さて、初記事なので何を書こうかと思ったが、「ふと思いついたことを書くしかないだろう」と何やらお告げみたいなものを感じたのでそのまま書くことにする。
映画「アジャストメント」と「Q」
1.映画「アジャストメント」とは
The Adjustment Bureau (2011)
https://www.imdb.com/title/tt1385826/
「アジャストメント」2011年に公開されたアメリカ映画である。主演 Matt Damon、助演 Emily Blunt、原作フィリップ・K・ディック『調整班』、監督は本作が初監督のGeorge Nolfi。
結論から言うと、実はストーリー展開などほとんど意味をなさないのではと思うほど、物語は唐突に展開する。それもそのはずで、2011年に公開された映画なのに2020年にならないと意味が分からないものが多い。(この記事を最後まで読めば分かる人には分かってもらえると思う)
私がこの映画と「Q」がなぜ関係あるかと思ったかは、17という数字があまりにも唐突に何度も現れたからである。そこで注意深く何度か見返してみたが、やはり何か暗号がありそうであり、他にも関連性のありそうなものを列挙してみることにした。
1.17という唐突なセリフ
最初に登場するのは、アジャストメント省の役人?ハリーの調整失敗により、彼のオフィスで帽子を被った役人たちが“時間を止めて”、“アジャスト”しているところをデイビッドに目撃されてしまい、彼に本当のことを打ち明けるシーンである。アジャストメントの役人は人の心が読めるらしく、「数字を選べ」と言った後デイビッドの答えを遮りすぐさま“17”と言い当てるシーン。
次に17が登場するのは、その後現実の世界に戻ったデイビッドに同僚が「17階で会議だ」というシーン。
この二つは立て続けに登場する。ストーリーに全く関係がないため別に17じゃなくてもどうでもいい数字である。
次に登場する“17”は、しばらく後でエリースと再会したシーン。この物語はデイビッドが宿命のラインからいつも逸脱して政治家としてより、恋愛を優先させてしまうためエリースとの恋路を邪魔するアジャストメント班であるが、どうしてもくっついてしまうため、バレエダンサーである彼女の稽古場を一瞬で変えてしまう。そこがNYの17番桟橋で英語で言うと"Pier 17"。このシーンで17番桟橋は3度セリフで繰り返される。またこのシーンでは3度のカットでリアルな17番桟橋を挿入、うち一つはズームインしている。
セリフとカットでは以上であるが、次にサントラをチェックしてみた。
11曲目に「Pier 17」とある。
http://santora.jp/asin/B004PV2LFC/
サントラの曲名にもなっている「17」、相当拘っているがこのシーンでもほかの数字でも全然ストーリーに影響はない。
[P]ier 17
Pの次はQ つまり稽古場の変更場所は17と桟橋は必須である。17が「Q」を意味するものであれば。
2.上院議員当選確実からスキャンダルで落選
このシーンで、スキャンダルを起こすのは想定外だった役人たちという設定だが、スキャンダルなら何でもいいはずだ。それがパーティ会場での下半身露出というあり得ない大失態で、この展開かなり無理がある。もしこの作品にQが関わっているとしたらと思うと、某大統領候補の息子のPCから漏洩した画像を思い浮かべてしまった。なぜそう思ったか?それは役名がなんかおかしいからで、「調整班」のデイビッド担当者の上司がリチャードソン、その上司がドナルドソン、そのまた上司がトンプソン。全員「ソン」がついている。なんだこれは(笑)
英語圏の性で接尾辞 -son をもつ姓は「〜の息子」という意味である。つまり誰かの息子のことに関するドラマということを強調しているのではないか。
リチャードソンはよく分からないが、ドナルドソンにはドナルド=トランプ大統領が隠されているし、トンプソンはトーマス=クラレンス トーマス判事のことだと思う。この映画の中でトンプソンは運命の壊し屋、通称「ハンマー」と呼ばれている。ハンマーは判事とつながる。トーマス判事は1991年に最高裁判事に就任しているから公開時はすでに現職に就いている。運命の壊し屋「ハンマー」がトランプ大統領再選を妨害した?強力スパコンの名前と同じというのも意味深である。
3 不可思議なカメオ出演者
この映画には米国政界の重鎮がカメオ出演者がおり、ブルームバーグ、ポデスタ、オルブライトなどの大物。ポデスタは散々Qのpostに登場するディープステートの極悪人みたいな人、オルブライトは先日トランプ大統領に更迭された。
トランプ政権、国防総省顧問団の人事刷新 キッシンジャー氏ら11人を解任
https://www.epochtimes.jp/p/2020/11/65256.html
4.サントラの17曲目は?
ここまでくると17曲目は何なのか気になった
17. Escher Loop
Maurits Cornelis Escher
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%84%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC
エッシャーの名前が出てくる。ここで、トランプ大統領とエッシャーが関係していないか調べてみたところ、これが出てきた。
>初期のロゴマーク。(1976年から使用)。イニシャル「T」をモチーフにしたエッシャー的立体である。
ここでロゴを確認して欲しい。エッシャーをモチーフにしているロゴだった。そしてトランプタワーの外観はエッシャーのだまし絵のような外観と黒を基調としたデザインも特徴的である。
5.人類に介入する「アジャストメント」
映画終盤、デイビッドにトンプソンは人類は未熟で我々の介入なしには存続できないと言う。自由意思に任せた時もあったが悲惨な結末になっため再度介入したと。ローマ時代のような非常に古い時代から時々介入を繰り返してきたことを打ち明ける。この時空を超えた介入の仕方が「Q」的である。
6.トランプ大統領とフォーダム大学
フォーダム大学
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%A0%E5%A4%A7%E5%AD%A6
>フォーダム大学(英: Fordham University)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州に立地するイエズス会系の名門私立大学。
この映画は、フォーダム大学を卒業したデイモンが主役という設定で、ロケ地としても登場するがその場所はLincoln Center。
トランプ大統領は最初の2年はこの大学に通った。しかし現在トランプ大統領はイエズス会と対立していると思われ、この2年間の間に何かあったのだろうか。また、K君の大学と同じだ。
リンカーンとJFKはトランプと同時によく語られる大統領で、主人公もJFKにあこがれて政界入りする設定である。JFKにあこがれるように仕組んだのも「調整班」の仕業という設定は関連性を認めざるを得ない。
7.原作フィリップ・K・ディック、エッシャー、そしてトランプ大統領
これらの人々をつなぐものは何か?それはグノーシス主義である。
グノーシス主義
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%82%B9%E4%B8%BB%E7%BE%A9
>普通名詞としてのグノーシスは、古代ギリシア語で「認識・知識」を意味する。グノーシス主義は、自己の本質と真の神についての認識に到達することを求める思想傾向にあたる。
グノーシス主義の基本は二元論にある。キリスト教福音派を味方にし、トランプ大統領のツイートをゲマトリア数で解析すると、キリスト教的なるものが時々現れる。しかしトランプ大統領の本質はグノーシス主義者なのではないか。エッシャーもフィリップ・K・ディックもグノーシス主義の影響を強く受けている。グノーシス主義は非常に難解で複雑であるが、日本人には割と理解しやすい部分もあり、古神道に通じる部分もある。反キリストという意味でグノーシス主義はキリスト教の教義と完全に対立するのである。
このグノーシスの歴史が、トランプ大統領の戦う知的覚醒を妨害する王権や貴族、国際金融資本家などのディープステートとの対立に関係がある。両者の間にはそれぞれの組織に入り込み二重スパイ的に活動したり、敵勢力を悪魔化させる工作により互いに闘争を続けてきた。特にフランス革命以降の対立により世界は今完全崩壊の淵にある。もし「Q」がこれらの闘争に終止符を打つべく人々を覚醒させるなら、この映画が何のために作られたか分かる。
8 ラストシーンはどこからのショットか?
ラストの屋上のシーンはおそらくロックフェラービルだろう。彼らは敵陣のど真ん中で撮影していたのである。これがトランプ大統領の敵にどんな心理的ダメージを与えるか計り知れないものがある。キャストもカメオ出演者もすべて米国民主党なのだから情報はダダ洩れだろう。フォーダム大学で謎の奨学金で悠々のK君の情報などQは簡単に把握できてしまう。隠すことなど不可能だろう。
グノーシス主義など掘り下げたらどうなることやら。この話の続きは1月6日か20日以降の方がよいかもしれない。
ここで、読者(いるのかw)に質問である。
この場所がNYのどこかご存じないだろうか?