よろず戯言

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生クラゲ

2013-10-13 00:34:29 | グルメ

秋も深まってきたけれど、夏においしい海の幸、クラゲ

クラゲといえば、中華サラダに入っているものや、

珍味のうにクラゲに入っているものならば、食べたことのある人も多いだろう。

が、ここ数年、スーパーなどで見かけるようになったのが、

正真正銘、味付などの調理加工がされていない、「生」のクラゲ。

 

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水産メーカー各社から、食べやすい大きさにカットされたものが売られている。

このメーカーのはちょっと塩気が強いので、長めに真水にひたして塩を抜いた方がいい。

 

福岡県の柳川市では夏期に生のクラゲがそのままの姿で販売され、

ふつうに生のクラゲが食卓に並ぶ・・・。

某バラエティ番組で紹介されてから、急激に普及し、

それまで確かに見かけることがなかったが、

自分の住んでいる田川でも、ふつうに売られるようになった。

初めて食べたときから病みつきになり、

以来、夏にこだわらずよく買って食べるようになった。

 

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ところてんや葛きりのように涼を味わえる。

このクラゲ、“ビゼンクラゲ”という種らしい。

 

どう食べるのかというと、好みで薬味を乗せてポン酢で食べるだけ。

自分は何も乗っけず、ただポン酢のみでいただく。

コリコリとした食感がたまらない。

クラゲ自体は無味無臭。

ポン酢で味が決まるので、カツオ出汁の効いた、

すだちや柚子果汁たっぷりの、いいやつで食べたい。

 

ところてんや、もずく酢同様、

暑い夏に涼を呼ぶ食べ物だが、生クラゲは通年手に入る。

保存もきくため、冬に楽しむこともできる。

クラゲは99.9%が水らしく、組織が無いので腐敗しないのだろう。

事実、自然下のクラゲの死体は数日で跡形もなくなってしまう。

 

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クラゲの“傘”の裏側も含まれている。

さすがに脚(触手)は含まれていないようだ。

 

一見グロテスクだが、この歯ごたえは本当に病みつきになる。

まだ食べたことのない方、もし見かけたら、食べてみよう!

中華サラダやうにクラゲに入っているものとはまた違う、

“ホンモノのクラゲ”に出会えることうけ合いだ!

ポン酢にはこだわって欲しい。

この時期だと、かぼすで作られたものがオススメ!

 

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一気にすするのではなく、

ちょっとずつ口に含んでコリコリして食感を楽しみたい。

 

 

95410588

クラゲ捕獲の様子。

ウェナ諸島・ミューズ海岸にて。

 

 


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