3.ご質問内容 %GRRの評価において、%GRR(総変動)と%GRR(公差)の使い分けをどのようにするのでしょうか。工程と検査で使い分けるのでしょうか。
4.回答
(1)%GRR(公差)とは、%GRR(ばらつき)の計算式での分母のTVは「全変動の標準偏差」ですが、これを「規格幅/6」で計算する、ことです。
(2)これは、MSAマニュアルの第三章セクションB116ページの下に書いてあることを根拠にしています。
すなわち工程ばらつきに基づいた計測システム(工程内で使用している計測システ
ム)の場合は分母のTVとは全変動の標準偏差を使うべきですが、公差に基づいて行われている計測システム(検査工程での計測)では分母を公差として解析しても良い、ということです。
(3) そこでお勧めする方法としては、いつも両方の計算式で計算して見て、(その結果10%30%ルールを適用して結論を出すわけですが)計測システムの使用目的及び顧客の要望に応じて、いずれか、あるいは両方を採用してR&R解析結果を結論付けると良いと言うことです。
以上
4.回答
(1)%GRR(公差)とは、%GRR(ばらつき)の計算式での分母のTVは「全変動の標準偏差」ですが、これを「規格幅/6」で計算する、ことです。
(2)これは、MSAマニュアルの第三章セクションB116ページの下に書いてあることを根拠にしています。
すなわち工程ばらつきに基づいた計測システム(工程内で使用している計測システ
ム)の場合は分母のTVとは全変動の標準偏差を使うべきですが、公差に基づいて行われている計測システム(検査工程での計測)では分母を公差として解析しても良い、ということです。
(3) そこでお勧めする方法としては、いつも両方の計算式で計算して見て、(その結果10%30%ルールを適用して結論を出すわけですが)計測システムの使用目的及び顧客の要望に応じて、いずれか、あるいは両方を採用してR&R解析結果を結論付けると良いと言うことです。
以上