『輪廻』

土曜の夜ってなんかもったいない気がして、疲れてても夜更かししたくなりマス。っで、恐がりやのにホラーが観たくなって近くのレンタル屋さんへ物色しに行った。目に付いてしまったのは『輪廻』。私自身、霊とか輪廻転生とかにすごく興味があるし、つい最近も夜中目が覚めると目の前に人の顔があったので(←疲れていると見えてしまうらしぃ、焦!!)、観てみようかとポテチとお茶(←チョットだけ健康志向、笑。)を持って、借りたコトをチョット後悔もしながらDVDをセットして布団へ入りまシタょ…

解説： あの清水監督が贈る恐怖は“前世によって定められた運命”が題材。単館系ホラー作品として、異例のヒットを記録した『呪怨』のハリウッド版『THE JUON／呪怨』を自ら監督し、全米興行ランキング第1位に輝いたのはまだ記憶に新しい。前人未踏の大記録を打ち立てた清水監督がヒロインにと選んだのは、ほんわかした雰囲気で支持の高い優香。いつも見せている親しみやすい笑顔は封印し、恐怖の清水ワールドにチャレンジした。事件に執着する謎に満ちた映画監督・松村に扮した椎名桔平も、ホラーは初挑戦である。

あらすじ： 昭和45年、あるホテルで11人もの犠牲者を出す大量無差別殺人事件が発生した。犯人は法医学を専門とする大学教授・大森。自らの子供まで殺害した大森の動機は不明で、直後に自殺した。それから35年後の現代。この残虐な事件を映画化しようと執念を燃やす映画監督の松村がいた。そして映画の大役に新人女優の渚が抜擢される。それ以後、彼女は見知らぬ少女の幻覚におびえるコトに。そしてその正体とは…… ？？

感想： 今回の主役は優香。可愛いから好きやケド映画の主役なんて務まるのカナ！？とチョット心配しつつ見始めると、いつもの優香とのギャップが激しくて観てて顔が恐いくらいでシタ。メイクのセイもあるやろうケド、優香自身も自分の白目の顔を見て恐かったと言うくらい、私も本当に恐かった…よくやった！！と言う感じ。

ホテルでの惨劇、生まれ変わり、と言うストーリーは結構考えさせられまシタ。ただひたすら人間の「呪い」や「怨念」などを描いているのではないので、ホラーが苦手な人でも結構すんなり観れるんじゃないかと思いまシタ。また、音響が悪いと言う声があったようですが、個人的には別に何も思いませんでした。むしろある場面ではめっちゃビビってしまったくらいです… まだまだ色んな疑問や奇妙さを残したままのラストシーンは本当に不気味でゾワッとしました。次も恐いのに観てしまいそぅ(笑)。

 今まで観てきたホラーは、後味が悪すぎたり、「……で？？」みたいなストーリーが多かったケド今回は結構ストーリーにも力を入れていて良かったと思います。今まで観てきたホラーの中では上位にランク・インです。でも、もっともっと面白い作品を期待していマス。