包装コンサルタントの伊藤洋一です。2014年4月30日の日本経済新聞朝刊のマーケット商品欄に今年の1~3月期の価格が28日に確定したとありますので、取り上げます。
日本経済新聞の記事は下記です。
国産ナフサ6%上昇 1~3月 円安・国際相場高で
プラスチックなど石油化学製品の基礎原料となる国産ナフサ(粗製ガソリン)の1~3月期国産価格が28日、確定した。昨年10~12月期に比べて約6%高く、過去2番目の高値になった。年初にかけての円安で輸入価格が上がったのを反映した。ナフサを原料とする汎用合成樹脂は既に値上げが浸透しているが、その先の加工品や包装製品への転嫁には差もみられる。1キロリットル6万7800円と前期比3900円(6%)上昇した。値上がりは2四半期ぶり。2008年7~9月期の過去最高値(8万5800円)以来の水準となった。
樹脂加工品値上げは温度差
1~3月期の国産ナフサ価格は1キロリットル7万2千円と前期比4200円高い。値上がりは2四半期連続。最高値(85,800円)を付けた2008年7~9月に次ぐ水準となった。
国産ナフサ価格は輸入ナフサの通関価格に連動して決まる。1月にかけては米国景気の堅調さなどを背景に円安が進行。ナフサのドル建ての国際価格も昨年12月に10カ月ぶりの高値まで上昇した。 。。。。。
4~6月期の国産ナフサ価格は高止まりしそうだ。今の為替水準や原油相場を前提とすると7万円近辺になるとの予想も聞かれる。樹脂価格への影響については「1~3月のナフサ価格に見合うほど樹脂を値上げできていない」(ポリプロピレン大手)との声もある。
一時は落ち着いてきたアジアのナフサ価格も上昇に転じ、 。。。。。
以上が日本経済新聞の記事抜粋です。
国産ナフサの価格は輸入品の通関価格に連動して決める(「貿易統計」の CIF 価格(輸入価格)を指標として用い、四半期(Quarter)ごとに決まり、3ヶ月の平均価格に2,000円を加算したもの)ため、あと決めとなっている。下図は2004年1Q(第一四半期)からの価格の推移を示したものである。
年度末の3月にかけては包材の値上げの対応に追われそうです。
詳しいデータは下記ホームページを参照してください。
http://www.takapack.com/ref/shousai/ref_naphtha.htm
株式会社タカハシのWEB: http://www.takapack.com/
両面テープの専門サイト: http://www16.ocn.ne.jp/~takapack/
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