今晩は、tahiriです。
今日は、ちょっとシナリオを載せてみようかと思います。ええ、皆さんに教えてもらった大正時代の。
て、手抜きなんかじゃなんだからね! 勘違いしないでよ!
いや、手抜きなんですが。しかし、私は手が抜けて、皆さんはシナリオが見れてはっぴーはっぴーみんなはっぴーうれぴーよろぴくねー。
問題は公開できるほどのクオリティじゃないとかそんなことは気にしない。
もし、これをプレイするなら、頑張ってください。そこまで奇特な人はまずいないでしょうが。
……あれ? じゃあ結局自己満足?
シナリオ/クトゥルフ/大正
[大正奇譚]
大正十二年、八月末。舞台は東京。PCは探偵屋。良家の奥様(山根男爵夫人)から依頼が! 美人の依頼人に高い依頼金(前金一円、終了後もう一円)。素晴らしい。依頼は一週間に渡って気づかれないように夫の行動を監視、交友関係にいたるまで調べてくれ、というもの。神経質に浮気を気にしているのです。つーわけで、婦人は白。ミスリード用。でも、この人も浮気はしてます。旦那と年の差がありすぎて、構ってくれないものですから。
でも男爵は真っ黒。この人、先の大戦で成り上がり、とうとう一代で爵位まで手にした実業家の旦那様なんですが、シュド・メル信者。大戦の折、渡った中国で怪しい中国人に教えられた。で、この人関東一円に地震を起こして、シュド・メルの貢物にしようと企んでるわけです。まあ、どちらにせよ関東大震災は起こるわけですが。
シナリオとしては旦那様の行動を探って、地震を止めるよう動いてもらえると最高。的は幼生クトーニアン、展開によってはシュド・メル、もしくは成虫クトーニアンくらいで。
主な舞台は、旦那様の屋敷と、地下の秘密基地。後はそこに出入りする人を捕まえて尋問したり、とかだな。
なお、涼子お嬢様はPCの味方になってくれます。「最近のお父様、怖いの……」
タイムテーブル。
八月二十四日。
昼頃、夫人、PCに依頼。その日のうち、またはこれ以降に屋敷に近づき判ること、及び屋敷の人間に質問して判ることは、屋敷周辺の水場の管理が恐ろしく厳重になっているということ。私有地の池は干上がらさせ、屋敷内の水場も徹底的に管理され、節水しているような感じ。そのせいで、使用人がやめていき、募集中。潜入して、ばれたら屋敷の地下牢へ。忍び込んだら警察へ。そして罪確定のうえ、拷問される。男爵は夜、『ガールン断章』の翻訳を終え、東京をシュド・メル様に捧げるんだ計画最終章に入る。
八月二十五日。
朝から昼過ぎまで、旦那様は仕事。奥様は用事があって朝から晩までお出かけ中。後を追ってみると、遠くの喫茶店でボォと昼過ぎまで。で、しばらくして近くの公園へ。そこで夜まで男と密会。なお、この日何をしていたかとPCに訊ねられると、挙動不審にごまかす。昼も回った頃、お屋敷には怪しい集団が。旦那様の魔術的部下です。旦那様はその人達と書斎に閉じこもり、返事はしてくれません。東京(省略)計画のために説明、及び。もし、彼らの誰かがPCに話しかけられたら、中国語でごまかす。もし中国語を操ってきたら、たんなるお友達、としか言わない。二日後、質問したPCは何者かに襲われる。
八月二十六日。
雨。旦那様は仕事で一日家にいません。奥様も逢引相手とお出かけ。屋敷にはお嬢様と使用人のみ。もしPCが屋敷で働いている場合は、書斎の掃除を任せられる。『Shuddemel及びChthoniansに於ける個人的研究要綱』、『ガールン断章』、地下への入り口、地下見取り図、リボルバーなどがある。そうでない場合にはお嬢様とPCを接触させる。もし書斎から物が無くなっていた場合、それが一般的なものなら警察へ。使用人全員が取り調べられます。魔術的なものなら、新人のPCがものすごく疑われ、常に監視が入る。
八月二十七日。
昨日とは逆に旦那様は一日中家に閉じこもっています。昨日の雨でいくつか機能破綻起こしたので、修理中ですね。今日は奥様も大人しく。平和な一日。
八月二十八日。
外部から英国人風お客さん。旦那様はずっとその人とお話。聞き耳を立てるなら、クトーニアンという生命体について意見交換を行っているようだが、話を聞くと四千度の温度にも耐えうる、山よりも大きな、地震を起こせる生命体らしい。PCが働いていない場合、お嬢様との親交を深めさせておく。英国人は泊まり、旦那様と深夜まで起きている。
八月二十九日。
早朝、震度3程度の地震がある。英国人は帰り、旦那様は徹夜したように腫れぼったい顔。お嬢様は体調が悪いらしく、部屋から出てこない。部屋に行っても、「旦那様の命令ですので……」入れてもらえない。昼過ぎ、全ての使用人に暇が出される。明日までには荷物を纏めてでていくように。
八月三十日。
屋敷を出る際、お嬢様に紙片を渡される。「誰も居ないところで読んでください……」。もしくは屋敷の外。お嬢様はシュド・メルに捧げられる最初の生贄。彼女を基点にクトーニアンを誘発、大地震を起こす計画。今日、計画は最終段階に入り、明日正午実行する。
八月三十一日。
PCの行動次第でどうにでも。
九月一日。
午前十一時二十八分。関東大震災発生。《幸運》次第では生き延びれるだろう……。
キャラクター
山根浩三、五十二歳
STR 10 CON 9 SIZ 15 INT 16 POW 19
DEX 8 APP 14 EDU18 SAN 0 耐久力 12
ダメージボーナス:+1D4
武器:仕込み杖 40% 1D6+db
呪文:《支配》、《シュド・メルの赤い印》、《クトーニアンとの接触》、《被害をそらす》、《杖に魔力を付与する》
技能:経理 74% 値切り 56% 図書館 36% オカルト 62% 説得 47% 隠す 39% クトゥルフ神話 47%
幼生クトーニアン(第二段階。なお、幼生でも成体が地震を起こす補助は可能とする)
STR 28 CON 29 SIZ 22 INT 18
POW 10 DEX 9 耐久力 26
ダメージボーナス:+2D6
武器:蝕肢 75% ダメージ 2D6及び吸血(1Rに1D6CON)
押しつぶし 80% ダメージ 5D6+db
装甲:装甲、五点。及び1Rに五点回復。なお、水は0,5Lにつき、十点のダメージ。
正気度喪失:1/1D10
屋敷地下。
簡素な扉、頑丈な扉、豪華な扉がある。簡素な扉は魔術用品が色々。《幸運》によると《旧き印》を発見できる。頑丈な扉は幼生クトーニアンの巣。向こうからおぞましい鳴き声が聞こえる。豪華な扉は儀式場。シュド・メルがいらっしゃる。戦いの時、シュド・メルは自分からは何もしない。魔術師に命令されたら、ぱくっと。魔術師を。
Shuddemell及びChthoniansに於ける個人的研究要綱
東京、及び関東一円を贄とするにあたり、これまでの研究結果を纏めることにする。
(中略)
やはり、Chthonians種の生命力には脅威を感じるものがある。私も屋敷で一度脱皮を迎えたものを数匹飼っているが、彼らが危機に陥るなど考えることが出来ない。伝承に拠れば、岩をバタアの如く掘り進み、火山のように熱い地底奥深くに潜んでいると謂う(『各地の地震鯰の存在と其の同意点』を参照)。しかし、その能力の最も素晴らしい点は、地震発生能力であろう。彼らの存在は土着の信仰等とも結びついていると思われる。
(中略)
しかし、一見完全な生命体に見える彼らにも残念ながら弱点はある。水だ。わずか500mlの水で傷つき、3lもあれば彼らを滅ぼしてしまうだろう。この問題から彼らを守るために数点屋敷に改造をほどこした。大丈夫だろうか。
(中略)
以上を持って、わたしは東京圏に大地震を発生させる心積もりである。明後日、Chthoniansの最上種であるShuddemellを召還し、磐石を整える次第である。
大正十二年八月二十五日
正気度喪失:1/1D6
クトゥルフ神話に+2%
山根涼子からの手紙。なお、この手紙は黒ずんだ血で書かれている。
たすけてください。お父さまは変わってしまわれました。わたくしに痛いことやひどいことをしてきます。でも、お父さまは笑っていらっしゃるんです。もう、つらいです。わけのわからないバケモノに血をあげるのもいやです。わたくしの目の前でだれかが死ぬのもいやです。お父さまは「明日でおわる」とおっしゃいますが、こわくてしかたありません。お父さまはわたしに何もあたえてくれません。こわいです。いたいです。つらいです。もう、死んでしまいたいです。たすけてください。このようによごれた手紙をかいてもうしわけございません。だれも、書くものをくれなかったのです。お父さまのめいだそうです。もういやです。たすけてください。わたしをここから出してください。こわいです。くるしいです。たすけてください。おねがいします。なんでもします。おねがいします。死にたくありません。おねがいします。たすけてください。たすけてください。たすけてください。たすけてください。たすけてください。たすけてください。たすけてください。たすけて。たすけて、たすけて、たすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけて
正気度喪失:0/1D4
今日は、ちょっとシナリオを載せてみようかと思います。ええ、皆さんに教えてもらった大正時代の。
て、手抜きなんかじゃなんだからね! 勘違いしないでよ!
いや、手抜きなんですが。しかし、私は手が抜けて、皆さんはシナリオが見れてはっぴーはっぴーみんなはっぴーうれぴーよろぴくねー。
問題は公開できるほどのクオリティじゃないとかそんなことは気にしない。
もし、これをプレイするなら、頑張ってください。そこまで奇特な人はまずいないでしょうが。
……あれ? じゃあ結局自己満足?
シナリオ/クトゥルフ/大正
[大正奇譚]
大正十二年、八月末。舞台は東京。PCは探偵屋。良家の奥様(山根男爵夫人)から依頼が! 美人の依頼人に高い依頼金(前金一円、終了後もう一円)。素晴らしい。依頼は一週間に渡って気づかれないように夫の行動を監視、交友関係にいたるまで調べてくれ、というもの。神経質に浮気を気にしているのです。つーわけで、婦人は白。ミスリード用。でも、この人も浮気はしてます。旦那と年の差がありすぎて、構ってくれないものですから。
でも男爵は真っ黒。この人、先の大戦で成り上がり、とうとう一代で爵位まで手にした実業家の旦那様なんですが、シュド・メル信者。大戦の折、渡った中国で怪しい中国人に教えられた。で、この人関東一円に地震を起こして、シュド・メルの貢物にしようと企んでるわけです。まあ、どちらにせよ関東大震災は起こるわけですが。
シナリオとしては旦那様の行動を探って、地震を止めるよう動いてもらえると最高。的は幼生クトーニアン、展開によってはシュド・メル、もしくは成虫クトーニアンくらいで。
主な舞台は、旦那様の屋敷と、地下の秘密基地。後はそこに出入りする人を捕まえて尋問したり、とかだな。
なお、涼子お嬢様はPCの味方になってくれます。「最近のお父様、怖いの……」
タイムテーブル。
八月二十四日。
昼頃、夫人、PCに依頼。その日のうち、またはこれ以降に屋敷に近づき判ること、及び屋敷の人間に質問して判ることは、屋敷周辺の水場の管理が恐ろしく厳重になっているということ。私有地の池は干上がらさせ、屋敷内の水場も徹底的に管理され、節水しているような感じ。そのせいで、使用人がやめていき、募集中。潜入して、ばれたら屋敷の地下牢へ。忍び込んだら警察へ。そして罪確定のうえ、拷問される。男爵は夜、『ガールン断章』の翻訳を終え、東京をシュド・メル様に捧げるんだ計画最終章に入る。
八月二十五日。
朝から昼過ぎまで、旦那様は仕事。奥様は用事があって朝から晩までお出かけ中。後を追ってみると、遠くの喫茶店でボォと昼過ぎまで。で、しばらくして近くの公園へ。そこで夜まで男と密会。なお、この日何をしていたかとPCに訊ねられると、挙動不審にごまかす。昼も回った頃、お屋敷には怪しい集団が。旦那様の魔術的部下です。旦那様はその人達と書斎に閉じこもり、返事はしてくれません。東京(省略)計画のために説明、及び。もし、彼らの誰かがPCに話しかけられたら、中国語でごまかす。もし中国語を操ってきたら、たんなるお友達、としか言わない。二日後、質問したPCは何者かに襲われる。
八月二十六日。
雨。旦那様は仕事で一日家にいません。奥様も逢引相手とお出かけ。屋敷にはお嬢様と使用人のみ。もしPCが屋敷で働いている場合は、書斎の掃除を任せられる。『Shuddemel及びChthoniansに於ける個人的研究要綱』、『ガールン断章』、地下への入り口、地下見取り図、リボルバーなどがある。そうでない場合にはお嬢様とPCを接触させる。もし書斎から物が無くなっていた場合、それが一般的なものなら警察へ。使用人全員が取り調べられます。魔術的なものなら、新人のPCがものすごく疑われ、常に監視が入る。
八月二十七日。
昨日とは逆に旦那様は一日中家に閉じこもっています。昨日の雨でいくつか機能破綻起こしたので、修理中ですね。今日は奥様も大人しく。平和な一日。
八月二十八日。
外部から英国人風お客さん。旦那様はずっとその人とお話。聞き耳を立てるなら、クトーニアンという生命体について意見交換を行っているようだが、話を聞くと四千度の温度にも耐えうる、山よりも大きな、地震を起こせる生命体らしい。PCが働いていない場合、お嬢様との親交を深めさせておく。英国人は泊まり、旦那様と深夜まで起きている。
八月二十九日。
早朝、震度3程度の地震がある。英国人は帰り、旦那様は徹夜したように腫れぼったい顔。お嬢様は体調が悪いらしく、部屋から出てこない。部屋に行っても、「旦那様の命令ですので……」入れてもらえない。昼過ぎ、全ての使用人に暇が出される。明日までには荷物を纏めてでていくように。
八月三十日。
屋敷を出る際、お嬢様に紙片を渡される。「誰も居ないところで読んでください……」。もしくは屋敷の外。お嬢様はシュド・メルに捧げられる最初の生贄。彼女を基点にクトーニアンを誘発、大地震を起こす計画。今日、計画は最終段階に入り、明日正午実行する。
八月三十一日。
PCの行動次第でどうにでも。
九月一日。
午前十一時二十八分。関東大震災発生。《幸運》次第では生き延びれるだろう……。
キャラクター
山根浩三、五十二歳
STR 10 CON 9 SIZ 15 INT 16 POW 19
DEX 8 APP 14 EDU18 SAN 0 耐久力 12
ダメージボーナス:+1D4
武器:仕込み杖 40% 1D6+db
呪文:《支配》、《シュド・メルの赤い印》、《クトーニアンとの接触》、《被害をそらす》、《杖に魔力を付与する》
技能:経理 74% 値切り 56% 図書館 36% オカルト 62% 説得 47% 隠す 39% クトゥルフ神話 47%
幼生クトーニアン(第二段階。なお、幼生でも成体が地震を起こす補助は可能とする)
STR 28 CON 29 SIZ 22 INT 18
POW 10 DEX 9 耐久力 26
ダメージボーナス:+2D6
武器:蝕肢 75% ダメージ 2D6及び吸血(1Rに1D6CON)
押しつぶし 80% ダメージ 5D6+db
装甲:装甲、五点。及び1Rに五点回復。なお、水は0,5Lにつき、十点のダメージ。
正気度喪失:1/1D10
屋敷地下。
簡素な扉、頑丈な扉、豪華な扉がある。簡素な扉は魔術用品が色々。《幸運》によると《旧き印》を発見できる。頑丈な扉は幼生クトーニアンの巣。向こうからおぞましい鳴き声が聞こえる。豪華な扉は儀式場。シュド・メルがいらっしゃる。戦いの時、シュド・メルは自分からは何もしない。魔術師に命令されたら、ぱくっと。魔術師を。
Shuddemell及びChthoniansに於ける個人的研究要綱
東京、及び関東一円を贄とするにあたり、これまでの研究結果を纏めることにする。
(中略)
やはり、Chthonians種の生命力には脅威を感じるものがある。私も屋敷で一度脱皮を迎えたものを数匹飼っているが、彼らが危機に陥るなど考えることが出来ない。伝承に拠れば、岩をバタアの如く掘り進み、火山のように熱い地底奥深くに潜んでいると謂う(『各地の地震鯰の存在と其の同意点』を参照)。しかし、その能力の最も素晴らしい点は、地震発生能力であろう。彼らの存在は土着の信仰等とも結びついていると思われる。
(中略)
しかし、一見完全な生命体に見える彼らにも残念ながら弱点はある。水だ。わずか500mlの水で傷つき、3lもあれば彼らを滅ぼしてしまうだろう。この問題から彼らを守るために数点屋敷に改造をほどこした。大丈夫だろうか。
(中略)
以上を持って、わたしは東京圏に大地震を発生させる心積もりである。明後日、Chthoniansの最上種であるShuddemellを召還し、磐石を整える次第である。
大正十二年八月二十五日
正気度喪失:1/1D6
クトゥルフ神話に+2%
山根涼子からの手紙。なお、この手紙は黒ずんだ血で書かれている。
たすけてください。お父さまは変わってしまわれました。わたくしに痛いことやひどいことをしてきます。でも、お父さまは笑っていらっしゃるんです。もう、つらいです。わけのわからないバケモノに血をあげるのもいやです。わたくしの目の前でだれかが死ぬのもいやです。お父さまは「明日でおわる」とおっしゃいますが、こわくてしかたありません。お父さまはわたしに何もあたえてくれません。こわいです。いたいです。つらいです。もう、死んでしまいたいです。たすけてください。このようによごれた手紙をかいてもうしわけございません。だれも、書くものをくれなかったのです。お父さまのめいだそうです。もういやです。たすけてください。わたしをここから出してください。こわいです。くるしいです。たすけてください。おねがいします。なんでもします。おねがいします。死にたくありません。おねがいします。たすけてください。たすけてください。たすけてください。たすけてください。たすけてください。たすけてください。たすけてください。たすけて。たすけて、たすけて、たすけてたすけてたすけてたすけてたすけてたすけて
正気度喪失:0/1D4