今月の小社の特売品“KAIルフィーカミソリ”に興味を示される方の多くが言われます。
(写真はレザータイプ。ハンドルの色も鮮やか。)
「このカミソリ、同じ刃を使っても肌あたりが優しいんでしょ~」って。
そして、ご購入頂き、実際使用してみて、
「お客様もアタリが良いよって言ってくれた~」って。
嬉しいことですし、確かにその通りだと思います。
パンフレットにもそのように謳ってありますし、間違いではないのですが・・・。
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ただ、ここでチョット補足させて下さい。
それはあくまで、そのカミソリ本体メーカーの、
ガード付き替刃と組み合わせた場合に、(ある程度)限られます。
ガード無し替刃を使用した場合でも、例のカミソリ本体先端の形状からして、
刃先の圧が分散し、確かに柔らかく感じるのですが・・・。
やはり、メーカー指定のガード付き替刃が一番相性がいいようです。
(当然、同じことが、フェザーさんの一番新しいカミソリ本体、
“アーチストSSカミソリ”にも言えます。)
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でも、ここで「ガード付刃はどーもネ」って言われたら、そこから進めません。
どうやら、カミソリ本体でなく“ガード付刃”そのものの、
そり味や手応えが技術者の“感覚”と合わないことも多いのです。
感覚で嫌われたら・・・、どうしょうもありません。
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ところで、これら大手のカミソリメーカーさんより、
遙か前から“肌に優しい”を謳ったカミソリ本体があるのをご存じですか?
しかも、ガード無し替刃の使用を前提にして。
(写真は日本剃刀タイプ。重さのバランスも絶妙!)
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その商材、“Be-Glad(ビーグラッド)”といいます。
関西の小さなメーカーさんの商品ですので、あまり流通せず、
チラシ等には全く載らないのですが・・・。
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小社では、累計で言うとかなりの数。取り扱いも約20年にもなります。
リピート率も非常に高く、コレを使うと、他が使えないくらいだとか。
特別な技術は必要なく、普通の刃で、ほんと“スプーンの裏で撫でられてるよう”とも。
(フェザー用とシック用がそれぞれあり、製品には1丁ごとにシリアル番号が付きます)
実際、肌の弱い方でも、血もほとんど噴きません。
さすがに特許を所得した製品はちがいます。
コレが、本家本元とも言えるかも知れません。
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(ピントが合わせづらいですが、先端に微妙な盛り上がりがあります。)
ただ、難点は、“手造り”のため大量生産が出来ません。
(↑これは売る側の問題で、使用者には殆ど関係ありませんね)
また、先端部分は職人による特殊仕上げのため、
本体がステンレスのプレスでは出来ずに、メッキ加工になります。
メッキが剥がれると使えませんので、耐用年数では劣ります。
そして、チョットだけお高くなります・・・。
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興味が湧いてきましたか?
更に詳しい情報は担当にお尋ねください。
長岡市で理容室をやっております、トリートの佐藤と申します。
ビーグラッドの替刃剃刀を検索していたら高仁さんのブログにたどり着きました。
ビーグラッドに興味があるのでぜひ詳しく聞きたい・・・と言うより欲しいんです(笑)
私の所にしていただいているディーラーさんは全て扱ってなかったもので。
ちなみに今現在使っている剃刀は、私が専門学校時代のモノです(笑)
いい加減変えないと、と思っておりました。
お忙しいと思うので気長にお返事待ってます。
P.S ブログ他の記事も拝見させていただきました。楽しませていただきました(笑)