昨年12月末から販売されはじめたカップ麺。
パッケージに、CMでおなじみ、“どんぎつね”こと、
キツネに扮した俳優、吉岡里帆ちゃんが載った商品2種。
本当に本人が考えているのかあやしいところだが、
吉岡里帆ちゃん自身が考案したというアイデアレシピシリーズの第5弾。
今回は変わり種の商品ではなく、見たことのあるパッケージ。
どん兵衛には既存だった商品2種、ちゃんぽんと、鶏南蛮そば。
それぞれに味変えオイルの小袋をプラス。
途中でこれを加えることで、味を変えて2度楽しめるというもの。
いつものとおり、2種とも購入して食べた。
まずはちゃんぽんから。
見た目は、長崎市内を中心に長崎県内で広く食されている、
もっともスタンダードな白濁スープのちゃんぽん。
鶏ガラ&とんこつベースのようだが、しっかり魚介のダシも含まれている。
ちゃんぽんらしく、麺はもちっとした太麺・・・いや、ふつうのどん兵衛の平太麺。
パッケージをよく見ると、ちゃんぽん“うどん”となっている。
純粋なちゃんぽんではなかった。
具はキャベツにニンジン,コーンとかまぼこが入っているけれど、
ちゃんぽんにしては量はやや少なめか。
九州人としては、古くからあるカップのちゃんぽん、
マルタイの長崎ちゃんぽんの味に慣れ親しんでいるので、
どん兵衛のちゃんぽんスープ、イマイチとまではいかないけれど、そこそこって感じ。
そこへ味変えオイルを加える。
焦がしニンニクオイル。
熊本ラーメンなどに加えられる、黒マー油みたいなものか。
焦がしニンニクオイルを入れると、スープの色が一変。
白濁したものから、黒ずんだものへと変わる。
焦がしニンニクの香りがさらに食欲をそそる。
味も香りも一気に九州っぽさが増して、ワイルドなものに変化。
できれば半分食べてではなく、食べ切ってから替え玉をこれで行きたいところ。
まあ、ちゃんぽんで替え玉ってサービスは聞いたことがないけれど。
次いで食べたのが鶏南蛮そば。
鴨南蛮ではなく、鶏南蛮であるところに注意。
鴨肉はにおいにクセがあるので、万人ウケする鶏で正解かも。
具は鶏団子とネギのみ。
あっさりとしたしょうゆだしに、ツルツルのストレート麺。
そば麺はのどごしも重要。
日清のカップそばの麺は他の追随を許さないと思う。
第4段にあった、淡麗塩だしそば。
そのさっぱりした塩だしスープを、スタンダードなしょうゆだしに変えただけのようだ。
味変えオイルは、山椒香味油。
ここで失敗。
半分食べてではなく、最初からこれを入れてしまう・・・。
なので味の変化は判らず。
味オンチなので山椒の香りも味もそこまで判らず。
お湯を入れた後のフタ閉めを、ぬーどるストッパーの不知火舞さんにお任せ。
ショーケースで飾ったりせず、本来の用途で使ってるの自分くらいだろう。
そのため、美しい太ももに目立つ汚れが・・・。
食べたのは昨年12月30日だったが、
大晦日にはそばを食べていないので、実質これが昨年の年越しそばになった。
第5弾にきて、ネタ切れ気味だろうか?
今回の商品はこれまでほどのインパクトもなく、
また、パッケージのどんぎつねさんにも自信が感じられなかった。
やっぱり本当は吉岡里帆さんが考えているわけではないんじゃ・・・?
気になるのは昨年末に放映されていたどん兵衛のCM。
除夜の鐘を聴きながら年越しそばを食べる星野源。
その目の前から、薄れ消えてゆくどんぎつね。
数年続いたこのCMシリーズも終了してしまうのでは?
・・・と心配したが、年明けうどんのCMもそのままやっていたようなので、まだ続くのかな?
このCMシリーズ、まだ続いて欲しい。
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