作ってみようという気持ち

母は、時々料理をしたくなる。

「明日は、あさりごはんを炊くわ。それと、ナスを炊いて、牛肉を甘辛く炊いておく。」
意欲満々。

私は、「明日到着が少し遅くなるけど、料理大丈夫？」と聞くと、「大丈夫」という。

まあ、結局作らず終わってしまうということは、これまでに何度もあるので、あまり期待せずに
実家に向かった。
すると、母は買い物に出ていた。

嫌な予感。

炊飯器を見ると、ご飯を炊いていたけれど、普通の白ごはん。あさりご飯ではない。
切ったナスをつけたボウルのまま。
お肉はパックに入っていたまま。

う～ん　いつものパターン。

スーパーに探しに行く。一つ目のスーパーにはいなかったので、もう一つのスーパーに行く。

食料品売り場にいた。兄との約束の時間があったのだけれど、もうとっくに過ぎていて、
しかもカゴに入っているのは、今から調理する食材。

結局、すぐ食べられるものにして、予定していたメニューは幻となった。
まあ、作ってみようと思う気持ちがあるだけいいか。

「えらい遅かったやん。どうして。」というと、
「途中で靴や服を見ていて、すっかり時間のことを忘れていた」とのこと。

やはり・・・・。昼からレッスンがなくてよかった。