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「硫黄島の戦い」も映画から分かるアメリカのショービジネス

2009年09月06日 | 日記

今日は家で
クリントイーストウッド監督の、「父親たちの星条旗」を見た。第二次大戦の硫黄島での戦いを描いた話題作だ。
これは、日本では「硫黄島からの手紙」として同時期に公開され、日米双方の目から見た悲惨な硫黄島の戦いを描いた名作だ。
先日、テレビで日本版を見たので、今日DVDを借りて来た。 どちらの映画も大変見応えがあったが、映画の表現ではかなりの違いを感じた。

あの戦いは、双方甚大な被害を出し、日本においてはほぼ全滅状態だったようだ。映画でも、日本版は帝国軍人の「天皇陛下万歳」精神で死を覚悟する日本兵の悲惨さが終盤に向けどんどん増していく。米国版でも、ゲリラ戦に苦しめられる兵士の恐怖を色濃く描いていた。
しかし、米国版では焦点が少し違うメッセージが込められていることに驚いた。 それは、今でも有名な、米軍が硫黄島を制圧した際、砦の山頂に米国旗を打ち立てる写真が大きな鍵を握る。

この写真はすぐに新聞のトップニュースとして米国本土で流れ、日本領土を制圧した象徴として、国民が湧き、写った兵士らがヒーロー扱いされる。 兵士らは一旦帰国命令を受け、全国の富裕層が集まる凱旋パーティーに毎日引き回されるハメに。 しかし、このパーティー、実は深刻な経済苦境の中、戦費調達目的の国策による「国債募金パーティー」なのである。

戦火をくぐり、多くの戦友が目の前で倒れ、壮絶な殺し合いの中からどうにか生き残った彼らは、ヒーローともてはやされる中、用意された言葉で「死んでいった戦友のために国債を買って下さい・・・」と営業をさせられる。そんな扱いと戦争の時代に揺れ動く彼らの心情が印象的だった。

この時、もう止めたいと抵抗する彼らに、パーティーに引率する上官が「これがショービジネスだ。金が集まらないと弾一つ、燃料すらも買えない。明日にでも日本軍に降参しなければならんのだ!」と恫喝するシーン。これには映画とは言えかなりのショックを覚えた。

アメリカは、経済的に苦しくなったら戦争をすると何かの本で読んだ。当時は世界大恐慌からアメリカも青色吐息の時代だろうから、大戦中は厳しい事情だったのか。 当時の日本は、本土では国民上げての戦争参加。男手を取られた家庭から、食料、金属などあらゆる財産を奪い取っていった。
「欲しがりません。勝つまでは!」である。

この、戦費調達のやり方一つにとっても、アメリカの情報分析力、メディアを使った効果的な戦略、交渉能力は、日本のそれとは全く違う次元であり、現在も日本は太刀打ちできない分野だろう。 しかし、この分野の力を十分つけて、国際社会のリーダーにならなければ、わが国の未来は旧日本軍の行く末と同じであろう。
早急に世界で戦える「リーダー」が必要なのである。

クリントン元大統領が北朝鮮を訪れ、いとも簡単に女性記者を連れ戻した際にも、アメリカの底力を思い知らされた。 しかし、そのすぐ後に、韓国現代グループの女性会長が北朝鮮から社員を連れ戻したのを見たとき、中国や韓国にも水を開けられたとマジで思った。

100年に一度の大恐慌と言われ既に2年が経つ。事の発端はアメリカ。そして今、莫大な赤字が累積し、映画の状況と同じ国家経済がうかがわれる。

今年日本は政権交代した。いよいよ民主党政権、鳩山氏の時代である。心配しなくてもアメリカは日本に戦争は仕掛けては来ないだろう。歯向かわない者に銃口は向けまい。しかし、強者は弱者に「強要」してくることだけは知っておいて欲しい。

ご婦人や党内部権力の話題で盛り上がるのは程ほどに、強い日本となって欲しいと心から思う・・・。


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