かばのこ大冒険!!

ナイロビ病院でかばの子が生まれ落ちた…
幾月かの年月が経ち、かばの子の大冒険が始まる!
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Afterword

2010年10月14日 | ホームステイ in コスタリカ!
突然お父さんに病気が見つかったので日本に帰らなきゃ行けないと言われた時
最初に思い浮かんだ事は、ビックリする事でもなく
お父さんの心配する事でもなく
「ホームステイ」という単語だった

今考えてみると我ながら親不孝の娘だと思う
でも自分の父さんは殺しても死なない奴だという絶対な自信があった(笑)

そしてこの病気もたいした事ないと言う確信もこの時既にあったのだと思う
実際お父さんはただの粘膜癌だった
「ただの」と言う言い方は間違っているかもしれないが
既に何か重い病気を持っていると知らされた私達にとっては
移転の可能性0%の粘膜癌は本当に「ただの」だった
しかもこの癌はまだ初期段階で普通は見つかる可能性がスッゴク少ない程だ
これは他の病気の検査をしている時に偶然見つかった
(ただし検査していた方の病気は不明(苦笑)
味覚が殆どなくて病院に行ったのに
癌を見つけてきた(笑)
そして味覚がなくなった原因は不明との事)

で話は戻る
ホームステイと言う単語は頭に思い浮かんだし
そうなったらスペードの所だな~とも思った
でもお母さんがそんな事許してくれる筈もないとも思った
でも言わずに諦める事ができない自分は
ちょっとそんな感じの事を匂わせながら
スペードにも、母にもその事を話した

それからは環状線から高速線に乗り移るように状況が目まぐるしく変わった
スペード家は直ぐにOKの返事
それまでお泊りは駄目!なんて言っていた母も
ホームステイの考えを一番の候補に挙げた

それは言いだしっぺの私が戸惑うぐらいにスムーズに行き
夢見心地のままホームステイ生活は始まった

振り返ってみればホームステイでこれと言って嫌だった事はなかった
たしかにトイレ詰らせるわ、熱出すわで
ちょっとろくな事がなかった時期があったけど
それも今ではいい思い出
もう思い出したくもないと言う思い出が一つもないこのホームステイは
本当に夢だったんじゃないかと思う時もある

だっていくら日本語が通じると言っても
スペード家はコスタリカの家によく似ていて
料理は全て洋食だったし
箸も殆ど使わなかったし
家も土足だった
しかもスペードと言う同い年頃の子と一緒に住んでいて
一回も喧嘩なんてしなかった

前に一度、このホームステイをしずに両親と一緒に帰った時の想像をした
寒気がして止まらなかった
多分怖かったんだと思う
これだけたくさんの体験を私は体験しずに日本で平凡に暮らしている
それがどうしようもなく怖かった

このホームステイのお陰でちょっとは成長したかなと自分でも思う
約一ヶ月と一週間ちょっと…
42日…
数字で表すとちょっとだけどきっと沢山の事が学べたと思う
実際今成果を現しているのが家事
スペード家では毎日自分の皿を洗わなきゃいけなかったから
今は皿洗いが苦じゃない
実際今まで家に帰ってきて8食ぐらい食べてきたけど
全部家族の分の皿洗いまでしている
だって何か積んである使った食器って許せないんだもん(笑)

このままこれが続くかな~
それともまた元に戻るかな~
「戻った時はまたスペード家に修行に出しちゃる」
ってお母さんが言ってたけど
まあ、それも悪くないかな

ホームステイして、ピアスも開けて、バイトなんかもしちゃって
(合計金額6000コロン、1200円!)
うむ、充実したホームステイだった
何よりも(最後の方はそうでもなかったが)ブログもここまで続けれたし
預かっていたお金の管理もお母さんから○を頂いたし(^0^)
良い事ばっかりで困るぐらいだよ

でも次はまたまたあのタイヘ~ンな学校が18日から始まる

でもでも
今日のメールでお姉ちゃんからイギリスに来ないか~と言われた
多分「両親と」って言う意味なんだろうけど
かばの子次は国外に一人旅もいいな~なんて思っちゃてたりもする(笑)

今までは何でも出来る姉達に比べて、
自分は何にも出来ないと思っていたけど
今回の事でアクティブな持ち味もゲットしたし(笑)
次も何かしたいな~と思っておりまする

それでは最後に
今までこのブログを読んでくれてありがとうございましたm(_ _)m
はっちゃか、めっちゃか、な文でしたが
かばの子は楽しめて書けたと思います

またこの調子でブログ続けたいと思いますが正直、
どうなるかは本当に判りません(笑)
やはり一番の原動力は「家族(特に母に)今日あった事を伝えたい」
だったので今はもう傍にいる母に話すだけで
満足してしまうかも知れません(苦笑)
でも、またこれかたも書き続けたいとは思っています

ちなみに「ホームステイ in コスタリカ」なんて言う本を数年後
書店ででも見かけたら買っていただけると幸いです(爆笑)

では!さらば!

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