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現場からの便り<光があふれる地下室をもつ住まい>

日差しがまぶしい地下室がある住宅の現場から今日も進捗状況が届きました。

<木工事>仕上がってきました

2008年06月05日 | Weblog
2階の部分の間仕切りもほぼ完了して、
あとは照明器具と建具をつけるまでになりました。

写真で横たわっているのが
杉の丸太で作った梁です。



こんな風に室内に入ってしまうと
上棟式の時に青空の下で見た感じとはまた少し違いますよね。
かなりの存在感です。
そして年月が経つにつれて、いい色になっていきます。

家族の歴史を見守る住まいになってきましたか?
S様ご家族が楽しく暮らしてもらうことが一番です。

<換気工事>天井裏に納まりました

2008年05月20日 | Weblog
内部の仕上げ工事もいよいよ終盤です。

天井裏に設置した換気システム「バーコ」も
ボードに囲まれて、この通り
日常生活からは見えなくなりました。
(天井点検口の中を開けてみました)



でも建物の心臓部だから、とても大切です。
これのお陰で室内がカラッとしていると言っても
過言ではありません。
とくに、こうムシムシすると・・・・。

換気システムは、
できれば年1回はお掃除しましょう。
「バーコ」は台所換気扇と同じシロッコファンという
ファンが本体に設置されているだけの
いたってシンプルなつくりです。

なので、
このシロッコファンをお掃除してあげるだけです。
でも、お掃除してあげないと
埃がたまり、故障の原因となります。
故障すると、換気されないのはもちろんのこと
室内の空気がどんよりとしてくるので
とても不快です。こまめなメンテナンスを。

外壁工事<ただ今、左官工事中!>

2008年05月14日 | Weblog
S様の外壁は「スタッコフレックス」という
ドイツ生まれアメリカ育ちの塗り壁材です。

今日は、左官屋さんが
割れ防止のメッシュシートを全面に施工した
下地材(防火サイディング)に
それを塗り始めました。

ここで社長のこだわり!

割れ防止のメッシュシートは
防火サイディングのつなぎ目にだけ施工するものですが、
当社では建物全体に施工します。
簡単にいうと建物を包帯でぐるぐる巻きにするって感じ
これならちょっとやそっとでは割れないよね。



「スタッコフレックス」の特徴を簡単に説明すると

左官仕上げの外壁は仕上がりがきれいですよね。
でも下地処理をきちんとしないと
地震などで建物が揺れると
ひび割れが生じたり(クラックが入ったり)
表面の塗り壁材が剥がれ落ちたりします。
それが欠点です。

その点「スタッコフレックス」は
それ自体に伸縮性、弾力性がある
ひび割れしにくい材料です。
ひび割れしないということは剥がれ落ちたりもしません。


木工事<北側でも明るい台所>

2008年05月13日 | Weblog
S様は当初、敷地が狭いので
室内が暗くならないかとても心配されていました

ここは北側の台所になる場所です
天井の一部を勾配にして天窓を入れました

するとどうでしょう
こんな明るい空間になりました




天窓を南側の屋根につけると
夏はとても日差しが強く室内がサウナのような状態になりますが、
北側につけると、そんな心配もいりません

太陽の光だけを取り込むことができます

S様宅は敷地が北側道路だから
北側の天空に障害物がなく
よりたくさんの太陽の光が入ってきます

北側も捨てたものではないでしょう?

換気工事<本体設置完了>

2008年04月30日 | Weblog
S様邸に設置する計画換気システムは
エアロバーコマルチポート80という
スウェーデン製の計量換気システムです。

本日洗面室の天井裏に設置完了!



白い四角のボックスが換気システム本体
フレキシブルダクトとアルミダクトが
おうちの湿気を出す場所と床下と小屋裏へと伸びていきます。

バーコは換気システムの中では第三種換気システムといい
排気専門の換気扇です。

じゃあ給気は?というと、
各居室に給気口を設置して新鮮空気を取り入れます。

熱交換器を使う会社もあるけれど(過去に当社も使用した経験から)
換気扇のような機械ものは仕組みが簡単なほうが
取り扱いも楽!
結果メンテナンスが楽だし、
ランニングコストも低くてすむようですね。

気密測定です!!

2008年04月23日 | Weblog
今日は大工さんの希望で気密測定

いつもは完成時に行なう気密測定ですが
今回は地下室もあってボリュームが大きいし
念には念をいれるということで、
断熱・気密施工終了した今日、気密測定を行ないました

これが気密測定器です

仕組みはいたって簡単!
写真にうつっているグレーの筒の部分にモーターを設置
室内をどんどん負圧にして
外から入ってくる空気量を測定します




気密測定と聞くとなんだか息苦しく感じてしまうのは私だけ?
実際には息苦しくなったりしません
それよりも測定することで
どこに隙間があるか発見できるので
とても信頼できる頼もしいヤツなんです

気密住宅をうたうなら気密測定は必須でしょう




結果は次世代省エネ基準を楽々クリア
さすが大工さん!

完成時の測定が楽しみですね

断熱工事<壁も屋根も>

2008年04月10日 | Weblog
木工事が始まって早1ヶ月
外壁部分の断熱工事が完了しました



窓廻りのテーピング
断熱材のつなぎ目のテーピング
最後に
横胴縁でしっかりと押さえて完了


そして屋根(小屋)部分の断熱材は



こんな感じで
やっぱり隙間なく施工完了

気持ちいいくらいの納まりです

いつものことですが
断熱材の施工が終わると
現場の室内環境はとても快適になります

いかに断熱と気密が効いているか
ですよね

給排水工事<さや管ヘッダー方式>

2008年04月05日 | Weblog
給水工事は
さや管ヘッダー方式が標準仕様
それってどんな方式?
こんな方式



ブルーのチューブが水、
オレンジのチューブがお湯

外部からの引き込みは一箇所のみ
床下で各部分(トイレや洗面、浴室、台所)へ分岐します

さや管ヘッダー方式のいいところは
将来リフォームなどで水廻りの配置が変更しても
大掛かりな給水工事を必要としないこと

住まいが長持ちして欲しいから
こんなこと(将来のリフォームのしやすさ)にも
こだわっています

屋根工事<棟納め>

2008年04月05日 | Weblog
屋根工事は先週には完了していましたが、
久しぶりに屋根に登って施工の確認中

棟部分も天窓部分も
隙間なくきちんと施工されていることを確認して
地上へ降りました



たまに乗るとドキドキ

でも亜鉛鉄板の屋根材と違ってほとんど足元が滑らない
やっぱり雪止め金物は必要ないね
屋根全体が雪止めって感じです



断熱工事<下屋・出窓>

2008年03月27日 | Weblog
役所の中間検査に合格して
現場は予定通り進んでいきます

というのも、
ティーズのおうちは
断熱材が柱の外側に施工されるため
中間検査(別名:金物検査)に合格しないと
断熱材が施工できません

だから屋根と絡んでくる部分だけ
前もって断熱材を施工します
こんな感じ



こうすることで断熱材が切れ目なく続いていきます
それは気密という性能にとっても
とても大切なことです

断熱材のジョイント部分もきちんとテーピング