みずうみだ❗️また、出会えた‼️

怪しい農道へと、歩いて行く
妻も、さすがに無口だ
でも、この道に来る前に
もちろん、一言
声は、掛けたよ
ちゃんと、頷いてくれた
少なくとも、自分以上には
疲れていないしね
やはり、体育会系の
体力には、脱帽しかない
農道は、幅広い幹線から
直進する感じで
小さな集落へと、入って行く
でも、その先は
すぐ、集落を抜けている
やっぱり、そうだ
みずうみの土手だ
見上げる土手がある❗️
数メートルはありそうだ
この高い土手が
みずうみの浅瀬を
田んぼに変えたのだろう
農道は、どんどんと
高い土手に向かって行き
やがて、土手に沿って
折れて行くけど
短い畦道に、入れば
土手へと、上がれるみたいだ
妻に、目配せした
さあ、上がってみよう
やっぱりだ❗️
一望のみずうみ‼️
少し、遠く
朝に、渡った
ダムのような水門も見える
一周してきたんだ❗️
でも、土手の上は
歩けないこともないけど
この辺りは
ちゃんとした道には
なっていないみたいだ
この先、何処で下の道に
戻れるのかも、分からない
さすがに、これだけ歩いて来て
これから、更に
道なき道を、彷徨う
そんな勇気などは、ない
元の畦道に、戻った
そして、元の農道
しばらくすると
見たことがある
そんな集落が、現れた
そこは、もう
県道沿いの家並みの
裏手になるのだ
そうか、もう
その辺りの道を折れて
集落を、突っ切れば
県道に出れるんだ❗️
あの我が家のある
住宅地から降りて来る
陸橋へと繋がる道だ
この道は
あの隣街の、大寺院への
参詣道の、その古道に
並行して、付け替えて
幅広い、幹線へとした道だ
昔、みずうみだったかも知れない
その干拓地の田んぼに
隣接している集落は、低地で
県道へは、一段上がって行く
とにかく、念願の湖畔には
もう一度、出られたからね
心残りはなくなった
さあ、集落を抜けて
県道に、上がろう
上り切ると、そこは県道だ
交通量は、かなりある
見計らって、県道を渡る
道の反対側には
田んぼへの斜面に張り出した
通学用の、立派な歩道がある
その歩道を、歩く
さあ、最後の頑張りだ
住宅地との間にある
里山丘陵が、見えて来た
あの陸橋には、行かない
この辺りからは
近道の抜け道がある
そっちから、帰ろう❗️
　　　　　　　　to be continued