昔叔母さんがサバランというケーキを買ってきてくれた。
洋酒が入って大人の味で「なんと素晴らしいお菓子だ!」と、
幼い私はえらく感動した覚えがある。
それから何度か食べる機会があったけれど、
その度「なんと素晴らしいお菓子だ!」感動していた。
時は流れもう流行りではないのか、
それともそんなに当時から人気があった訳ではないのか、
最近はてんで見かけないなぁと思うことすらなかったのだが、
見つけてしまった。
そして買ってしまった「サバラン」
たぶん40年以上ぶりに食べてみました。
ん?
・・・あまり美味しくない😭
思い出が味を美化してしまったのか、
それともたまたま美味しくないサバランだったのか、
とにかく「素晴らしいお菓子」との再会は悲しいものとなった。
さようなら私の「素晴らしいお菓子」😢
もっと美味しいものを知って口が肥えていくからなのかな。
大人になるって、感動するものが減っていくことっていうのは、そういう意味もあるのかもしれませんね。
悲しいですねぇ😭
逆に考えるとどんなものにでも感動できる子供の感性ってのは素晴らしいものですね。