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いつも心は海のSoto ~休暇を取らずに海外旅行~

2泊3日は大贅沢!! 1泊2日は当たり前! 時々0泊弾丸日帰り海外!!
毎日を目いっぱい楽しむ私の備忘録♡

旅は精神安定剤 

2018-07-13 13:16:55 | 勝手にコラム
ミニマリストという言葉を耳にするようになってから久しい。

断捨離という造語も今や立派な日本語。

そもそも、私はホテルで暮らす程度の物に囲まれた生活が好きなのだ。

実際に一人暮らしをしていた時には、物凄く物を持たない人間だった。

畳2畳分程度のクローゼットに、春夏秋冬の洋服は収まっていたし
駅前という立地に住んでいたので、そもそもストック品などをもつ
必要もなく、2LDKの住まいはどこも空間だらけだった。

靴だけは大好きなので、大きなシューズクロークいっぱいに収納していたけど
どれもこれも、手入れをして大切に履いてきたお気に入りばかりで
要らない靴など一足もなかった。

調度品以外、無駄な物は一切表に出ていない快適な部屋。
突然誰かが訪ねてきても、いつでもウエルカムが出来るような家だったし
シンプルだからこそ、掃除も簡単だった。


ある年、父が倒れて在宅介護になり、老老介護で疲れ切って行く母親が心配で
年末でマンションを引き払う決心をした。

実家は以前は大勢で住んでいたのだから、狭くはない。
2世帯同居も考えて10年前に立て替えたばかりで、2階にも小さなキッチンと
シャワーブースが設けられている。

しかしながら、捨てない世代の両親の荷物は、日増しに増え続けていて
今や6LDK+1Kという広さの家がどこもかしこも物で溢れかえっているのだ。

私が実家に帰るにあたって、まず着手したのが、断捨離。
やれどもやれども終わらずに、なんとその年の正月休みは全て断捨離で終わった。

もっとも愕然として腹が立ったのは、兄弟の私物が半分を占めていた事。
会社の経理書類や不用品をなんと元の自分たちの部屋2部屋では飽き足らずに
2階のキッチンまで占領している状況。

今やストレージは街の中にいくらでもある。
小さなストレージを一つ借りれば済むことなのに、なぜ両親の住む家に
それを置くのか?

さり気なく、2部屋以上使っているのに何かしらのペイはあるのか?
母親に聞いてみると・・・何もないと言う。

家を一軒持つということは、土地や家屋の税金を支払ったり、
植木などの手入れをしたりしてかなりの金額を要す。
いわば、1分1秒そこに物を置く事にもお金はかかっているのだ。

「会社の物を置くのならば、会社の経費を使うべきだ」「引き払ってくれ」と
私から言うと母親に言うと・・・
父の具合が悪いのに、これ以上の厄介事を起こさないでくれと、泣いて頼まれた。

そういうわけで、私は常に家にいる限り、イライラと言うか・・・モヤモヤが
おさまらない状況にあった。

だったら私が家を出れば良いのだが、年老いた母から「私が死ぬまではここに居てくれ」と
言われると、どうにも決心がつかない。

旅に出るのは、自分の精神を安定する為と言っても過言ではない。
そして、いつか彼らの私物を撤去できる日を心待ちにしている。





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