こんにちは。TAKAです。
今日はリクエストがありましたので、昨日に続き「時間」のことを話題にします。
今日は「残業時間」についてです。
昨年来、大手企業などが現職・退職社員から残業代の不払いの訴訟を起こされ、最高2年間遡って支払うケースがありました。
昭和の後半期を駆け抜けてきた年代の者にとっては、残業代を退職後、要求するという発想は全く考えられないことなのですが、時代が変わったんだと思うようにしています。
では、残業とは。
本来、通常の時間内に業務が終了するように計画されるところ、何らかの事由により、1日の業務等が終了しない場合、時間を超過してでも終了させるための時間を「残業」と呼ぶ。
従って、残業は「やむを得ず」発生するものであり、個人の能力によって起こることもある。例えば、業務処理能力が優れた社員は、規定時間内にやるべくことを全て終わらせることができ、残業代がゼロとなる。逆にだらだらと処理をしていた者は、当然、規定時間に予定の業務が終了せず、残業をすることになり、結果「残業代」として、実質給与が増加する。仕事ができる者より劣る者の方が給与が多いというのは、単に「拘束時間」が多いからという理由付けは、経営側としてもなかなか納得できないことである。
一般的に「残業」を「自主申告制」としているところと「残業命令制」にしているところが多い。
申告制は、担当者が「本日、残業してでも、やらなければならないことがある」ということで、その内容と残業する時間を申請し、決裁者はその内容を吟味した上で、「余分な人件費を使ってでも、その仕事はやるべきであり、結果、会社にとってプラスとなる」との理由により残業することが認められる。
命令制は、責任者が仕事の進捗上、遅れているときなど、部下に対して、「その仕事は残業代を支払ってでも早急に終わらせるべきこと」と判断し、やるべき内容と時間を残業担当者に告げ、行わせることである。
要は「費用(残業手当)対効果」で判断すべきで、「今日は、夜、暇だから残業でもして・・・」などのアルバイト感覚の社員を作らないことにある。
また、管理職(責任者)は、「残業をさせるとその分、自分の給与が減る」という考えを持たねばならない。
私のサラリーマン時代の社員のときは「固定残務手当」という意味不明なものがあり、夜中まで働こうとも給与は一定でした。
時代がよくなったのでしょうか。日本が豊かで平和な国になったのでしょうか。
「温故知新」を思わざるを得ない毎日です。
今日はリクエストがありましたので、昨日に続き「時間」のことを話題にします。
今日は「残業時間」についてです。
昨年来、大手企業などが現職・退職社員から残業代の不払いの訴訟を起こされ、最高2年間遡って支払うケースがありました。
昭和の後半期を駆け抜けてきた年代の者にとっては、残業代を退職後、要求するという発想は全く考えられないことなのですが、時代が変わったんだと思うようにしています。
では、残業とは。
本来、通常の時間内に業務が終了するように計画されるところ、何らかの事由により、1日の業務等が終了しない場合、時間を超過してでも終了させるための時間を「残業」と呼ぶ。
従って、残業は「やむを得ず」発生するものであり、個人の能力によって起こることもある。例えば、業務処理能力が優れた社員は、規定時間内にやるべくことを全て終わらせることができ、残業代がゼロとなる。逆にだらだらと処理をしていた者は、当然、規定時間に予定の業務が終了せず、残業をすることになり、結果「残業代」として、実質給与が増加する。仕事ができる者より劣る者の方が給与が多いというのは、単に「拘束時間」が多いからという理由付けは、経営側としてもなかなか納得できないことである。
一般的に「残業」を「自主申告制」としているところと「残業命令制」にしているところが多い。
申告制は、担当者が「本日、残業してでも、やらなければならないことがある」ということで、その内容と残業する時間を申請し、決裁者はその内容を吟味した上で、「余分な人件費を使ってでも、その仕事はやるべきであり、結果、会社にとってプラスとなる」との理由により残業することが認められる。
命令制は、責任者が仕事の進捗上、遅れているときなど、部下に対して、「その仕事は残業代を支払ってでも早急に終わらせるべきこと」と判断し、やるべき内容と時間を残業担当者に告げ、行わせることである。
要は「費用(残業手当)対効果」で判断すべきで、「今日は、夜、暇だから残業でもして・・・」などのアルバイト感覚の社員を作らないことにある。
また、管理職(責任者)は、「残業をさせるとその分、自分の給与が減る」という考えを持たねばならない。
私のサラリーマン時代の社員のときは「固定残務手当」という意味不明なものがあり、夜中まで働こうとも給与は一定でした。
時代がよくなったのでしょうか。日本が豊かで平和な国になったのでしょうか。
「温故知新」を思わざるを得ない毎日です。