旅人太郎の単なる日記

のんびりゆったりどうでもいい日記。適当に地元のイベント紹介、趣味の写真のお話。そしてたまに猫どもの話(笑)

秋の大山滝、そして平成23年の台風の爪痕。

2012-11-08 | 花見(桜)ともみじ狩り(紅葉)

大山の紅葉巡りで大山滝に行ってきました。ただこっちは1人で訪れてます。

 

大山滝の場所は一向平キャンプ場の奥にあります。大体2kmぐらい奥です。

大山滝に行く前に白い吊り橋が掛かってます。ここは幅が狭いので譲り合いです。犬とか連れている人とかすれ違いましたよ。

※注意、この吊り橋に着く前に急勾配の階段があります。結構な角度なので気を付けて下さい。

 

しかし確か大山滝は事前に入手していた情報によると昨年の台風でかなりの被害を受けていると聞いています。

実際にこの吊り橋からの景色にも、その禍々しい爪痕が覗えました。

 

吊り橋から見える山の法面の崩落、実際はここは木々で生い茂っていたと思われます。

かなり大規模の崩落です、しかもあちこちで発生しています。

 

でもそれでも紅葉(黄葉?)は見事なもの、こちらは大山の紅葉とは標高が違うので、多少のタイミングは異なります。

鍵掛峠の紅葉より一寸遅く見頃を迎える感じです。前の記事で載せた船上山は更に大山滝より遅い感じですね。

 

林道を歩いていくとこんなものが現れます。“旦那小屋跡”?

 

説明によると住所は東伯町大字野井倉字一向、元たたら師が暮らしていたらしい。

 

ここに人が?

更に林道を進んでいくとまたしても台風の爪痕が・・・・・・。

 

杉の木がボッキリです、至る所で折れています。

道自体も一部で補強が施されています。

 

更に林道を進んで行くとまたこんなものが・・・・・・。

 

“木地屋敷”、今度は木地屋が住んでいたみたいです。

台風であの被害が出ているのいうのに当時は危険がなかったのだろうか?

 

この場所を少し進むと、ようやく滝の音が聞こえ始めます。大山滝に到着です。

 

紅葉した木々に囲まれている滝の姿、いいですね。

 

下まで降りて滝を見る。

※再注意、下に降りる道は短いですが、結構急な造りになっています。ロープや鎖などが伸ばされていますが、靴はしっかりしたものを履く事をお勧めします。

 

大山滝の以前の姿を見ている方は解ると思いますが、前は二段の滝でしたが今は直漠の滝になっています。

昨年の台風の影響で段が崩壊しました。

崩壊後も二段目の段は微かに高さを残していましたが、今では御覧の通り段は完全に崩れ流れています。

 

流れている水は綺麗ですが、これでは二段の滝とはもう呼べない。自然の流れと言われればそれまでですが・・・・・・。

残念ながら二段の大山滝はもう一生見る事ができません。“大山滝”で画像検索すると以前の大山滝の写真は出てきます。

 

滝のすぐ横の崩落した法面。吊り橋から見えた地すべりよりこちらの方が大規模。

昨年の台風の破壊力を物語ります。

 

近年台風の破壊力が増してきている様な気がします。900ヘクトパスカルとか出ましたしね。

洪水とか土砂崩れとかも頻繁に聞くようになりましたし。

いつまでも綺麗な景色が見えるように願うばかりです・・・・・・。