笑いとばしたら、心も晴れるさ。

人生、山あり谷あり、壁に耳あり障子にメアリー、
結構毛だらけ猫灰だらけ、おしりの回りは…わりと綺麗っ!!

児童虐待

2010-05-01 05:16:11 | 日記
5月のスタートだというのにえぐいタイトルだな
最近TVをゆっくり見る時間がなくて、
もっぱらインターネットがニュースの情報源ですが、
かなりの割合で虐待に関するニュースを目にします。
児童虐待が社会問題となったのはどれ位前でしょうか?
私が関心を持ったのは16年前ですね。
そう娘を妊娠した時です。
その頃の私は自分で言うのもなんですが、
一日15時間は仕事をしてるバリバリの仕事人間で、
子供を持つという考えはありませんでした。
結婚4年経っても子供も出来ないし、
正直(自分は)特別欲しいわけでもなかったし、
自分の親も亡くしたばかりで、
孫を見せる対象もないわけですから。
そんな状態ですから子供が出来て思った事、
それはまず「愛せるだろうか?」
マスコミでも児童虐待に関する事例が、
頻繁に取り上げられる様になった頃です。
その中で最も心に引っかかったのは、
「虐待の連鎖」という言葉でした。
以前にも触れましたが、
私には7歳年の離れた兄がいて。
幼い頃の私はこの兄に毎日殴られていました。
どうしたら痛い目に合わずに済むかビクビクしていて、
母子家庭で母親が夜働いていた為、
夜を親戚の家で過ごす事が多かったのですが、
大人たちのちょっとした怒鳴り声にも怯える子供でした。
子供の頃の記憶が荒んでいるので、
もしかしたら自分も、
子供を虐待するのではという恐怖がありました。
妊娠中に読んだのは育児書より虐待関連の本ばかり。
虐待のメカニズムを知れば、
最悪の事は回避出来るのではないかと思ったのです。
(今考えるとかなり変な妊婦だったな
ま、実際産んでみたら、かわいくてかわいくて
虐待どころか怒りもしましぇんでしたけどね~
でも虐待に関する知識を入れていたのは、
少なからずも間違いではなかったとも思えるんですね。
やっぱりどんなにかわいくても煮詰まる事があるし、
力の抜きどころ、我慢するところは理解できましたもん。
私が妥協(我慢)したのは子供の失敗ですね。
たとえば物を壊してしまうとか、
粗相をしてしまうに関する事でしょうか。
そのたび子供は筋力がないから上手く持てないのだ。とか、
まだ脳の伝達機能が発達してないので、
尿意を上手く伝えられないのだな。とか、
とにかく理屈をつけて「わざと」でない失敗には寛大でした。
友達に話すと「男の子育て?」と笑われるんですけど。
力はかなり抜きました。
人からは女の子の一人っ子を育ててるとは思えない!と
批難?ゴーゴーマッハGO!GO!GO!でした(笑)
だからマスコミも虐待する親を叩くばかりでなく、
どうしたら回避できるのか、
何故虐待をしてしまうのかという点を伝えればいいと思う。
そういえば娘は中三の自由研究で「児童虐待」をテーマにしていた。
私はここぞとばかりに資料に私の読んだ多くの本を渡した。

「子供を愛せない親…」「子供を叩く…」「望まない子…」
虐待関係の本ってけっこうタイトルがヤバい。
これを見た娘、私に一言こう言った。

「おかぁってサイテー」

   誤解ですって…
コメント (4)
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