goo blog サービス終了のお知らせ 

大妖雑記

自称ホラー好きによる戯言多々。

ホラー小説の魅力。

2005年09月08日 | 恐怖戯言
今日は大好きなホラーについて語ってみようかな、と。
今晩は。ネタのない毎日に飽き飽きしている天斗です。笑


あえて今回は映画ではなく小説について。

『ホラー映画ブーム』ってのは来るのに、どうしてホラー小説にはブームが訪れないんでしょうか。
まぁモノによっては売れたりもしますが……やはり映画になって初めて売れる、みたいなのがあるんですよね。
いつかホラー小説が流行らないかなーなんて常々考えているのですが。
まぁ苦手な人が多いからってのが流行ることのない一番の要因なんでしょうね……。
映画であれば人と怖いっていう感情を分かち合えるけれど、小説は一人で読むものですし。
怖い!と思っても、誰もその気持ちを分かってくれません。
傍目には何を読んでいるのか分からないのですから。

でも、それがホラー小説の醍醐味だと思います。


オイラがホラーにのめり込んだのは、中学生の頃に遡ります。
今でも忘れない、『リング』を読んでからです。
死ぬほど怖かった覚えしかありませんよ、夜中に一人で本を閉じることさえできず。
何度後ろを振り返ったことか。笑
結局読みきらないと寝られませんでした。

まぁ最近はそういう感情を味わっていないのですが……。
(人はソレを「慣れ」ともいう。笑)


やはりホラーってものは、文章だからこそ味わえる恐怖ってのがあるんですよね。
すべての想像力を駆使して、どんどん恐怖が膨らんでいくのですよ。
一度想像してしまったらそれが頭から離れることはない。
それが楽しいのです。

映画の良さは視覚と音で怖がらせることだけど、ここでこう怖がらせるっていうのが決まっているのです。
文章だと、たぶん怖いと思うところが人によって違う。
まぁそれは他のジャンルにも言えることだろうけど。
また『リング』の話になるけれど、原作は貞子なんて怖くないのですよ。
オイラはむしろ「ぼうこん」と呼ばれる見えない存在が怖かった。
じわじわと忍び寄る心理的な恐怖っていうのは、映画に出せないものなんですよね。
結局映画の『リング』では貞子が怖い、というふうになってしまったのです。
この感情は映画しか見ていない人には分からないだろうな……。


とにかく小説でしか味わえない恐怖っていうのを求めているのですよ、オイラは。
ホラーの魅力は、実際に自分が体験していないからこそ楽しいのです。
現実にそんなことがあったら怖いなんて感情だけじゃすまされませんよ。笑

人によって怖いと思うものが違うからこそ、たくさんのホラーが出てくる。
感動系などはその見せ場の「感動」がありきたりな気がしませんか?
でもホラーはそれがその怖さのモノによって違ってくる。
……まぁありきたりのも結構ありますが。笑
それでもやはり怖いものは怖いんですよ。それがホラーの良さ。


どうやら話したいことが多すぎてまとまらない様子。笑
とにかくホラーは楽しいんだ!ということが言いたかった……のだと思う。


ホラー小説ブーム……いつか来てほしいなぁ。
そしたら嬉々として人にホラーを語ってあげるのに。笑

まぁ当分は無理でしょうが。

活字離れも進んでいる上に、最近のベストセラーって口語的な表現の文章ばかり。
ホラー小説って難しい表現が多いので。笑

最新の画像もっと見る