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褥瘡予防対策委員会

褥瘡の予防と、職員への啓蒙等を行います。委員は施設長、相談員、看護師、管理栄養士、介護職員の10名からなっています。

2011.10『予防と対策』

2011-10-05 07:00:00 | インポート
 

以前にも、紹介したのですが今回も、施設での予防と対策をご紹介します

まず、予防として、だいぶ涼しくなってきたのですが、オムツを使用されている利用者の方へは、オムツカバー+布オムツ+通気性の良い尿パットを使用してもらい、なるべく蒸れないように、改善しました。
臥床中は、臀部だけじゃなく、かかとや肩、背中等、出来やすい部分は沢山あるのですが、そこの所は、当て枕等を利用し2時間毎の体交、車椅子使用中は30分毎のプッシュアップを行っています。

現在褥瘡になっている利用者が、1人もいません
今後は、出来ない作らないを目標に取り組んで行きたいと考えています



2011.9 『MIX処置』

2011-09-05 07:00:00 | インポート

Jyokusou_2 今回は、今施設で使用している軟膏についてです。
臀部や、仙骨部に亀裂や、皮膚剥離等、出来てしまった時、バラマイ軟膏とネグミンシュガーを1対1の割合でミックスし使用します。
バラマイ軟膏は、抗生剤で、化膿止め。
ネグミンシュガーは、肉芽形成、殺菌の働きをします。
多少の傷は完治します。
当ホームでの万能軟膏です


2011.8 『広報委員会から』

2011-08-05 07:00:00 | インポート
 
今回は、広報委員会よりブログの記事案を14個も!!寄せられましたので、その中から、一つ書いてみたいと思います。

  記事案①《なりやすい部位》

 やはり仙骨部ですね。起きている、寝ている、座っている、痩せている、骨が出っ張っている、栄養不足などなど・・・・一ヶ所に圧がかかっているからですね。(私も長い時間の正座はきついですもん)                                             次に目立つのが踵、肘です。(現場での結果です) 
意外と肘は見落としやすい、死角と言ってもいいようです。入浴時に発見することがあります。(大事には至りませんが・・・)  圧迫されている場所の開放は欠かせません。                                                   

何といっても人の目と手が明暗をわけるのでしょうね。  


2011.7『エアー座布団』

2011-07-05 07:00:00 | インポート

ホームに入所された方が、使用されている座布団です。Dsc_0057

入所後、その方の座布団が汚染し、3日~4日使用出来ず、普通の座布団を使用されていたのですが、その時、仙骨部にもともとあった1,5X1,5cmの褥瘡形成が多少悪化してしまいました。
その後、エアー座布団を使用したら、6月初日完治していました
その方は、もともと大柄な体格で、日中は、車椅子上で過ごされています。
食事も、入所した時よりも摂取量が増え、栄養状態も良好だったからかもしれません。
施設としても何枚か購入予定です。
ビニール製ですが、カバーも付いており、通気性もそこまで悪くないようです。


2011.6『今年度は・・・』

2011-06-05 07:00:00 | インポート

今年度は、褥瘡予防対策委員会にお世話になる事になりました。年生まれの女です。
活動方針として『褥瘡を作らない、介護を目指す』ということです。
ホームでは、現在、褥瘡の方はいません。
対策として、電動エアーマットの使用、2時間毎の体交、当てまくら、クッション等の利用をしてます。
これからも、前向きにチーム一丸となり、褥瘡予防に努めて行きたいと思ってますので、宜しくお願いします。