kazuたかしの気まぐれ日記

日々の事、生き物の事、その他諸々をきまぐれに。

2021.7月 肺気胸 顛末備忘録

2021年07月25日 15時29分10秒 | 健康・病気
7/9(金)は振替休日。7/10,7/11は普通に休日。
7/12(月)は、人間ドック。
人間ドックでは、久しぶりに指摘事項無しでホッと一安心した翌日。

7/13(火) いつも通り出社し、始業前点検、巡視、清掃等実施。
その後、PCメールをチェックし、トラブル報告が有ったので、早速対応。
エアコンのドレンアップ装置の不具合での漏水。
早速分解、清掃を行っていると、何かの動作をしたタイミングで突然胸に痛みが
直感的に、肺か気管支かと頭に浮かびました。

とは言え、作業の途中。1月の人員削減で担当は自分1人。
結局、ドレンアップは内蔵エアコンプレッサーの故障で自分ではお手上げ。
経費削減中で修理が認められそうも無く、使用禁止で上長報告。

ついでに上長に胸の痛みを報告し「病院行った方がいいんじゃない?」と言われましたが、4連休取得後で日常作業が溜まっている事に加え、産廃回収日、製造現場からの電気工事等複数の業務が有り、帰宅する事はしにくい状況。

胸骨の下方10センチ位の所が少し痛い感じ。
一言、二言喋る分には問題有りませんが、少し長く話そうとすると、息切れします。

どうにかやらなければならない事を片づけ、定時で帰宅。
早めに就寝しますが、暑さと胸の息苦しさ、痛みで殆ど眠る事が出来ず朝を迎えます。

7/14 朝の収穫を最低限済ませてから、ながの内科医院のIT診療申し込みを行い、開院時間に受診。
胸部レントゲンを先生に説明受けながら見せてもらうと、右胸腔がきれいに真っ黒に抜けています。(左は血管が網の目状に見えます。)
右肺に穴が開いて、すっかり萎んだ状態 = 肺気胸の診断。
「うちでは対応出来ないので、大きな行院と連絡とって紹介状を書きますので、少しお待ちくださいね。」という事で、酸素吸入を受けながら連絡待ち。

危なく救急車搬送されそうになりましたが、丁寧にお断りし入院準備を整えてから、紹介された胆沢病院へ。

呼吸器科を受診 ⇒ 当日入院 ⇒ 胸腔ドレナージ手術となりました。
胸腔ドレナージ手術ですが、普通に病室で部分麻酔をし、右胸を少し切ってシリコンチューブを差し込み、吸引装置で陰圧にして自然治癒を狙う感じ。

同室は後期高齢者2~3名でしたが、気難しそうな方、いびき、痰絡みの酷い方、しょっちゅうナースコールを行う方で、一触即発の緊張感のある部屋でしたね(笑)

胸腔ドレナージで呼吸もれがすぐ止まれば7日間目途の入院計画でしたが、呼吸漏れが収まらず、2日目?で呼吸器科担当医が外科に転科しての外科手術も考えなければないですね、と。
呼吸器科 ↔ 呼吸器外科の先生間で話がまとまり、たまたま21日に手術のキャンセル空きが出来たので、手術出来る事になりました。
因みに胸腔ドレナージでの自然治癒では、気胸の再発率は50%。外科手術では5%と10倍の差があるそうです。

3日目? 外科病棟に転科。 こちら同室はやはり高齢者。ですが1名。愛想は無く、互いに会釈程度で、あとはあちらはTVに集中状態。いびきは有りましたが、緊張感無しで、1人でしたから、それほど気にならず。

翌日、また部屋を替えられます。今度は、少し下の年齢層の方でフレンドリー(笑)
が、翌日予定外の案件発生で緊急退院でお別れ。

ひとり気楽な1晩を過ごしますが、翌日2名の方が入院されます。
こちら2名は早々に手術され、3・4日目には退院されていきました。

さて、自分手術は21日(水)9:00。
準備を終えて、手術室へ。全身麻酔に加え、脊椎のブロック麻酔を併用との事で、脊椎麻酔から。
わちゃわちゃと複数の職員に囲まれ、言われるがままに伸びたり丸くなったり。
全身麻酔が始まると。もうストーンと記憶なし。
意識が戻ると自室ではない個室に、機械に繋がれチューブだらけで寝かされている状態でした。

その部屋で1晩。
翌日22日には、監視機器が外され元の部屋に戻ります。
23日、最初に胸腔ドレナージ2が外され、同日、点滴、尿道カテーテルも。
寝る直前に外されたので、その晩はトイレに何回も歩く羽目になって、寝不足です。(その分、昼寝しましたけどね)
酸素チューブ、残していた点滴チューブ、脊椎麻酔のチューブが外されたのが7/24。

当初の退院予定は、7/25(日)でしたが、24日 退院許可されたというので、当日退院出来るか聞いた所、OKがでましたので速攻退院致しました。

7/14から7/24 10日間の入院でしたが、2キロほどの減量となりました。
病院食の低カロリー&運動不足で筋肉落ちたのでは?
入院中、徐々に血圧が下がって行ったのは、やはり塩分が少ない食事だったからかな?

受診、入院中は何回CT、レントゲン診療、血液検査を受けた事か。

さて、帰宅後手術跡のチェック。
貧相な体ですみません。鏡に写した体を撮影したので左右反転している上、脇を開いていて、カメラ固定が不十分だったのでぼやけてます。

黒丸 ⇒ 一番最初の胸腔ドレナージのチューブ痕。
     正直、これが主因と思われる痛みが一番ビリビリします。穴の部分じゃなく、写真で言えば左右10センチずつ位の位置。
     こちらは、21日の手術時にチューブが抜かれ縫われた模様。

赤丸 ⇒ 肺手術痕 じゃないかな。ここから内視鏡を入れ、患部(肺)の破損部分を切除、癒着を行ったと思われます。こちらはテープ止めなんですね。外科用接着剤も使われているのかも。

橙丸 ⇒ 肺手術痕2 同上

水色丸 ⇒ 肺手術時の胸腔ドレナージのチューブ痕。 こちらも糸が見えます。

写真には写っていませんが、背中に脊椎麻酔の部分に保護シートが貼られています。

アセトアミノフェン(痛み止め)を飲んで、一応日常生活には支障無い程度の動きは出来ますが、収穫作業などして戻った後の鈍い痛み、そして、寝ていて体を動かした時、皮膚が引っ張られた時のビリっと電気が走るような痛みが実は一番きつかったりします。

今日、朝、溜まっていた収穫作業、一部除草作業を行いましたが、やはり痛みと衰えで午前中は半分は寝て過ごしてしまいましたね。
今も深呼吸やセキ、鼻水の排出は思いっきり出来ない状態です。肺が痛いのか、傷が痛いのかはよくわかりませんけれど(笑)

明日、明後日はリハビリ期間として、会社は休もうと思います。


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