妻のお母さんは今年95才になります。昨年末にグループホームに入居してもらった。
入居するのにお試し期間があったり、本人の意思確認などがあって、こちらも多少の心配はあったが、なんとかなじんでくれて、お母さんも入居を希望してくれた。
妻には妹と弟がいて、妹と妻が隔週ごとに交互にお母さんに会いに行っている。
私が妻のお母さんのことを書くのはお母さんの事を書いておきたいと思ったからだ。
私の母のことや父のことは、その最後の時にいたるまで、なにも残っていないのだ。私も最後の時の思い出はあるけれど、元気な時の姿を伝えておきたいと思うのだ。
そのグループホームではいろいろ月ごとにイベントがあって、もうすぐお母さんの誕生日会が行われるのかな。その月の人たちの誕生日会だと思うけれど、妻が出席すると言っている。
最近のお母さんは、ホームにも慣れてきたようで、今日の妹からの話では、ヘルパーさんたちに家にいるのと同じぐらいに遠慮がなくなってきたと言うことだそうだ。
私の娘のあずさからお誕生日のハガキをアメリカから送ったらしく、娘が「孫のあずさより」と書いたけど、おばあちゃんが覚えていてくれるか心配だと、妻の妹に言ってきたそうな。
先月は、体調が思わしくなくてご機嫌が悪かったと妻がこぼしていたけど、今週は体調もいいようで、ほがらかにしていたという。
いずれはこちらも通る道なので、これから週に一度妻ら聞いた話を書いておくことにする。