T・Cの日誌

自然豊かな旧水原町に住み、登山やスキーを楽しみ、自然を愛する者の目から見たことなどを……。

7年ぶりのゲリラ豪雨

2011-07-29 | いかり
 今年は早く梅雨が明けて真夏日が続くなど地球温暖化を心配していたのだが、突然7月も後半の28日、29日になって猛烈な雨が降り出した。わが家ではまさに7年ぶりの経験だが、近くの1級河川の駒林川が氾濫。その水が道路や畑、屋敷に流れ込むなどの状態がつづいた。今日は、昨日ほどではなかったがゲリラ豪雨は午前中降り続いた。その原因は、1級河川の改修工事を「予算がない」と言って住民の要求を無視してサボってきたことにある。この前の説明会では、3年後の完成を予定しているという。たった数キロの距離の川でなぜ3年間もかかるのか。とにかく問題だ。こうした行政のサボりが大きな被害を出しているのだ。まさに「人災」ではないか。

 ところで、今回の豪雨は、わが町だけでなく新潟県の下越地方、中越地方、さらには福島県会津地方でも降りこみ、新潟県の二大河川である阿賀野川と信濃川が危ない状態だと言う。もしこの大河川が氾濫したら大変なことになる。俺はこれで収まって欲しいだと心より祈っている。






わが家の前の道路が川となってしまった





となりの畑だ。ここにどんどん溢れた川の水が流れ込んでいる






おかしな世界

2008-09-17 | いかり
いまの日本はどうなっているのか。正直とか、真面目とか、正論とかが通用しなく

なっているようだ。とくに政治の世界ではそうだ。自民党総裁選を見ると馬鹿らし

くてしょうがない。なんで、国民をバカにした言動を吐き、金で汚れた身なのに、

自分だけが愛国者のことを平気で言えるのだろうかと不思議でしょうがない。それ

に反して、今朝のバスでの話だが、あるお婆ちゃんがバスを降りるとき、運転手に

頭をさげて「ありがとうございました」と言っただけでなく、下りてからも運転手

の方を向いて丁寧に頭をさげていた。その姿を見ていて、「まだまだ日本は大丈夫

だ」と確信した次第だ。自民党の総裁選を見ていると、一番「構造改革」「市場主

義」「規制緩和」などと言ってアメリカで失敗した新自由主義をアメリカべったり

で小泉首相のときの閣僚として日本に持ち込み、「格差と貧困」で日本を壊してき

た者がなぜ平気で「自分こそは良き日本をつくる」とか、「日本の精神を大事にす

る」などと言えるものだと驚く。そんな詐欺師にも等しいバカ共に日本は委せられ

ないと思う。それにくらべて今朝のお婆ちゃんの姿は清々しいし、それを見て「こ

こにこそ、日本国民の姿がある」と思った。


今朝のわが家を見て、思わず、今朝のお婆ちゃんのように美しい花が咲いているの

に気がついてカメラを向けてみた。
















わが家のナスはまだまだ元気だ。俺もこのナスに負けていられない。

最近のHNK報道に腹が立つ

2008-09-12 | いかり
 福田が無責任に政権を放り投げてからこの間のNHK報道に本当に腹が立つ。と

くに10日の自民党の総裁選立候補者を紹介する報道に至っては、NHKは自民党

放送局と言っていいくらい放送ぶりだった。総裁選挙というのは、自民党一党の

内部問題ではないか。それを長い時間を取って、おもしろおかしく報道するとは何

事か。まったく自民党をNHKが総力をあげて応援しているようなものだ。マスコ

ミの世界では一党支配が罷り通っているようだ。許せない。マスコミは「社会の公

器」なのだから、政党関係では公平で偏向しない報道に徹すべきだ。政治問題で

は、批判的に見て真実を報道して国民の判断にゆだねるのが民主主義社会の原則

だ。ところがこれを公然と無視して国民の金を使って一党一派の情報を一方的に流

している。こういう状態だから、受信料を払いたくないと思う。

 今朝のNHKラジオでのイラク・アフガン問題の解説に至ってはなんだ。自民党

政府の都合のいい解説しかしない。12月にイラクから空自が撤退するとの解説で

は、一言も名古屋高裁判決に触れようとはしなかった。逆に撤退は政府の良き判断

のように言っている。しかし、今年4月の名古屋高裁ではイラクへの空自の派兵は

憲法違反だと判決が出されており、それが確定しているのだ。これについては一言

も触れようともしない。国民の金でこういう放送をやってもらって儲かっているの

は、自民党であり、現自公政権でしかない。国民にとっては冗談じゃないと言いた

い。こういう放送で自民党は落ち目の状態を脱して総選挙で有利に立とうというわ

けだ。それに手を貸しているNHKは、ともかく、許せない。

 NHK関係者よ、君たちに、良心があるのなら、真実を報道する勇気あるジャー

ナリストに目覚めるべきだ。

俺はいまのマスコミを見るとその異常さに腹が立つが、それにくらべ今朝のわが家の花々を見ると心が和む。元気なのだ、その花々が……。その一部を紹介する。







これは元気なナスの花だ。まだ大きな実をつける。