goo blog サービス終了のお知らせ 

糊と鋏

日々のあれこれ

防寒下着

2011-01-19 11:23:08 | 日記
日曜日の雪がまだ少し残っていて、外は冷蔵庫の中にいるように寒い。
去年から、家を片付けているが、寒さがきつくなると共に、トーンダウンしてしまった。
昔の家なので、ひとつの部屋を暖めても、隣の部屋は冷え切っている。
奥の部屋を片付けようと思うと、まずその部屋を暖めるために、
ストーブを持っていかなくてはいけない。灯油の入ったストーブは結構、重い。

手間である。

ひとつ手間が余分にかかると、途端に面倒になって、億劫になる。

それならば、自分自身が暖かくなれば、いいということで、
世間で暖かいと言われている保温シャツを着てみるが、
冷え性の私には何の暖か味ももたらしてくれない。
いっそ、登山用の下着を買うべきかと、考え始めている。
いくらなんでも、これなら私でも暖かく感じられそうでないか?
結構、高額なので、出来れば着た感想を聞きたいものだが、
残念ながら、周りで登山用下着を着ている人を知らない。

しのごのいわずに動いていれば暖かくなるわよ、という声が聞こえてきそうだが、
いまだ登山用の下着を購入していない私は、こたつで丸くなるばかりである。

秋の深まり

2010-11-18 17:58:15 | 日記
「あっという間に、時は過ぎ・・・」
なんて、歌の一節みたいだが、
夕方になるとしみじみ思う。
おそらく、この調子のままでバタバタしながら、
12月に突入ということになるのだろうなあ。

このところ、部屋を片付けている。
徹底的に片付けようとしているためか、
家中がひっくり返って、ちょっとパニックである。
押入れには20年以上も見ていなかったものが、たくさん出てきた。
衣類、タオル、鍋、茶碗、盆、皿、湯のみ・・・。

物のない時代に育った親世代は、捨てるということが出来なかった。
いつか使うつもり、お客様に使うつもりで、ずっと仕舞ってあったのだ。
一度も使われることのなかったものたちを眺める。

ここで、再び仕舞いこむと、片付かない。
「割り切って処分するのだ」
もったいないことだが、自分にきつく言い聞かせる。

日々悪戦苦闘して、11月末日には、見違えるような我が家になっている、

筈である。

忌明け

2010-05-31 14:57:21 | 日記
4月17日に、母が亡くなった。
5月23日には、三十五日法要を済ませた。

夕べ、母が生き返った夢を見た。
時々、まだ病院に入院していると思ったりする。
夕飯はまだ?と呼びに来るような気がしたりする。

母が丹精こめていた庭が荒れ放題である。
いまは、それを眺めているばかりだ。

春、春、春

2010-04-07 00:26:56 | 日記
今日はとても暖かく、そのせいか、桜が満開になった。
風もわずかにある程度で、何とも気持ちが良い。
こんな日に、お花見に行きたいものであるが、
そうそう、自分の都合がつかない。

それでも、何とか車の中から、桜並木を眺めことが出来た。
町の小さな並木を通るのでは、あっという間だが、
満開の桜は、実に美しい。

桜は、普段は存在を忘れているほど地味な木だ。
ところが、花が咲くと、こんもりしたピンク色が、
あちらこちらに出現し、その存在を主張する。

学校、神社の境内、川べり、交差点の角、近くの山と、
ピンク色が見えると、その柔らかい色に心が和む。

桜は木全体が花で覆われる。ピンク色の塊になるさまは、
本当に幻想的である。

子どもの頃、「庭に桜を植えたい」とねだったところ、
「毛虫が湧くからだめ」と、怒られたことがある。
あの美しい桜には、たわしみたいな毛虫がつくのである。
確かに、庭にわさわさ這いずられては、気持ちのいいものではないが、
咲き誇る桜を見ると、性懲りもなく、
「庭に1本あっても」と、思ったりするのだ。

少し前から、風の音が大きくなったような気がする。
明日の朝には散り始めるのだろうか。

桜の花が終わってしまうのは寂しいが、
桜が終わったら、次はチューリップが咲いてくる。
春はこれからが本番だ。

風邪をひく

2010-03-27 23:49:10 | 日記
春先は、温度が安定しない。
身体の温度調節が下手な私は、
毎年、この時期に風邪をひいてしまう。
あまりに暖かかったので、薄着をしたら、
見事に冷えてしまったのだ。

一日で風邪が治ったころがあったとは、
今は夢のごとしである。
熱がでてしまったので、回復に、
1週間以上かかってしまった。

気がついたら、桜の開花状況が新聞に載る季節となっていた。
でも、この桜の時期も結構、寒い。
今日も、用心のため、まるで冬と変わらない格好をしている。
早く、薄着になりたいものだ。

図書館で、『剣客商売』を借りようとしたら、
私の借りたい「6」がない。
あと、続いて、「7」「8」「9」とあるのになあ。
シリーズ物を飛ばして読むのは好きではないので、
しばし我慢である。

トラブル

2010-03-16 00:35:17 | 日記
朝から、トラブルが発生した。
おかげで、すっかり予定が狂う。

最初は、頭が真っ白になり、
次にパニックになって、
やがて、怒りが湧いて来た。
もう、頭の中がぐちゃぐちゃである。

一瞬、絶望的になる。

でも、ふと思い直す。
このトラブルに、何か別の救いとか、
意味とか、巡り会わせとか、
あるのではないだろうか。

電車に乗っているとき、
気分転換に『剣客商売3』を、ががっと読んだ。
読むと、江戸時代に入り込む。
ありがたいことに、気分が良くなった。

まあ、人生、たかだか80年。
悩みすぎては、時間がもったいない。

明日は、『剣客商売4』を読むことにしよう。

お土産

2010-03-14 00:17:16 | 日記
今日、夫がお土産に生キャラメルを買ってきてくれた。
かねてから噂の、なんたら牧場の生キャラメルである。

正真正銘の本物である。
箱を手に取る。小さい箱だ。
箱を開けると、これまた小さなキャラメルが、
行儀よく、慎ましく並んでいる。

友人は、口に入れると、溶けてしまうのよと言っていた。
評判に関する話は、疑ってかかるほうである。
キャラメルが、そんなに簡単に溶けるだろうか。
ともかく、一つ口に入れてみる。

おや、溶ける。溶けるではないか。
するする溶けていく。
まるで、和紙が一枚ずつ溶けて行くようである。
こんな溶け具合の食べ物は初めてだ。

溶け具合もいいが、味もいい。
添加物等は入っていないようだ。
それも味の良さに繋がっているのだろうか。

友人は、すぐに口の中で溶けてしまうから、
あっという間に1箱を食べてしまったそうだ。

私はどのくらいで食べ切ってしまおうか。
今、頭の中で算段をしている。

春遠からじ

2010-03-12 00:01:03 | 日記
介護の申請をしたものの、調査の日はまだ先である。
町のケアマネージャーは手一杯らしいのだ。
それだけ介護が必要な人が多いのだろう。

しかし、どうしたら良いのか不安が続く。
かかっている病院に相談したところ、
近所の病院の社会福祉士の方に来ていただけることになった。

どういう人が来て、どういう話になるのだろうと心配だったが、
親身になって話を聞いてくださり、アドバイスをしていただくことが出来た。

また、「家族だけで入浴させるのは、ものすごく大変ですよ」
とおっしゃって下さった一言が嬉しかった。

自分の体力がなくて、うまく入浴させることが出来ないことが、
後ろめたく、情けなく思っていたのだ。
きっと、ほかの人はちゃんとうまくやっているに違いないと、
思い込んでいた。

抱え込んでいけないと痛感した。
外へ発信することは、とても重要なのだ。
今は人の助けを受けることばかりになるだろうが、
次は、自分が誰かの助けになれるといい。

今日は、とても寒い日だったが、
庭の鉢植えの沈丁花が、花開いていることに気づいた。
冷たい風に甘い香りが漂う。
季節は、着実に春に向かっているのだ。

そういえば、猫の毛も抜け毛が増えてきてたっけ。

真夜中に

2010-03-08 01:41:42 | 日記
真夜中に起きていると、とても落ち着く。
真夜中には、電話も鳴らない、訪問者もない。
用事に呼ばれることもなく、しんと静かだ。
雑事を全部忘れられる。

忘れられるって、私の毎日は、
忘れたいものしかないのかと、少し寂しくなる。
だが、現実に、いろいろなものを諦めてゆかねばならないことは、
辛い。

辛いけど、そう言っているだけでは物事は変わらない。
この辛い中から、楽しいことを見つけ出したい。
というわけで、外に行かずに楽しもうと、
図書館で本を借りてきた。

さっそく読んだのが、三浦しをんの『まほろ駅前多田便利軒』。
とても面白かった。キャラクターが魅力的で、
物語の中にどっぷり浸かることが出来た。

さて、次は、池波正太郎の『剣客商売』だ。
こちらの舞台は江戸時代。
さてどんな世界が待っているのか、楽しみである。

しかし、真夜中は気持ちのトーンが低くなりすぎるようだ。
要注意である。

時間

2010-03-05 01:58:02 | 日記
冬の雨は冷たくて苦手だ。
明日も雨のマークがあったので、洗濯を強行した。

家事をまじめにやると、部屋は片付く。食事のバランスも取れる。
けれど、自分のことがまったく出来ない。
頑張って、自分のことに取り掛かると、
睡眠時間を削るしかなくなってしまう。

4時間くらいの睡眠でも大丈夫の身体になれないものか。

時間を作り出すために、持ち物を減らそうかと思い立つ。
物が少なければ、掃除の時間が減らせるのではないか?

仕事も家事もささっとこなしている人のコツが知りたいものである。