むかしから好きな菓子パン。
福岡にある中堅製パンメーカー、リョーユーパンのビーンズロール。
とはいえ子どもの頃,学生の頃から食べていたわけでなく、
比較的最近、福岡へ戻ってきてからよく食べるようになった。
なので15年くらい前からだろうか。
フォントデザインが’80年代チック。
たぶん昔からあるロングセラー商品。
ふんわり生地の大きなコッペパン風のパン。
その生地のなかに、甘く炊かれた大粒の豆が入っている。
三等分に切り込みが入っており、
その内部には、マーガリンとクリームがたっぷり詰まっている。
クリームも甘く豆も甘く、それはそれは甘いハイカロリーな菓子パン。
生地に入っている甘い豆、ずっと小豆だと思っていたが、
赤いんげん豆(レッドキドニー)だった。
サラダやチリコンカンなどで使われる豆だ。
確かに小豆にしてはでかい。
少なすぎず多すぎず、絶妙な量が練り込まれている。
そして内部のマーガリンとクリーム(ミルク風クリーム)。
ハミ出すほどでもなく物足りないほどでもなく、これまた絶妙な量。
三等分に切り込みが入っている。
マーガリンは発酵バター入りらしい。
どう見てもロールパンではない。
ビーンズロールの“ロール”の意味が解らなかったが、
これはもしかしたら、ロールケーキに見立ててのネーミングかもしれない。
カットされたワンピースで見ると、ロールケーキに見えなくもない。
切れ込みが入って三等分されているので、
ちぎって食べたり、あるいはシェアしたりもできるが、
パッケージの写真のようには完全にはカットされておらず、
生地の底はつながったままみたく、慎重にちぎらないと失敗したりする。
それに、カットの隙間部分からマーガリンとクリームが入れられているようで、
これがトロッとこぼれ出て、手が汚れたりする。
ちぎらずそのまま食べる方が無難だと思う。
シェアするときは、ミルクとマーガリンの量で、
圧倒的に真ん中が有利になるので喧嘩勃発する可能性も。
なかにたっぷりのマーガリンとミルク風クリーム。
これがまたおいしい。
外からみて、なるべく豆がたっぷり入ってるのを選びたい。
実際、売場で商品をあさったりはしないけどね。
豆が多いとテンションが上がる!
甘納豆が好きなので、必然的にこういった菓子パンが好き。
プラスアルファでマーガリンやクリーム入りで小腹を満たしてくれる。
この歳になると、あまり好ましくない食品なのだろうが、
それは菓子パン全体にいえること。
なるべく控えるように心がけたいが、ついつい買ってしまう、罪なパンのひとつ。
菓子パンはうまい!
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