シーガルズ女子FC 本日の試合

２００９関東女子サッカーリーグ前期第７節
ＦＣ　ＰＡＦ　ｖｓ　横須賀シーガルズＦＣ
2009.06.28(Sun) 10:20KO
会場：保土ヶ谷サッカー場

関東女子サッカーリーグも、この試合で早くも折り返し。
今日の対戦相手は４，５年ぶりに東京都女子サッカーリーグから
関東に復帰した『ＦＣ　ＰＡＦ』。シーガルズとも公式戦では
何年かぶりの対戦になるはずだ。
（『…なるはず』というのは、オイラは当時の試合を見ていないため）

『ＦＣ　ＰＡＦ』の略歴を簡単に紹介する。
創立は1980年。実践女子大学サッカー同好会ＯＧらによって結成。
設立当時は同大学ＯＧによって構成されていたが現在では選手の経験や年齢を
問わず幅広く受け入れて活動しているとのこと。

参考
『ＦＣ　ＰＡＦ　OFFICIAL site』
http://www.fcpaf.join-us.jp/

なお、この『ＦＣ　ＰＡＦ』には日本女子サッカー界の歴史を語る上で欠かせない方が2名いる。
１人は監督の大住良行氏。言わずと知れた横須賀出身のサッカージャーナリスト氏だ。

もう１人は大原智子選手。１９５７年生まれの背番号１０。
かつては日本代表（８１～８４年）で活躍した実力者。
同チームの創設時（１９８０年）からの所属選手であり、現在でも現役だ。
恐らく（というか確実に）関東女子最年長選手であろう。

なお、大原選手はフリーランスのエディター/ライターの顔も持ち
ネット上では９８フランスＷ杯～００アジア杯頃までのサッカーシーンを
綴ったエッセイ・ボールと昼寝やインタビュー・理想の日本代表
（何れもサッカークリック　アーカイブスより）が現在でも閲覧できる。
１０年前の女子サッカーを知るウェブ資料として大変貴重なものとなっている。

なお、大住氏との２人の共著としてがんばれ！女子サッカー（2004年）がある。
こちらも現在ではアテネ五輪までの資料性の高い１品となっており
横須賀シーガルズについてのくだりも少しあったりする。

そんな、女子サッカー界の生き字引のようなチームと再び合間見えることが
できるのは双方の関係者だけでなく、マニアな女子サッカーファンとしても
注目の１戦といえるはず。

キックオフ時間が少々早いですが、興味のある方は是非見に来てくださいませ。

・・・と、もう少し早く紹介できれば良かったのですが（苦笑）