無事で何より~梅ちよ日記

人生は別れと出会いの繰り返し。
巡り来る季節に感謝しつつ、日々のあれこれを書き留めます。

MRI(磁気共鳴画像)

2013-02-14 20:42:22 | 日記
先週、人生初のMRI検査を受けました。

数年前から時々耳鳴りが起こり、耳鼻科で検査を受けた結果、「加齢による」との診断。

ところが、昨年あたりから四六時中起きるようになり(右耳だけ)、当然「聞こえ」も悪くなって、テレビの音声は38~40くらい。少し離れた人の話しは声が聞き取りにくい。やかんのお湯が沸騰している音に気付かなかったこともしばしば。
突発性難聴に罹った人が周りに何人かいて、思い切って大病院で検査を受けることにしました。

聴覚検査ではやはり聴力は落ちているものの、耳の骨など異常なし。
そしてMRI。
健康番組でよくみかけるあの装置。
仰向けに寝そべったまま頭部だけお釜みたいなところにつっこむ。その金属音にびっくり。緊張でドキドキして、画像に影響しないかなどと無意味なことを考えているうち、15分ほどで終了。
注射を打ったり、何かを飲んだり、絶食したりしなくていいからラクでした。

結果、「異常なし」。

私はいわゆる「頭痛持ち」で、炎天下でスポーツした後など必ず吐き気がするほどの頭痛に襲われた。
60近くになって知らぬ間に頭痛の症状はなくなり、かわりに(というわけではないだろうけど)腰痛や耳鳴りがはじまった。
画像を見て下さった脳外科の先生によると、「過去にも血管が切れたり、詰まった痕跡はない」とのこと。

長年悩まされたあの痛みはなんだったのだろう?
病は気から、ということ?
それとも身体が必死になってストレスと戦っていたのかしらん?

「聞こえ」は良くなることはなく治療法もないけれど、ここまで無事に来れたことがどんなに有り難いことだったか、しみじみ感じたことでした。
そしてこんな高度な装置が気軽に受けられる日本の医療制度も有り難いと思いました。