箱根駅伝は山登り偏重か？

「箱根駅伝『山登り偏重』を感じる？」とのアンケートがYahoo!ニュースで実施されています。
早稲田大学の渡辺康幸監督が「山を爆走したチームがほぼ優勝。それが最近の箱根になっている」、解説していた早大ＯＢの瀬古利彦氏も「１～４区はもういらないんじゃないの」、さらに関東学生陸上連盟の青葉昌幸会長までもが「山登りの一区間だけで（勝負が）決まるのは寂しい」と発言したことを受けて、このアンケートが実施されているわけですが、「山登り偏重とは思わない」という意見が大半です。
たけひろもそう思います。
どうも早稲田の方々は、負け惜しみで言っているとしか思えません。
東洋大学は柏原選手以外にもう２名区間トップの選手がいたはずです。
けっして柏原選手だけの力で勝ったわけではないと思います。
復路優勝の駒澤大学は１区の出遅れがなければ、今年の勝負は分からなかったと思います。
自分たちのチームが振るわなかったからルールが悪いって言うのはフェアではないでしょう。
高校時代、無名だった柏原選手が昨年、箱根駅伝の５区で快走し、創部以来一度も優勝したことのなかった東洋大学に優勝をもたらしたことにみんな感動し、快哉を叫んだのだと思います。
柏原選手の胸のすく走りを見せたからこそ、今年の箱根駅伝は普段以上に注目を集め、柏原選手の期待通りと言うか、期待以上の走りに再び多くの人達が感動したのだと思います。

そもそも山登りあってこそ箱根駅伝でしょう。
いかに選手を強化し、作戦を練って挑むか監督の手腕も問われると思います。
現行のルールで打倒柏原！、打倒東洋大学！で挑んでほしいです。
あれこれ文句を言わず、堂々と勝負してほしいです。
たとえ敗れても、その方がよっぽど清々しいと思います。

山上り偏重に疑問…区割り再検討も？／箱根駅伝 （SANSPO.COM）

箱根駅伝「山上り偏重」を感じる？(Yahoo!ニュース)