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マクドナルドとリッツ・カールトンに共通する「サービス業の本質」

2010年11月02日 | フィリピン情報

今日は税務の話ではなく、

 マクドナルドとリッツ・カールトンに共通する

 「サービス業の本質」について、お話ししたいと思います。


 不況脱出のヒントにして頂ければ、幸いです。
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 先日、新潟県のとある会社の社長さんから、

 下記の100%魚沼産コシヒカリ(無農薬)を送って頂きました。

 http://ameblo.jp/mitamura1023/entry-10693851543.html


 本当にありがたいことですね。


 ちなみに、この方以外にも「メルマガのお礼」として、

 日本全国から色々な物を頂きます。


 これらの方の共通点は下記3点です。

 ○ 顧問先様ではない

 ○ 最初に頂いた時点では、メールのやり取りすらしたことがない

 ○ メルマガ読者さんである


 この状況で色々な品物を頂くのです。


 おそらく、メルマガ発行者と読者さんという関係の中で、

 この状況を作り出せている方はほとんどいないでしょう。


 これは

 ○ 有料レベルの情報を無料で配信する

 ○ 日本全国の中小企業のお役に立つ

 ○ お金は後から付いてくればOK

 と考えているからです。


 ビジネスの前に

 ○ 信頼関係を築く

 ○ ファンを作る

 ということが大切なのです。


 実際に、こんなメールを頂いたこともあります。
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 見田村さんが紹介するものは何でも買ってしまうので、

 本当に役立つ物だけを紹介してくださいね。
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 もちろん、役立たないものは紹介しませんが(笑)。


 実際、友人や顧問先様のご依頼でも断るものは断ります。


 過去の例として、お客様から本の紹介を頼まれたことがありますが、

 私が納得できる内容ではなかったので、断りました。


 そういうマインドに立って、メルマガを書いているので、

 ○ 読者さんとの信頼関係が築ける

 ○ 面識の無い方から色々な物を頂く

 ○ 結果として、ビジネスにもなる

 となるのです。


 これを「サービス業の本質」と位置づけて、

 メルマガを配信しているのです。



 ここで、話を冒頭の問いかけに戻しましょう。


 みなさんはマクドナルドとリッツ・カールトンに共通する

 「一流のサービス」のポイントは何だと思われますか?


 マクドナルドは価格的には大衆店なので、

 通常はリッツ・カールトンと並べられることは少ないでしょう。


 ただ、私の中では「サービスの品質」という意味では、

 「完全に同じレベルの共通点」があるのです。



 まず、マクドナルドの話をしましょう。

 マクドナルドには顧客満足を意識したオペレーションマニュアルが

 あります。


 この徹底的な運用により、

 他のファーストフード店とは明確な違いが出ているのです。


 今度、マクドナルド、他のファーストフード店に行ったら、

 よーく観察してください。


 たとえば、マクドナルドではダンボールなどの

 「お客さんから見えない方が絶対に良い物」は

 絶対に見えなくなっています。


 しかし、他のファーストフード店では、かなり見えています。


 別の例を挙げましょう。


 先日、あるファーストフード店に入り、

 タピオカ入りマロンミルク(ソフトクリーム付き)を注文しました。


 ちなみに、私は甘党です(笑)。


 これを注文した後、「私の目の前で」

 ○ レジを打っていた人がおもむろに横に移動した

 ○ 冷蔵庫からマロンの原液を取り出し、カップに入れた

 ○ 紙パックから牛乳を注いだ

 という行動をとったのです。


 さすがに、紙パックから牛乳を注ぐ姿を見てしまった瞬間は

 興ざめでした・・・。


 もちろん、同じような作業はマクドナルドの裏側でも

 行なわれているでしょう。


 しかし、それが「お客さんの目の前で行なわれるかどうか」は

 大きな違いなのです。


 ちなみに、私がマロンミルクを注文したファーストフード店は

 店内の掃除も行き届いていません。


 「一事が万事」といいますが、この店は全ての事柄において

 サービス業の本質にリーチできていないのです。


 店員さんの接客態度もイマイチです。


 よく

 ○ マクドナルドの1人勝ち

 ○ マクドナルドにできることでも、他の会社ではできない

 と言われます。


 しかし、その手前の段階で

 「どの会社でもできることなのに、マクドナルドしかやっていない」

 ということは沢山あるのです。



 次に、リッツ・カールトンの話をしましょう。

 
 リッツ・カールトンに泊まったことが無い方は

 是非、泊まってみてください。

 日にもよりますが、2万円代で泊まれます。

 
 「贅沢せよ」という意味ではなく、ビジネスの勉強になります。

 その気付きが得られれば、宿泊代はすぐにペイします。



 リッツ・カールトンではタクシーを降りてから部屋に入るまでの流れが

 とにかくスムーズに進みます。
 

 まあ、これは実際に体験してみてください。

 
 私が今回、取り上げたいのはポーターの方の対応です。


 リッツ・カールトンでは、ポーターの方が荷物を運んでくださる際、

 何気なく、かつ、気遣いのある会話をふってくださいます。


 「ああ、さすがに一流のホテルだ」と実感する瞬間です。


 しかし、他のホテルでは「何も話さず、荷物を運ぶだけ」

 ということもありました。


 以前、別のホテルに泊まった際、こんなこともありました。


 ポーターの方が私の荷物を持って、エレベーターに乗ると突然、

 「大きな声」で、かつ、「棒読み」でこう言い始めました。

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 見田村元宣様、本日は○○ホテルをご利用頂き、ありがとうございます。

 見田村様のお部屋は○○号室です。
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 こう言ったが最後、何も言わなくなりました・・・。

 まあ、そうマニュアルに書いてあるんでしょうね(笑)。
 
 
 しかし、これらの

 ○ 何も話さず、荷物を運ぶだけのホテル

 ○ マニュアルに書いてあるセリフだけを言うホテル

 は世間的には良いランクのホテルです。


 由緒正しい割烹料理店なども入っています。  
 

 しかし、現場レベルのサービスではこういうことが起きているのです。



 私が何を言いたいのかというと

 「顧客満足、サービスの本質はお金のかからないソフトの部分にある」

 ということです。


 マクドナルドの例もそうです。

 リッツ・カールトンの例もそうです。


 お金のかからない部分こそが重要なのです。

 そういう意味でマクドナルドもリッツ・カールトンも

 私にとっては「同じレベルのサービスの本質」があるのです。

 

 今の経済状況では、

 お金をかけようとしてもかけられない会社は沢山あります。


 また、不況ではなくても、、

 「お金をかける=ハード面にお金を使う」ということが先行しがちです。


 しかし、本当に大切なのは「お金のかからないソフト面」です。

 力を入れるべきなのは「ソフト>ハード」なのです。


 売上が伸びない、お金もかけられない。


 そんな時代だからこそ、

 お金のかからないソフト面を見直して欲しいのです。


 そこに業績を回復させ、伸ばしていくきっかけがあるのです。
  


公開する情報を実行する場合や、さらに詳しくアドバイスが必要な方は、下記までお問い合わせ下さい。
---------------------------------------------------------------------
 (株)日本中央会計事務所・日本中央税理士法人
 代表取締役・代表社員・税理士 見田村元宣
 所在:東京都港区西新橋1-16-5コニシビル4階 
 電話:03-3539-3047

 ○顧問契約、単発のご相談のお問合せは
 http://www.77setsuzei.com/form/consul/index.html
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