波打つスティック状のビスケット、表面の粒塩と練り込まれた黒ゴマ。
カリっと歯ごたえがあるものの、口の中で柔らかく溶けていく。
素朴なビスケットの風味に、黒ゴマの香ばしさが絶妙。
自分が小さい頃からずっとあるロングセラーお菓子、ギンビスのアスパラガス。
ふだん記事タイトルに商品名しか入れないのだけど、
既に以前、野菜のアスパラガスの記事を上げていたため、
差別化するために“アスパラガスビスケット”ととした。
“ギンビス アスパラガス”にしようとも思ったが、
記事タイトルには、なるべく社名も入れないようにしているので、
アスパラガスビスケットで落ち着いた。
パッケージにも一応、ビスケットの表記があるし、よかろ。
最近のパッケージ裏には食べ方なんかが紹介されている。
グリッシーニの代わりにはならないかな・・・?
まあ、タイトルうんぬんは置いといて、なつかしのお菓子紹介。
誰もが知っているであろうビスケット、ギンビスのアスパラガス。
大手メーカーがロングセラー商品を大きくリニューアルさせたり、
パッケージを現代風に変えたりしているが、
このアスパラガス、細かなリニューアルはなされているようだけど、
派手さも目新しさもなく、ずっとこのまま。
よく言えば、小さい頃に見たときのまま、ずっと変わらない。
昨年アスパラガス販売50周年を迎え、期間限定で販売された復刻版のパッケージ。
初代パッケージなのかな?
アスパラガスといえば、モンドセレクション金賞受賞!の輝かしいマークなのだが、
最近の商品にはそれが載っていない。
受賞から月日が経ってしまい、もうそれを載せられないのか?
それともモンドセレクション自体の価値が低くなってしまったのか?
あれもこれも受賞していて、消費者から見ると、
正直モンドセレクションの権威というか、賞の重みがあまり感じられなくなっている。
ISO認定取得も同じ。
はじめ頃は凄いことなんだろうな・・・というふうに思ったが、
そこらへんの小さな電気工事や土木業者なんかも付けはじめ、
最近じゃ重みも感じられず、本当に凄いことなん・・・?って疑問に。
1975年と2008年にモンドセレクション金賞受賞とある。
調べてみたら、商品にあの受賞マークが付けられるのは受賞から三年間らしいので、
今はパッケージにあのロゴマークを付けられないのね。
コンビニ向けPB商品。
・・って、パッケージにギンビスアスパラガスって明記されているから、もはやPBって言えないような。
変わらぬ味のアスパラガスだが、最近じゃ味のバリエーションも販売されていた。
バタートースト味だったが、正直イマイチだった。
やっぱりアスパラガスは、シンプルイズベストで、ノーマルなのが一番おいしい。
チョコレート味もあったが、あれは片面にチョコが塗られただけで、味そのものは変化なし。
味のバリエーションがレギュラー商品としてあまり発売されない。
やっぱり素朴さ ありきの商品なんだと思う。
ミニタイプのアスパラガス、こんがりバタートースト味。
ノーマルのものよりも短くて、一口で食べられるサイズ。
シンプルでおいしいアスパラガスだけど、
一人でひとふくろ全部を食べようとなると、どうしても途中で飽きが来る。
いや、一度に食べ切らずに残しとけよ!と思うかもしれないが、
このアスパラガス、すぐに湿気てしまう。
まあ、アスパラガスに限らず、ビスケットの類は大抵そうなのだけど、
湿気て風味が落ちてしまうよりは、無理してでも一度で食べ切りたい。
そんなとき思いついたのが、チョコレートクリームを付けてみる。
チョコレートクリームを塗り、さらに小さな粒のカラフルなチョコレートを付ける。
カラースプレーでもいいが、駄菓子のそれの方が安かった。
そうして再現したのが、明治のヤンヤンつけボーだ!
粒が大きすぎた・・・やはりカラースプレーでなきゃダメだった・・・。
チョコクリームを塗ろうとしても、クリームの固さに負けて、アスパラガスが折れる・・・・。
チョコクリームを予め冷蔵庫から出して、少し柔らかくしておく必要がある。
あと、カラースプレーの代用にしていた駄菓子のチョコレートが大き過ぎた・・・。
でも、美味しかったからいいか。
ヤンヤンつけボーよりは食べ応えはあった・・・はず。
なにはともあれ、たまに無性に食べたくなる懐かしのお菓子。
そのひとつ、ギンビスのアスパラガス。
今度は生ハムでも巻いて、グリッシーニのようにして食べてみようか。
合わないような気がするので、やっぱやめとこう・・・。
パッケージに謎の生物のマスコットキャラ。
これは何だろう・・・アナグマ?
調べてみたら、仔グマのコロちゃんだそうで。
なんでも創業者が飼っていたクマがモデルだとか。
く・・・クマ飼ってたの!?
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