年をとったせいか。
（以上）