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よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

時を越えた友情

2015-01-26 23:23:13 | ドラクエ

本記事「時を越えた友情」には、

ドラゴンクエストⅩ Ver.1ゲームの終盤ストーリーの内容、

ボスキャラに関するネタバレ記述や画像があります。

まだクリアされていない方、これからプレイされる方は、閲覧をお控えください。
 

記事を書く時間がとれなくて、前回より間が開いてしまったが、「ちっちゃいアバさま」の続き。

オフラインモードをクリアし、いよいよ本編(Ver.1)の最終ストーリーに臨む。

キーエンブレムはとうの昔にコンプしているので、後はもうラスボス・冥王ネルゲルに挑むだけ。

だが、その前に厄介ごとが待ち構えていた。
 



 
堕落しきった現代の破邪舟師の魔法使い・フルッカ。

既に破邪舟を創る能力は何百年も前に失われ、

彼女は単に過去の術師の末裔というだけの存在。
 

オーグリード大陸にある、万年雪に覆われた極寒の地、ランドン山脈。

その山頂から、冥王の居る“冥王の心臓”へと向かう。

賢者ホーローの手引きで、いざ山頂から冥王の心臓を目指そうとするも、

強力な魔力によって入り口は固く閉ざされており、侵入を拒まれる。

ホーローの力を持ってしても、突破するのは無理。

そこでアバさまがかつて言っていたという、破邪舟師の末裔を訪ねることに。

破邪舟を創り出し、それで挑めばいかな強力な魔力であろうとも突破することができるらしい。
 

ホーローとともに、破邪舟師の末裔が住むという、グレン城下町へと向かう。

だが、そこに居た破邪舟師の末裔は、ぐうたらな女魔法使いのフルッカだった。

彼女の話によると、自身は破邪舟を創る能力は持っておらず、父親も使えなかった。

一子相伝の秘術だが、どうやら、とうの昔に廃れてしまっていた模様。

愕然とするホーローだったが、またもアバさまの予言を思い出す。

その予言に従い、時渡りの能力を持った主人公が過去の世界におもむき、

その時代の破邪舟師を助け、その術が失われずに現代まで引き継がれるようにするというもの。
 
 


なんだか複雑であるが、とにかく過去の世界に戻ることになった。

フルッカの家にあった古い書物によると、破邪舟を創る術が途絶えたのは500年前。

その時代、世界を襲った未曾有の危機が関わっているようだ。

過去の世界に行くのには、人間の姿で箱舟号を使用して行く必要がある。

だが主人公はエテーネの村がネルゲルに襲われた際、命を落とし、

その魂は“生き返し”の術で、同じ日に死んだ同じ名前のドワーフの体にのりうつっている。

しかしアバ様はそれも察知していたようで、

主人公の人間の体は今もエテーネの村で守られていた。

過去の世界に行く前に人間の姿に戻る。

変わり果てたエテーネの村で、やはり命を落としていたアバさまの魂と、

カメさまによって主人公の体は大切に守られていた。

人間の姿を取り戻した主人公にネルゲルの魔の手が伸びる・・・。

 


ジワッとくる・・・。

先にオフラインクリアしてよかった。
 


カメさま・・いや伝説の天馬の力によって間一髪ネルゲルの魔の手が逃れた主人公。

そこは、いつか来た神殿、光の神殿。

そこで待っていたのは、ドワーフの姿の主人公・・・いや、本来のドワーフの魂だった。

これまで彼の体を借りて冒険をしてきた。

その彼から激励の言葉をもらい、打倒ネルゲルを誓う。

人間の姿を取り戻し準備万端整った。

急いで過去の世界に行き、破邪舟の術を現代に蘇らせなければならない。
 



ブワッとくる・・・。
 


再び人間の姿でグレン城下町のフルッカの家。

ホーローに言われたとおり、箱舟号に乗るため、駅を目指す。

イベント終わったら、強制的に家の外に放り出された。

装備品すべて引っぺがされた状態、パンツいっちょで外に放り出されるのはいかがなものか。

幸い他のプレイヤーは誰一人居なかったが、

まだみんながVer.1を進めていて、この辺りもにぎわっていた頃、

女性キャラ(中の人も)でこんな仕打ちされたら、けっこうきついんじゃなかろうか?
 

・・・気を取り直して、箱舟号に乗り、新たに追加された行き先を指定する。

到着したのは過去のグレン城下町駅。

しかし様子がおかしい。

オーガの町のはずなのに、人間しか住んでいない。

しかも皆、水に飢え何かに脅えて暮らしている。

なんでも二つ目の太陽が現れ、世界中を干上がらせているのだとか。

多くの者が死に、わずかに生き残った者が、水を求めてグレン城で身を寄せ合って生きていた。
 


グレン城はなぜか人間達が支配していた。

この人の名前忘れた。
 



ここでこの時代の破邪舟師と会う。

ナマイキな人間の少年、エルジュだった。

彼の父親が破邪舟師で、二つ目の太陽、偽りの太陽を沈めんと

単身乗り込んだものの、消息を絶ってしまった。

そんな父親に浴びせられる罵声や批難の声。

それに耐えかねたエルジュは、破邪舟の術を継承し、

父親の無念を晴らすべく、単身グレン城下町を出る。

 

エルジュに死なれては、ここで完全に破邪舟の術が廃れてしまう。

主人公は彼を追い、術を継承する儀式の手助けをすることに。

継承の儀式は、3人の賢人に認められて完全なものとなる。

エルフのヤクル,プクリポのフォステイル,オーガのガミルゴ。

だが、彼らは人間を憎んでいた。

この時代の人間は、自分たちだけが助かるために他種族を排他し、

オーガ達からグレン城を奪い、貴重な水を独占していたのだった。
 

エルフ達のリーダー、ヤクル様。

脇に居る少女は若き日のヒメア様!
 


そんな逆境のなか、エルジュの前途多難な旅が始まる。

これをひとつずつクリアしていくも、

最後のひとり、オーガのガミルゴだけは、

継承の儀式に必要な条件があまりに困難で、エルジュは最後の儀式を断念。

オーガの人間に対する恨みは尋常ではなかった。

エルジュは不完全な能力のまま、主人公を偽りの太陽に送るべく破邪舟を創る。

最初はナマイキで心も閉ざして反抗的だったエルジュだったが、

主人公と旅を進めるうち、次第に心を開き、友情も芽生えてきた。
 

まだメギストリスの王になる前のフォステイル。

オルフェアのクエストで、ラストに登場したのはこのときのためか!

繋がったわ!

 

 
 
神殿レイダメテス・・・。

偽りの太陽の内部は、燃え盛る炎と煮えたぎるマグマに覆われた神殿だった。

この最深部で、守護者ラズバーンと対峙。

偽りの太陽は、地上を焼き焦がし人々の命を奪う。

死者の魂を糧として生まれ出ずる“冥王”を誕生させるため創りだされたものだった。

守護者を撃破すると、レイダメテスは崩壊する。

なす術なく落下する主人公を救ったのは、立派な破邪舟に乗ったエルジュだった。

主人公がレイダメテスに居た間に、最後のガミルゴの条件をクリアし、

最後の継承の儀式を済ませ、完全な破邪舟師となっていたのだった!

 


 

守護者ラズバーン。

ハロウィンイベントで登場したカプサイ神のカラバリだ!
 


偽りの太陽が消えたおかげで、アストルティアに再び平和が訪れようとしていた。

身を寄せ合って暮らしていた、それぞれの種族はそれぞれの大陸へと帰ってゆく。

人間たちは自らの過ちを認め、グレン城をオーガに返還することを約束した。

こうして500年前の過去に起こった未曾有の危機は収束した。

種族が力を合わせて打ち勝った。

オフラインモード、清き水の洞窟にあった壁画に描かれていた二つの太陽のこと、

各種族のことがこれでようやっと理解できた。

あとは一昨年のビーチイベントの海賊船の船長さんが語っていた話もこれで判った。

いろいろと繋がってストーリーの重厚さに感心した。

 
 

偽りの太陽を破壊し、平和を取り戻した。

だが・・・海の底に沈んだレイダメテスの瓦礫のなかで、冥王が産声をあげるのだった。

500年もの歳月をかけて彼は力を増幅し、アストルティアに混沌をもたらすことになる。
 


エルジュともお別れだ。

グスッっときた。
 


再び現代へと戻る。

あのぐうたらだった、破邪舟師の末裔・フルッカのところへ―。

すると、そこには見違えるようなフルッカの姿が・・・。

・・・と思ったら、デブのまんまだった・・・。

体型はまあ、そのまんまだったが、きちんと破邪舟創りの術も継承し、

聡明で高名な魔法使いとして活躍しているようだった。

そんなフルッカの力を借りて、近付くことのできなかった冥王の心臓を目指す。

いよいよ最後の戦い、冥王との決戦のときが近づいてきた!

 

つづく・・・。

 



 


 

 

 

 

 


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