カオスの世紀

カオスとは「混沌」、そしてこの21世紀に生きる自分の混沌とした日常を気ままに書き綴っていきます。

能古島の絶景

2006-09-28 | 日常の出来事
高速と都市高を乗り継ぎ、愛宕ICで降りて、すぐに姪浜の能古渡船場があります。福岡市内からは混んでさえ無ければ実に近い場所にあります。そこからフェリーでわずか10分の博多湾のど真ん中に能古島はあります。フェリーは大人往復440円で1日23往復(日祝は21往復)。実に便利です。
この日は能古島名物の秋桜がまだ咲いていない時期なので、まだ観光客はほどほど。それでもこの日は抜けるような青空でまさにこの能古島観光には絶好の一日でした。
車は渡船場の近くの駐車場(一日500円)に停めて、フェリーで島へと渡りました。フェリーの中の席に座っていると、前に外国人の親子5人が居ました。言葉からするとラテン系のような感じです。かわいらしい小さな女の子も含め女の子二人、男の子(と思うけど・・・)一人と両親の5人。自転車に乗って元気に乗り込んできました。この家族とは結局、帰りのフェリーまでずっと一緒でした。

さて、そんな福岡らしい国際的な観光客も含めて、フェリーがほぼ満席になるくらいの観光客が来てました。
フェリーを(あっという間に)降りると、西鉄バスで「能古島アイランドパーク」まで。
凄い狭い道をくねくねと凄い運転で登っていくのでまるでアトラクションでも乗ってるような感じで到着。

アイランドパークは結構広くて、何と言ってもロケーションが抜群!
まずは公園入ってすぐに、”うさぎ”と”やぎ”とふれあえる場所があり、そこでしばらくうさぎとやぎと戯れる事に。
うさぎはどうもなつかない感じで、我々大人が近づいても逃げるばかり。
一方のやぎはえさをやたらとねだって、彼女と二人で爆笑しましたが、そのエサを食べようとする姿が傑作!
これでしばらくは楽しめました。

少し公園を歩くと、まだ花の咲いていない花壇があちこちに。う~んもう少し時期が後だと綺麗な秋桜なんかが見れるんだろうなあ。それに桜の木なんかもあったし、季節ごとにも楽しめそう。しかし、残念ながらこの日は綺麗な花はほとんど拝めず。

次に「思ひ出通り」なる古い建物の小さな通りがあります。始めに「思ひ出屋」なる昔懐かしの駄菓子屋さんがありました。
ここが実に子供心を誘って、意外と楽しみました。二人で懐かしい駄菓子屋のおもちゃなどを見て楽しみ、僕は2回転する懐かしの紙飛行機、彼女は割れないシャボン玉をそれぞれ、ラムネと一緒に購入。
ラムネを飲んで一息したら、近くにあったグラウンドで(ここでは野球やサッカーのボールを貸し出してもらって遊べます)、二人で懐かしのおもちゃで楽しみました。何か童心に帰ってしまいました(周りから見たら変なカップルだったかも・・・)

さてにあるくと古い民家や商家の建物が並んでます。ここは福岡市内などにあった古い建物を移築して保存してるものです。
中でも福岡の画家「西島伊三雄」のわらべ絵が展示してあり、これがかわいくてなかなかいい感じ。
特に童話をモチーフにした絵や、特に博多祇園山笠を題材にした絵は親しみのある絵です。たまたま、この日持ってきていた扇子が彼の作品のものでした。そんな縁もあり、山笠の祝いめでたを唄っている絵を1枚購入しました。

さてこの通りを抜けると、一気に開けた広場に出ます。ここがもう最高に絶景!
志賀島から博多湾、福岡タワー方面まで一望出来ます。もう少し後の時期だと、ここにある花壇一面に秋桜が咲いて本当に綺麗なのですが、まだこの日はわずかに咲いているだけ。それでもこの絶景には感動しました。

充分にアイランドパークを堪能して、夕方にはフェリーに乗って市内に戻りました。
それにしても、福岡の都会を臨みながらも、自然に溢れたこの島の風景は、他には無い魅力です。
なかなか福岡以外の人は足を伸ばしにくい場所でもあるので、福岡以外の方でもしちょっと足を伸ばせそうな方にはぜひオススメの場所です。しかも格安で行けます。この日能古島で使ったお金は恐らく2千円程度。これはお得です。
ぜひお試しあれ!(写真は能古島からの福岡タワー方面の風景です)


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