ノリタケ、利食い

　昨日（21日）前場、売り指値しておいたノリタケが約定した。

・ノリタケカンパニーリミテド（5331）売り　100株　4,630円（指値）

　買いの平均値は4,340円で、買いはじめた当時（20年以上前！）、今、振り返れば手数料がバカみたいに高かったから、いくらも儲からないのだが、「利食い千人力」ということにしておこうか。

　これで手持ちはあと600株。

　まあ20年以上も、よく買い貯めたものだねえ、と、われながら感心してしまう。

　筆者の持ち株で古いのは、国際石油開発帝石と住友金属鉱山なのだが、ともに売ったり買ったりして結構な利益を上げ、今に至っている。

　国際帝石のほうは今、買い平均値前後の株価で低迷しているが。

　ここで下手くそな投資家たちに一つ、えらそうにアドバイスをしておこうか。

　よく、相場がいい時に積極的に買い、相場がダメな時は売り払って静観せよ、などという専門家がいるが、これは短期投資でも長期投資でも、おろかなやり方である。

　常に手持ちをある程度、抱えていないと、相場の底・天井がつかめないからだ。

　抱えていれば必ずつかめるというわけではないが、抱えていないとまるでわからない。

　それは何よりも人間の悲観・楽観で、底なり天井なりが形成されるからである。

　やはり相場は20、30代の若いころからやらないとダメなのかもしれない。
（以上）