マグネットシート

2022年07月21日 | main page
ドローンを飛ばしていると はやり目立つようです。
まず、子どもが「あっ ドローン飛んでる!」
大人は、声に出して言いませんが、みなさん、そう思っているでしょう。

山あいの集落での飛行では、特に村の許可を取ることもなく飛ばしていますが、もちろんそこにも人が住んでおられます。

ドローン撮影は、早朝ですが、山間部の人たちも朝が早いです。
夏の今頃では、5時前から出て来られます。
ですから、なおさら目立っていると思います。
もちろん、そんなときは、
「おはようございます。ケーブルテレビの撮影でおじゃましています」
とこちらから挨拶をしています。

今は撮影の時、こういうものをくるまに貼り付けいてます。
マグネット式のシートです。
意外と効果があるものです。

つけていなときは、何やら怪訝な表情で、遠くから眺めておられる、というケースも多かったのですが、
これを貼ることにより、最初からにこにこと近づいて来られ、ときどきみているよ、とか、どこのテレビ?とか、聞いて来られます。
明らかに違います。

やはり 怪しいものではない、という表示は必要だと感じます。

このくるまは普段でも使っていますが、撮影の時のみ貼っています。




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ドローン登録制度

2022年06月30日 | main page
先日から、ドローンの登録制度が始まりました。
6月20日から原則として各ドローンに発信器をつけることを義務づけられます。

はっきりいって、理解しがたい制度です。
なぜ一個一個のドローンに発信器をつける必要があるのか。
その発信器からの信号を誰が受信するのか。
受信したところで、なにかメリットがあるのか。
わからないことだらけです。

仮にどこかの管理施設が受信するとして、
どこかでだれかがドローンを飛ばしているとおもいますが、それをずっと職員が監視しているのでしょうか・・・なにか悲しいものを感じます。

私のドローンは約1キログラム、最近のドローンはもっと軽くなって500グラムぐらいが主流です。
発信器は100グラムぐらいあるそうです。
飛行するものは自動車などと違って、重量やバランスには非常に繊細です。
まちがいなく、おおきく飛行性能を悪化させます。
現実的に不可能といっていいでしょう。

どうすれば・・・とおもっていたのですが、6月から施行以前から飛行させている人の場合、事前に登録しておけば、発信器装着は免除となる、とのこと。
もちろん登録をしましたので、発信器は付けずに済みます。
しかし、よかった、では済まされない気持ちが残ります。
・・・ではなぜこんな規則ができたのだろうか・・・。

これからドローンを購入する人たちにとって、大変厳しい制度になります。
とくに、重量の軽い初心者向きのドローンに発信器となると、事実上飛ばせない、ということになります。

先日、ドローン大手メーカーDJIから発信器を内蔵するドローンの案内がありました。一部プロ用だけです。
初心者用、汎用には予定がありません。

これは何を意味するのか。
業務とする人だけドローンを許可し、ホビーではドローンを飛ばせない、ということを意味しているように思います。

だれだって最初はホビーからです。
業務用ドローンのみ許可というのは、日本からドローンが滅亡しているしかないでしょう。


世界的に見れば、ドローンは確実に普及していきます。
撮影に限らず 運輸 医療 救助活動 いろいろな分野でドローンの可能性は無限大です。
そしてドローンを正しく普及せるためには幅広い裾野が必要です。

SNSや携帯。
ときには使い方を間違え、問題が起こります。
しかし、それ自体、良いも悪いもありません、要はつかいかたです。
ドローンも同じです。
正しい使い方とともに普及させることにより、よりよい社会が実現していくのです。

決まったことですから、守るしかないのですが、見直しを希望します。
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150m以上の飛行

2022年05月10日 | main page
ドローン飛行の最大高度は150mとされています。
それ以上は飛行機の領域となります。
150メートルを境に棲み分けているわけです。
しかし空港などと調整を行えばその空域を飛ばせてもらうことも可能になります。
ですから手順が多くなります。
しかし、どうしても航空写真のような俯瞰映像が必要な時があり、私の場合、年に数回この許可を取っています。

大まかには

航空機に関する3つのエリアに入っているかどうか地図で確認。
もしエリア内であれば、そこと調整。
東京航空交通管制部に届出、許可をとる。
そのうえで、DIPS(国交相)に申請、許可を取る。
飛行させる前日までに東京航空交通管制部に届出。
以上です。
詳しく説明します。


・まず飛行させたい場所が空港の周辺かどうか調べます。
侵入表面といいます。
国土地理院の地図で空港の周辺等を調べます。



地図 その他 他機関の情報 人口集中地区 および 空港等の周辺地域
とクリックしていけば、地図が表示されます。

この範囲は高度制限があります。
その高さは空港によって違います。
富山空港の場合45メートルです。
この場所は飛行機が高度処理や旋回のため必要なゾーンです。
したがってこの場所の許可は取れません。


・侵入管制区のエリアかどうか調べます。

https://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk10_000004.html
このページの下の方に航空局所管エリアと防衛省所管エリアが載っています。
これは広い範囲です。
もしこの範囲に入っていたら、そこに連絡します。
富山県の場合、広いエリアで小松基地エリアにかかります。
各連絡先は国交相ホームページ、あるいは最寄の自衛隊基地を調べます。


民間訓練試験空域のエリア内であるかどうか調べます。
これは国土地理院地図から調べることができます。
これは範囲が狭いので、私はかかることはありませんが。
かかっていれば下記に連絡します。
航空交通管理センター <TEL:092-608-8866>
shimizu-h03yg@mlit.go.jp

上記3つのエリアのどれもかかっていなければ連絡の必要はありません。
かかっていれば、そこに連絡し解答を得ます。ほとんどの場合「問題ありません」という返事です。


連絡方法は
まず電話でドローンで飛行させる旨を伝え、そのあと場所(緯度経度による指定と住所)、飛行日、最大高度、連絡先などをメールでおくります。
翌日〜3日ぐらいで、了解しました、という内容の返事が来ます。


参考例として私が送った内容です。

・・・・ 御中

ドローンによる150メートル以上の飛行の調整をお願いします。
・飛行場所 
以下の4点で囲まれた場所
36度46分1.66秒 137度0分52.96秒
36度45分58.00秒 137度0分55.13秒
36度46分6.08秒 137度1分9.38秒
36度46分9.24秒 137度1分6.97秒
(富山県高岡市守護町新 小矢部川河川敷)
・海抜高度 502.5メートル まで
 (飛行場所の標高は2.5メートル)
・機体の数:1機 
・飛行予定日時:4月12日から4月16日までの各日6時00分から10時00分
・連絡先:滝沢 卓 090-4324-3796
  939-0321富山県射水市青井谷4588-1
よろしくお願い申し上げます。


DJImavic2の場合、500m以上上昇させることはできません。ですから、申請も地上からの最大高度500mとします。

500mもの高い高度になると、ドローンが動いていても、映像はほとんど動いている感じにはなりません。
ですから、横移動はあまり意味がありません。
また500m上がると目視は当然できません。
その状態で横移動するのはリスクが高くなります。
ですから基本的に、エレベーターのように真上に上昇し、そのまま降りてくる要領でおこなっています。
ですから許可を取る範囲も半径100mぐらいで十分だと思います。
期間は天候の良し悪しも考え1週間ぐらいで申請しています。



そのあと航空交通管理センターへの連絡をおこないます。
まず、電話をしてその後詳細をメールします。
内容は先ほどと同じですが、
侵入表面でないこと、民間訓練試験空域、進入管制区のエリア外である、あるいはエリア内で既に調整が終わっていることを記します。
包括飛行許可がある場合はその番号も記します。

国土交通省 東京航空交通管制部
無人航空機照会窓口
cab-tacc-mujinki@ml.mlit.go.jp
   TEL:04-2992-1181

数日で航空交通管理センターから返事がきます。
その中に事前調整番号が記してあることを確認します。


・DIPSへの申請

これらの事前準備が整ってやっとDIPSになります。
書式に従って書いていきますが、その中で「その他特記事項」に

「・飛行前日までに飛行日時及び許可番号を関西空港事務所(cab-kixkyoka@mlit.go.jp又は050-3198-2870)に連絡する。 飛行の中止又は日時を変更する場合は遅滞なく同連絡先に連絡する。」
と書きます。
もし 飛行エリアがDID地区にかかっている場合は
「人口密集地区上空における飛行については大阪航空局へ申請済み」
という文章も加えます。
もしDID地区飛行許可をとっていない場合は飛ばせません。

「空域を管轄する関係機関との調整結果」欄に、調整結果と事前調整番号を記入します。

DIPSからの許可は1週間程度かかると思います。



・飛行前日までの連絡
飛行させる前日までに航空交通管理センターにメールします。
内容は以下のような内容です。
これは、告知だけですので返事は来ません。

・許可番号:関運情第194号(令和4年4月10日付)
・飛行予定日時:4月20日から4月23日までの各日6時00分から10時00分
・飛行場所:富山県高岡市守護町 小矢部川河川敷
・飛行高度:502.5m(海抜高度)
・機体の数:最大1機  
・最大離陸重量:1.0kg
・連絡先:090-4324-3796 滝沢 卓

かりに1週間の申請をおこなっていて最初の数日で撮影が終了したばあいは、できればその日のうちに許可番号と撮影終了の旨をメールします。
申請期間中この近辺を飛行している飛行機はドローン飛行情報に気をつけて飛行しているからです。



以上 長くなりましたが、150m以上の飛行の申請要領です。
かなり面倒なので、できれば150メートル以上は飛ばしたくない、というのが本音ですが、そうなるとますます申請要領を忘れてしまい、自分の表現の幅が狭くなってしまいます。面倒でも、時々は申請をするようにしています。



















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必携のもの

2022年02月16日 | main page
必携のもの
・跳ね上げ式サングラス
撮影の際はいつも跳ね上げ式サングラスを使っています。
裸眼で晴天の空を見上げるのは目を痛めてしまいます。
サングラスは目を保護してくれますが、
サングラスをかけたままだと、コントローラーのディスプレイが見えません。
空はサングラスで、コントローラーは裸眼でみたいものです。
サングラスに紐をつけて、首からかけてみたこともあるのですが、コントローラーをもっているので、なかなかうまくいきません。
そんなとき、跳ね上げ式サングラスがあることを知りました。
大変便利です。
指一本でグラス部分を上下できます。
また、角度も自由なので、中間あたりの角度にしておけば、
空はサングラスを通し、コントローラーは裸眼で見ることができます。
おすすめです、というか必携だと思います。





・ピンセット
これはmavic2だけかもしれません。
マイクロUSBをとりだすとき、なかなか指だけでは取り出せません。
ピンセットが必要です。

mavic2のハードケースにはかならずこの二つを入れています。

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事故報告

2022年02月10日 | main page
昨年の12月。
ドローンの事故が発生しました。
あまり公表したくないことなのですが、ドローン操縦者にとって、参考になればと思い報告します。


状況

場所 ある大きな雑居ビルと駐車場をつなぐ渡り廊下付近
時間 夜8時ごろ
目的 ビルの催し物(イルミネーション)の空撮

補助員はついていた。
プロペラガードは装着していなかった。
通行人がいないことを確認後離陸。
離陸後、操縦者の目前でホバリング(空中停止)させ、異常の有無をチェックしていた時に事故が発生。
突然、制御不能となり、ドローンは急激な横方向への加速をはじめた。
その時、コントローラースティックを反対方向に操作したが、まったく効かなかった。
そのまま、渡り廊下の壁に激突、落下。

という経緯です。
すぐそばに補助者と私がいましたが、さいわい怪我はありませんでした。
補助員と操縦者(私)以外、まわりに人はいなかった。
ドローンに関してはプロペラが破損、本体には異常なし。
国土交通省には事故報告として届出済み。
人的被害はなかったが、一歩間違えば大きな事故につながる可能性がありました。


原因

強い電波が混在する場所ではドローンが制御不能になる可能性がたかまります。
ですから私のドローンも含め、近年のドローンにはセルフチェック機能があり、ドローン自体だけでなく周囲の電波状況、GPS受信状況など自動的に調べ、危険を回避するようになっています。

事故発生場所は多くのWIFI電波が混在していたと思われます。
またビル自体も電磁波発生源となっていた可能性もあります。
電波混信状態を正確に測定する機器がないので断定はできませんが、事故場所は強い電波が混在したと考えます。
コンパス異常(後述)という表示が何度も出ましたが、校正をし「異常なし」を確認して飛行させました。
この「異常なし」という表示を過信しすぎたことが事故の原因であり、深く反省する次第です。
またプロペラガードを装着していなかったことも反省しています。

国土交通省によると令和3年度だけで、
「異常なし」の表示のもと離陸後、強い混信を受け制御不能、というケースが4件ありました。
今回の事故および、これらの事例を見ても、電波障害による制御不能はいつでも起こりうる、と再認識しました。

しかし、危険だから、自分もやらないし、みなさんやめましょう、とはいえない状況があります。
今、国や企業でも物流の一端をドローンが担う方向で動いています。
映像だけでなく、測量、農業などいろんな分野でドローンは著しく普及しています。
このように危険性も秘めたドローンがどんどん広まっていく中ですべきことは、いかに事故が起こる確率を減らしていくか、(けっしてゼロにはならないにしても)だとおもいます。

事故以降、行っている安全基準を以下に要約しました。


市街地飛行における新しい安全基準

・強い電波の可能性があるところでは飛行させない。

ドローンにはコンパスが内蔵されています。
ときどき、特に市街地では、コンパスが狂うことがあります。
そのままだと真っ直ぐに飛行しなかったり、ホバリング(空中静止)しなかったりします。
そのときはコンパス補正をします。
稀に補正できない場合があり、ドローンは飛行できません。
コンパス異常の主な原因は強い電磁波によるものです。

事故当日
「コンパス異常、校正してください」の表示が数フライトに一回の頻度で出ていました。
その都度校正し飛行させていました。
たとえコンパス校正ができたとしても、「コンパス異常」表示が頻繁に出る状況は電磁波が強いことを示しており、そのような条件では飛行させない。
このことを遵守しています。


・プロペラガードの装着

国土交通省の安全基準によれば
「人口密集地の飛行の際は、補助員をつける、あるいはプロペラガードを装着する」
となっています。
補助員は飛行中に人が近づいてきたときに注意喚起をするのが主な目的です。
プロペラガードはドローンが人や物とぶつかった時のダメージを最小限におさえるものです。
どちらも人的被害を抑える有効な手段ですが、目的が異なるので、一方があればもう一方はいらない、とはなりません。
補助員をつけた上でプロペラガードも装着するのが最善と考え、近くに人がいる場合、かならず装着しています。


・紐の装着

ドローンと地上を紐で結ぶ方法です。
(実際には紐のもう一方の端を操縦者の脇に置いたコンクリードブロックに結びます。)
そうすれば、ドローンは物理的に紐の長さ以上遠くへははいけません。
しかし、紐が長いと風などによる紐の揺れが原因でプロペラに巻きつく、
低空の横移動は紐が地面を引きずり引っかかる、などの心配もあります。
したがって長さ10メートルぐらいまで、垂直上昇のみ有効と考えます。
この方法でのテストは行いましたが、実際の現場での使用はまだ行っていません。
しかし重要物件や人との距離が取れない場合、非常に有効な方法です。
もっと検証を行い積極的に取りいれたいと思います。



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