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大妖雑記

自称ホラー好きによる戯言多々。

『ロード・オブ・ザ・リング』

2006年02月20日 | 映画・音楽

『ロード・オブ・ザ・リング』

キャスト:イライジャ・ウッド/イアン・マッケラン/ケイト・ブランシェット/ヴィゴ・モーテンセン/他


今更ながら見ましたよ、指輪物語。
今まで全く見ようともしていませんでした。
実は食わず嫌いだったんですよね;


粗筋はもう言うまでもないと思うので省略で。


正直、疲れました。笑
さすがに3作全部は大変でしたよ(しかもノーカットの完全版)。
トータル時間数とか数えたくありません。

感想としてはまぁ皆がハマっていた気持ちもよく分かる、といった感じでした。
基本的には冒険物語は好きなので普通に楽しめました。
でもフロド(主人公)を見ていて色々叫びましたよ。
ちゃんとサムを信用してやれよ!とか、ね。笑


基本的には信頼を描いているんですね。
誰を信じていけるか、最後まで信じられるのか。
台詞の端々にもいろいろ考えさせられるものがあって良かったと思います。


今まで見たファンタジーの中では一番作りがうまかった。
でも所々突っ込みたくなるのは愛嬌か。笑


それにしてもどうしてもハリポタと重ね合わせてしまうのはオイラだけなのだろうか。
新しい人が出てくるたびに「こいつは○○だ!」とか思っていました。笑
まぁ原作の時期的には指輪物語の方が先なんですけどね。

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』

2005年11月29日 | 映画・音楽

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』

 監督:マイク・ニューウェル

 キャスト:ダニエル・ラドクリフ/ルパート・グリント/エマ・ワトソン



見てきましたよ、今話題のハリポタシリーズ4作目!
原作を先に読んでいるので、ストーリー的な感想は後回しです。
というか、話云々というよりも映像化にあたっての感想のようになりそうな予感。笑
でもちょろっとネタバレ(ストーリー)含みます。たぶん。


簡単な粗筋。
額の傷が痛むような悪夢に悩まされるハリー。
楽しいはずのクィディッチのワールドカップでは闇の印が打ち上げられる。
妙な出来事が続く中、今年はホグワーツで「三大魔法学校対校試合」が開催される――。



粗筋ってどこまで書いていいのか微妙ですね。
しかもハリポタを知らない人には全く分からないだろうな……。
(そんな人は見ていないだろうが。笑)


原作読みには毎度の話……省略し過ぎ。
あれだけ長い本を2時間半ほどにまとめるのだから仕方ないとは思うが。
そう分かっていながらも「あそこのシーンが見たかったのに!」という所がチラホラ。
設定自体なくしていた部分も結構ありましたよ。今後に繋がる伏線とかも。
オイオイオイ!と叫びたかったです。
まぁストーリー的には原作読みでなくても通じるようになっていた……と、思います。


ビジュアル面は文句なしです。
三作目同様、とにかくカメラワークがうまい。
出だしでこれはイイぞと唸らせるものでした。
流れるような映像展開で、見てて疲れさせないものは久しぶりでしたよ。

でも映像化で気になってしまうのは、やはりキャストとファンタジーの世界。
今回初登場の人たちの中でイメージが違いすぎた人が約2名ほど……笑。
以前から変わらずやっている人たちは、もう自分の中で定着はしているのだが。
しばらくすれば定着するのかなぁ。不安です。
ファンタジーな場面は、イメージと違っていても違和感ありませんでした。
自分的には水中のシーンが好きでした。綺麗……というか、幻想的で。
やはり映像の作り方がうまいんだろう、と。

ファンタジーと関係ない所で言うと、マートルとの掛け合いのシーンが面白い。笑

これは普通にオススメはできますよ。
原作読みには「覚悟して行け!」と一言伝えておきますが。笑
まぁこのシリーズに関しては、見る人は絶対見るし、見ない人は見ないんだろうな。


……なんだか感想なんだか何なのか分からないものになりましたね。



ところで。
5作目はもうキャスト変わるのだろうか。
前作で契約切れって話だったはずなのだが、結局今回も変わらずですからね。
まぁ世界中が「ハリー=ダニエルくん」みたいになっているからなぁ。

でもさすがにあの体つきで14歳はないだろう……。笑

ロンもちょっと無理あるんじゃ?と思ったのはオイラだけかな?笑
ハーマイオニーは結構いい風に成長したのになぁ。


でも次回『不死鳥の~』は個人的に好きなので映像化はしてほしいです(勝手)。
次回はせめて3時間とかにしてくれないかなあ……。

『NOTHING』

2005年10月06日 | 映画・音楽

『NOTHING』

監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ

主演:デビッド・ヒューレット
   アンドリュー・ミラー



『CUBE』の監督ってことで嬉々として見に行きました。笑
でも言葉で表しにくい映画でした。
ジャンル分けはできない……SFというかサスペンスと言うか。
シュールすぎて訳が分からなくなります。


ストーリーはいたって簡単。
主人公二人が次々と見舞われる不幸によって、世の中すべてが嫌になってしまう。
その瞬間、彼らは世の中のすべてが消えてしまった「何もない世界」へと行ってしまう。
「こんなもの消えてしまえば」と考えると、それが消えてしまう世界。
そこで彼らは――。


『CUBE』は密室的なものだったけれど、今回のコレは何もない。
本当に『NOTHING』としかいいようがない。笑
テーマ的にはものすごく面白いのですよ。
消えて欲しいと思ったモノは何でも消せてしまう。
物でも人でも何でも。
何もなくなってしまった時の恐怖というよりは、実際にあったら自分はどうするだろうと考えてしまうものでした。

消すとしたら……そうだな、オイラは忙しさを消したい。笑


何度も言うが『CUBE』の監督ってことで期待していたのだが。
正直、めちゃくちゃ面白い!ってわけではありませんでした。
まぁ普通に面白かったですけどね。
今までにない感覚だったので。
『CUBE』と比べてはいけなかった……笑。
他の方々のレビューを読んでいると、あまり評価は高くないようですが。
変な雑念を捨てて見れば、純粋に楽しめるものだと思います。


ラストシーンは笑っていいものなのか悩んだ挙句、大爆笑しました。笑
ほんと、シュールなコメディですよ。
あのシーンは笑わずにはいられなかった。


シュールなコメディで思い出したのだが。
この映画、オイラの第一印象ではラーメンズのコントを思わせたのですよ。
このシュールさといい、失笑に近い笑いといい。
まぁラーメンズを知らない人には分からないとは思いますが。

……そしたら小林さん(ラーメンズ)がこの映画にコメントしてました。笑

何という直感だよ、オイラ。



プチ感想。

同時上映『RYAN [ライアン]』

アカデミー賞・短編アニメーション映画賞受賞作品だそうです。
これまたシュール。
普通だったら思いつきもしないような映像でした。
一応はドキュメンタリーだそうだが……それが精神世界だけで描かれているというか。
まさに芸術でしたよ。
一言では語りつくせないような衝撃。
ちょっとマジで新作が出たら見てみたいと思いました。

『SIN CITY』

2005年10月06日 | 映画・音楽
『SIN CITY』

監督:ロバート・ロドリゲス
   フランク・ミラー[原作] (共同監督)
   クエンティン・タランティーノ (スペシャルゲスト監督)

主演:ブルース・ウィルス 他。



一言で感想を言うならば、映像が良い。
原作がアメコミ……なのかどうかはよく知らないが。笑
アメコミを実写化したというより、アメコミを「映像化」したといった感じでした。
白黒の中に、赤・青・黄だけが映えるように使われているんですよ。
すごく効果的で良かったです。


粗筋は話しにくいので、少し構成を。
罪の街――シンシティと呼ばれる場所を舞台にした連作短編に近いです。
基本は三人の男たちの復讐劇。
個々の物語はまぁ面白かったです。
……けれども少し時間軸が分かりにくい。
オイラは何の情報も得ずに見たので、一瞬何がなんだか分かりませんでした。笑
三人の男の話~というのはもう結構知られているんですね……。


正直、ストーリーはそこまで面白いわけじゃなかったんですよ。
まぁ私的な意見ですがね。
最初にも触れたけれども、映像がすごいんですよ。
カメラワークとかも格好良い。
そして、その画の作り方だからこそできるグロさ。笑
たぶん通常の人間だったら目を覆いたくなるようなグロさだと思います。
さすがR15。笑
白黒でなかったらたぶん18禁になってますよ、コレ。
久々にこういうグロい映画を見た気分でした。


でもやはり何度か見直してみたいと思う作品でしたよ。
楽しいからとかではなくて、事実確認というか。



そういえばオイラこの映画の中で2箇所だけ大爆笑したのですよ。
たぶん見た人は1箇所だったら予想つくと思う。
オイラが見た時はみんな笑ってたので、誰でも笑うんじゃないかなーと。
もう一箇所は……。
映画館の中オイラ一人で笑い堪えるのに必死でしたよ。
……だってみんな笑ってないんだもん。泣
まぁ、ブラックユーモアみたいな感じだったからな。
というか……普通だったら目を背けたくなるシーンだったと。笑



ストーリー重視ではなく、映像を楽しんでください的。
結構オススメはできます。