笑いとばしたら、心も晴れるさ。

人生、山あり谷あり、壁に耳あり障子にメアリー、
結構毛だらけ猫灰だらけ、おしりの回りは…わりと綺麗っ!!

忘れること  追記

2010-07-13 07:56:37 | 日記
昨晩、忘れることについて書いたけど、
きっと意味不明だったと思う。

そりゃそうだ。
心のつぶやきを書いただけだもん。

うん。ちょっと付け足しますと、
今日は大事な友達だった人がこの世を去った日。

自殺だったんだ。

たった一人で逝ってしまったんだ。

昔はすごくすごく仲が良くてね。
いつも遊んで、語って、その人の事は何でも知ってた。

卒業してお互いに就職して、
それでも暫くは連絡して会ってたけど、

だんだんお互いの生活が忙しくなって疎遠になって、
私は家を出てしまったし転職もしてしまった。
あの頃は携帯もメールもなかったから、
連絡先を教えようとハガキを出したけど、
あて先不明で戻ってきてしまった。

ずいぶんと時が過ぎて、
ある日共通の友達から連絡をもらった。

A、死んでた。

もうすでに3年の時が経っていた。
自殺して、暫く誰にも気づいてもらえなかったそうだ。

ある事がきっかけで一家離散したらしい。
偶然、Aの妹に友人が会い話を聞いたという。

7月13日に亡くなったみたい。
時間が経ち過ぎて死亡推定が正確かはわからない。

共通の友達が集まってAを偲んだ。
一家離散の為にAのお墓はなく、
お寺に遺骨があるというが、
友達はそこまで聞けなかったらしい。

学校の帰りにたむろっていた
今はすっかり姿を変えてしまった場所で、
コーヒーを飲みながらAの思い出を語り泣いた。

毎年命日くらいはAを思い出してあげようと
誰かが言った。

昨晩、カレンダーを見て思い出したけど、
実際に日々の生活の中でAを思い出す事はない。

一人で逝ってしまったAの事を考えると、
今でも胸が締め付けられるほど悲しくなる。
私が荒れて荒れて自暴自棄になってた若き日、
あんなに親身になって話を聞いてくれて、
あんなに側に寄り添ってくれていた大事な友だったのに。
なんであんな不義理ができたのだろう。
なんであの頃には携帯もメールもなかったのだろう。



そして、何で私はAの事を忘れてしまったのだろう。
コメント
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