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再手術、決まる。

2014-02-15 21:12:01 | 日記
癌告知を受けた翌日は
造影剤を使ったCT撮影と血液検査
を行いました。

勤務先では直属の上司を始め
先輩社員や同僚も心配していて
くれていたので
包み隠さず、悪性腫瘍=癌である事を
告白しました。
上司からは
『治療に専念して、無事に復帰して欲しい。手術の成功を祈ります。』と
暖かい言葉を頂きました。
転職してまだ入社半年の勤務先だった
ので、最悪の事も考えていただけに
ちょっと目頭が熱くなりました。

前に摘出した腫瘍から2センチ程度の
周辺を丸く切除する手術。
手術日は2014年1月16日となりました。
今回はセンチネルリンパ節の生検も
同時に行い、まず足底からの癌細胞が
最初に辿り着く場所が見張りリンパと
言われるセンチネルリンパとなります。
場所は足の付け根、鼠径部となります。
まずは足底から色素がある薬液を注射し
色に染まったリンパ節を摘出し
リンパ節に転移があるかを調べる。
その検査を前日に行うとの事で
15日に入院となりました。

前回の腫瘍摘出術から足の痛みも
無くなり、皮膚も回復してきて
柴犬の散歩も出来るようになった
ところでしたが。
またの手術により、柴犬さんは実家で
預かってもらう事になります。
それも長期になりそうです。

会社は15日~21日までの1週間、
休みを頂く事となりました。

癌告知

2014-02-14 02:14:02 | 日記
主治医の先生から連絡あった翌日が
仕事納めでした。
年明け早々の1月8日は早退しないと
いけなくなるため、会社の上司には
それとなく
『あまり良い結果ではないようだ』
とだけ伝え、早退許可を得ました。

年末年始は悶々とした日々を
過ごしました。
実家に帰省した際、母とは随分と
話し合った。
これから治療の事、万が一死ぬような
事があったら葬儀はいらない、
今飼っている柴犬の世話を一生見て
欲しい、などなど…。

そして、迎えた2014年1月8日
14時に会社を早退し、16時前には
病院に到着しました。
主治医の先生に、呼ばれて開口一番に
『今日はお一人ですか?』
『…、誰か来た方が良かったですか』
誰かって独身だし母か仲の悪い兄しか
いませんけど…。
先生はパソコンに文字を入力しながら
病名や今後の治療計画や
セカンドオピニオンについて説明
してくれました。
『やはり病理検査の結果、悪性黒色腫でした。別名はメラノーマです。』
『はぁ、悪性でしたか…。』
保険に携わる仕事をここ5年近くやって
いるので病名も怖い病気である事も
ある程度は知っておりました。
先生はゆっくりと説明して頂けるし
こちらからの質問には明確に、かつ
人の話を遮らずに耳を傾けてくれる
人柄の良さが伝わってくる先生です。
しかし、出てくるのは
『あーあ』と溜め息ばかり。

この癌告知を2枚プリントアウトし
1枚は署名を書いて提出しました。
病院でも癌告知をしたと、書面で
残しておくのだろう。
1枚はもらってきました。
1時間ちょい話をしましたが
その後は再手術の日程の話し合い。
その前に翌日、造影CT検査と血液検査も
行うとの事。
また早退です。

病院を出たのが18時前あたり。
車の中で、すぐに母親に連絡。
癌である事を伝えました。
1時間近く話したと思います。
その後自宅に帰宅して、2人の友人にも
電話して癌である事を告げました。
2人とも対応に困ってしまったようで
悪い事したなと後悔しました。

2014年1月8日、一生忘れられない
癌告知を受けた日となりました。



良性?悪性?

2014-02-13 09:00:10 | 日記
2013年12月14日の土曜日に退院して
その日の午後と翌日曜日は、休息と
歩行練習を自宅で行いました。
たかが2センチ程切られただけなのに
歩行は辛く、右足はどうしても
不自由です。
しかし月曜日からは仕事復帰しないと
いけませんし、何と言っても
都心に向かう片道1時間強の
通勤ラッシュ!
耐えなければいけません。
抜糸は28日の土曜日、最初に診察して
もらった病院で若い先生が行って
頂けるとの事です。
腫瘍の病理検査の結果が気になる所
ですが、自分の中では良性だろうと
強く思っておりました。

しかし、26日の昼頃
主治医の先生から携帯電話に着信が!
そう言えば術後の病室での会話で
『病理検査の結果で再手術が必要な場合、連絡しますね』と言われた事が
脳裏に過りました。
先生は
『病理検査の結果がほぼほぼ出まして、どうもあまり良いものではない。詳細をお伝えしたいので時間を作って病院に来て欲しい』と言われました。
良いものではない=悪性?
『悪性っていう可能性があるって事ですか?』
『そうです、しかしあまり深く考え込まないて下さい!』
『わかりました』
と言うしかありませんでした。

昼休みのやり取りでしたが、早速母親に
その旨の報告。
その昼休みは、かなり呆然とした時間と
なってしまいました。
次回、2014年1月8日の16時~で
予約を取りました。

腫瘍切除

2014-02-12 06:19:20 | 日記
仕事は2日休みを頂き、12月12日に
腫瘍摘出の手術を受けました。
46年生きてきて、初めて体にメスを
入れる手術。
やはり緊張するものです。
入院は10時で、差額ベッド代が発生する
二人部屋、とは言っても実質一人でした。
手術が15時頃なので、病室でのんびり。
手術室までは看護師さんと歩いて
行きました、帰りは車いすでした。
手術の時、足底に打った数本の麻酔注射がかなり痛かったのですが
その後の約30分の摘出手術は全く痛みはありませんでした。
摘出した腫瘍を先生に見せてもらいましたが、かなり大きな腫瘍でした。
サザエのつぼ焼きみたいな(笑)
先生も想像していたより大きかったと。
良性か悪性かは病理検査に出してみないとの事でしたが、悪性の可能性も
捨てきれないと微妙な回答でした。

術後の痛みはほとんどありませんでしたが、予防の為処方されたロキソニンは服薬しました。
14日の土曜日には退院したのですが、
歩行への不自由さは暫く続きました。
しかし月曜日からは通常通り、仕事に戻り1時間強の通勤ラッシュに耐えながら出勤しました。
入浴は退院した日から可能との事で
湯船に浸かった後は、必ず石鹸で洗って下さいとの指示かありました。

この時の手術はまだ、良性腫瘍摘出術だったのですが...

手術の手続き

2014-02-11 02:30:05 | 日記
近くの皮膚科に初診した4日後の
2013年11月20日、I市立病院に初診。
仕事は午前休を取りました。
30代半ばのしっかりとした感じの先生で、人の話をきちんと聞いてくれる。
第一印象からして信頼出来る、
この先生が今後お世話になる主治医です。

結局、手術して病理検査に出さないと
良性か悪性かはわからないとの事で
12月12日に入院し手術、12月14日退院の手続きをしました。
この頃までは、まだ暢気に考えていて
悪性だったらがん保険の診断給付金が
一気に受給出来るかな?とか
上皮内新生物でもいいなー、とか
良性だったら貰えないなー、などと
随分とお気楽な気持ちで構えて
おりました。