ワインセミナーなど珍しくもないだろうが、なかなかその機会もなかった。最近、そのひとつ、南青山のとあるサロンで開催中の「ワインで巡るイタリアの旅」に出席することになったので、ワインなどズブの素人だが、ちょっとレポートしてみたい。
西麻布のワインバー「ヴィーノ デッラ パーチェ」の支配人兼ソムリエの内藤和雄氏によるイタリアワインのセミナーである。第一回はピエモンテ地方、第二回はトスカナ地方を特集していた。ワインの魅力はなんといっても、色と香りのデリカシーに尽きるのだと実感した。
まず、第一回のピエモンテ地方のワイン特集:
ここは冬季オリンピックで沸いたトリノを中心にしたワインの産地。
まずGavi "Etichetta Oro" '04 Morgassi Superiore をテイスティング。緑がかったレモンイエロー、りんご、洋ナシなど甘みのないフルーツのニュアンスだが、グラスを回すとメロンシャーベットのような香りも感じられる。フレッシュで溌剌とした酸味がありドライな味わい。生牡蠣などの貝類がよく合いそうだ。
次に、Barbera D'Alba '03 Silvio Grasso 濃いルビー色でリムは紫の反射。ベリーが主体だがスパイスもあり、鉄のニュアンスも感じられる。まろやかできめ細やかな味わいなので仔羊のローストや鶏肉のトマト煮などのお供に。内藤先生は独創的な発想を好まれる自由人なので、「ギョウザなんか良いですよ」と場の雰囲気をほぐしてくれた!
いよいよBarolo '99 Aurelio Settimo ガーネット色でリムはオレンジ、透明感に感嘆。土や森の下草、なめし皮のアロマの中にクローブなどスパイスのニュアンス。素晴らしいボリューム感と深い味わい。今飲むのであればイベリコ豚のローストにバルサミコと蜂蜜風味のソース添えなど相性がよさそうだ。熟成させるならもっとクラシックなソースの牛肉のお料理と素晴らしいマリアージュが期待できそう。
最後にデザートワインMoscato D'Asti "Su Reimond" '03 Cascina Palazzoマスカットのワインは明るいイエロー、熟れた洋梨に若いユーカリやヨモギのニュアンス。蜂蜜のような甘さは、アーモンドゼリーやシャーベットにバジリコなどを加えたデザートに供したい。。。。。
以上そこはかとなく夢の広がるひとときでした。
西麻布のワインバー「ヴィーノ デッラ パーチェ」の支配人兼ソムリエの内藤和雄氏によるイタリアワインのセミナーである。第一回はピエモンテ地方、第二回はトスカナ地方を特集していた。ワインの魅力はなんといっても、色と香りのデリカシーに尽きるのだと実感した。
まず、第一回のピエモンテ地方のワイン特集:
ここは冬季オリンピックで沸いたトリノを中心にしたワインの産地。
まずGavi "Etichetta Oro" '04 Morgassi Superiore をテイスティング。緑がかったレモンイエロー、りんご、洋ナシなど甘みのないフルーツのニュアンスだが、グラスを回すとメロンシャーベットのような香りも感じられる。フレッシュで溌剌とした酸味がありドライな味わい。生牡蠣などの貝類がよく合いそうだ。
次に、Barbera D'Alba '03 Silvio Grasso 濃いルビー色でリムは紫の反射。ベリーが主体だがスパイスもあり、鉄のニュアンスも感じられる。まろやかできめ細やかな味わいなので仔羊のローストや鶏肉のトマト煮などのお供に。内藤先生は独創的な発想を好まれる自由人なので、「ギョウザなんか良いですよ」と場の雰囲気をほぐしてくれた!
いよいよBarolo '99 Aurelio Settimo ガーネット色でリムはオレンジ、透明感に感嘆。土や森の下草、なめし皮のアロマの中にクローブなどスパイスのニュアンス。素晴らしいボリューム感と深い味わい。今飲むのであればイベリコ豚のローストにバルサミコと蜂蜜風味のソース添えなど相性がよさそうだ。熟成させるならもっとクラシックなソースの牛肉のお料理と素晴らしいマリアージュが期待できそう。
最後にデザートワインMoscato D'Asti "Su Reimond" '03 Cascina Palazzoマスカットのワインは明るいイエロー、熟れた洋梨に若いユーカリやヨモギのニュアンス。蜂蜜のような甘さは、アーモンドゼリーやシャーベットにバジリコなどを加えたデザートに供したい。。。。。
以上そこはかとなく夢の広がるひとときでした。