榊
Cleyera japonica
サカキはサカキ科(ツバキ科)サカキ属の常緑樹で、つややかで厚みのある葉は互生し、縁には鋸歯(きょし)がなく表も裏も無毛で長さが8cm前後と大ぶりです。この美しい葉のついた枝は玉串(たまぐし)として神事に用いられます。関東地方の生花店で販売されている神棚用の「お榊」はサカキの代用として使われている別属のヒサカキが多く、こちらは葉は小さく縁に浅いぎざぎざがあります。
花は直径1.5cmほどの小さな白花で6月から7月に開花し、11月から12月には果実が熟して黒色になります。芽吹きがよく刈り込みにも耐えるため玉仕立てや生け垣にも適しています。また耐陰性が強いため日当たりの悪い場所への植栽にも適しています。暑さには強いのですが寒さにやや弱く、-9℃を下回る場所では屋外での栽培が困難です。ちなみに漢字一文字で表される名前の「榊(さかき)」は日本でつくられた漢字で国字の一つです。
花は直径1.5cmほどの小さな白花で6月から7月に開花し、11月から12月には果実が熟して黒色になります。芽吹きがよく刈り込みにも耐えるため玉仕立てや生け垣にも適しています。また耐陰性が強いため日当たりの悪い場所への植栽にも適しています。暑さには強いのですが寒さにやや弱く、-9℃を下回る場所では屋外での栽培が困難です。ちなみに漢字一文字で表される名前の「榊(さかき)」は日本でつくられた漢字で国字の一つです。
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