「機動戦士ガンダム」。
1979年に放映された、ロボットアニメ。
それまでのロボットアニメの常識を覆し、のちのロボットアニメに多大な影響を与えたアニメ。
観たことがないひとでも、その片鱗のいくつかは少なからず知っているはず。
昨年夏には東京台場に実物大のガンダムがそびえ立ち、さらに知名度を上げた。
そのガンダムに登場する、いわゆる“敵”の組織、ジオン公国軍。
そのジオン軍のなかでも、エースパイロットとして登場するのが、シャア・アズナブル。
一般機がモスグリーンなのに対し、彼だけは真っ赤な機体※1(ザクⅡ)に搭乗し、
主人公のアムロ・レイの搭乗するガンダムの前に幾度となく立ちはだかる。
そんな彼の異名が、“赤い彗星”。
真っ赤な機体を駆り、“通常の3倍”の速度で接近し、
瞬く間に艦を落としていく様から、そう呼ばれ、地球連邦軍から恐れられた。
アムロに対しての最大最強のライバルであり、
“機動戦士Zガンダム”,“機動戦士ガンダムZZ”※2と、後のシリーズにもその因縁の関係は続き、
劇場版、“機動戦士ガンダム 逆襲のシャア”でそのライバル関係が終焉する。
熱狂的ガンダムファン向けに、このシャア・アズナブルにちなむ、
赤いシャア専用グッズが数多く存在する。
衣類から文具、生活雑貨に加え、時計にノートパソコン、バイクまで存在した。
そんなシャア専用グッズ、うちにもないか探してみた。
まず出てきたのが、シャア専用タオル。
「専用」とデカデカと表記されているところがなんとも・・・。
でもって、シャア専用カップヌードル。
これは既存の商品のパッケージに、シャアのパーソナルエムブレムと、
シャア専用ザク、シャア専用ゲルググがプリントされただけのものだが、
本来ならばガンプラ※3 が付属して高額で販売されていたもの。
プラモデルだけ店員がとったのか、それとも剥ぎ取られて万引されたのか?
カップ麺だけが80円でワゴン売りされていた。
そして最近見つけた、シャア専用ウエハースチョコ。
パッケージに書かれている、「シャアが来た!」は、
劇中シャア登場シーンで何度か流れた挿入歌、“シャアが来る”。
「今はいいのさ全てを集めて!」は、その挿入歌の歌い出し、
「今はいいのさ全てを忘れて・・・」のパロディ。
この商品の企画担当者、かなりの手練れだ。
というか森永は、もうずっとガンダムのおまけ商品やってるな。
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YouTube: 機動戦士ガンダム シャアが来る
なんの変哲もないウエハースチョコが一枚。
おまけとしてシャアにまつわるコクションカードが一枚付属して105円!
なんと高い!!
ビックリマンチョコなんて、ウエハースチョコにピーナッツまで入ってて30円なのに!!
・・・と思っていたら、ビックリマンチョコも今は105円もするのね。
時代だのう・・・。
実用品で所持していたのは、けっきょくタオルだけか。
余談だが、ガンダム好きな方は、
マリオカートWiiをやっていて、レインボーロードで落下した際、
「少佐、減速できません! 助けてくださいシャア少佐!!」※4
・・・と、叫んだことがあるはずである。
※1 シャアのザクのパーソナルカラーは、実は真っ赤ではなくあずき色とサーモンピンク。
※2 アニメ版のZZには、シャアとアムロは登場しない。
シャアのみ、本編が始まる前の第一話のプロローグに、ナビゲーターとして登場する。
※3 「ガンプラ」とは、“ガンダムのプラモデル”の略。
※4 一年戦争時のジオン軍におけるシャアの階級が少佐。
ちなみに「少佐、助けて下さい!」の悲痛の叫びとともに、
大気圏の摩擦熱で燃え尽きたパイロットの名はクラウン。
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