こんにちは！
立花事務局内復縁係、野村です。
本日も最後まで宜しくお願い致します。
今回は
愛するという事
についてお話ししていきます。
この話題だいぶ深いですよね。
分かるようで分からないこの話題。
ですので今回は
20世紀を代表する
ドイツの社会心理学者
エーリッヒ・フロムさんの
有名な本に基づいてお話をしていきます。
人から愛されたいと思っている方
自分愛することができない方はご覧下さい。
ですが初めにお伝えしますが
今回は愛され方ではなく愛し方をお伝えしていきます。
いやいや、、、
私は愛されたいんですよ野村さん！！！
愛するのではなく大事にされたいです！
大切にされたいのです！！！
と思われたと思います。
ですがこのブログを最後まで見て頂ければ
愛されたいよりも愛したいという気持ちに変わり
愛への概念が大きく変わると思います。
ですので
なぜ愛されるよりも愛することなのか?
これについて一緒に考えていきたいと思います。
●愛を誤解している現代人
まずは一つ目です。
フロムは言います
現代の人は愛することを勘違いしていると
ではなぜそのようなことを言ったのでしょう？
愛されたい事ばかり考えていて
愛する事は考えられていないと、、、
愛することができる人は
溜めることではなく
与える事ができる人である。
自分の中にある力を信じ与えようとする
成熟した人格の持ち主である。
このようなことを言っています。
この与えると言うのは本質的には
物とかとかそのようなことではないのです。
自分の喜びや興味や知識とか
ユーモアや悲しさといった
自分の中に息づいている大切な物
すなわち命を分け与える事にある
それに気づいて自分が満たされる事です。
一方愛する事が出来ない人は
愛することを恐れる
自分が与えてしまったら
何か失ってしまうと考えてしまう
損をしてしまうのではないかと怖がっているのです。
つまりまとめると
愛する事が出来る人は
自分の中で溜め込んだり
一方的に押しつけたり
自分を守る為に何かを溜め込む事はしないですし
むしろ自分の大切な物を分け与える事です。
●正しい愛の形とは？
①配慮
例えばお花が好きだと女性が言ったとしましょう。
ですがもしこの女性が花に水をやるのを
ずっと忘れていたとしたら
僕達はその女性の花に対する愛を
信じてあげられないですよね？
つまり愛とは対象の人を
積極的に配慮することであり
配慮がないところに愛は存在しない
という事なのです。
②責任
責任とは違う誰かが
何か求めた時に
その要求に応じる準備が出来ている事です。
愛する心を持つ人は
自分自身の事だけではなく
愛する人の事にもきちんと責任を持ち
快く応じる物なのです。
③尊重
尊重とは他人がその人らしく成長していくように気遣う事です。
つまり尊重には人を利用するという意図が含まれていないって事です。
利害関係なくその人を気遣い
その人を敬う心を持っているかって事です。
④知る
相手の性格や考え方をよく知らなければ
その人に配慮する事も
責任を持つ事も尊重する事も出来ない。
ですが相手を知っていれば
ふとした表情の仕草から
不安や孤独といった繊細な感情に
気づいてあげたり察知する事が出来る。
●まとめ
いかがでしたでしょうか？
愛される事よりも
愛する事が
大切な事に気づきましたでしょうか？
今挙げた4つは
お互いに依存関係にあり
いずれも愛にとって必要不可欠な物である
これをバランスよく成立させれば
愛がうまく行くという事です。
この4点を意識して動く事で
恋愛への捉え方も変わりますし
価値観も変わります。
そうすれば今までにない
関わり方もできるようになりますし
今までにない
考え方も出来るようになりますからね。
皆様も
愛するという事
意識してみてはいかがでしょうか？
ここまでお読み頂きありがとうございました。
野村 昂大
