My Sketchbook

僕の日常生活での出来事や、社会に対する僕の意見をもっともらしくsketchしようと思います。

スライム教室

2005-11-14 12:58:25 | Weblog
先日、僕のバイトする塾の近所で、賑わいフェスティバルというのどかなお祭りのようなものが開催された。
そこで、僕の塾も理科実験という名目の下、スライム教室を行うこととなった。

本番前の予想では、人はほとんど来なく、楽に一日が終わると思っていた。
が、いざ本番になってみると、ちびっこ達が来るわ来るわ…
僕らのテントの前は、常に、自分の身長の半分くらいしかないのではないかというような少年少女であふれかえっていた。

しかも、今回の企画は無料だったので、リピーターもかなり多かった。
「あれ?こいつさっきもいただろ…」
といった具合である。
あれだけ多くのちびっこがいると、見分けがつかなくなり、みんな同じに見えてくる。
開始一時間で僕の頭は完全にショートしていた。

10時から始まったスライム教室だが、3時間を過ぎたころには、肉体的疲労と精神的疲労が見事なコラボレーションを繰り広げ、ある意味境地に至った。
おなかもすいてきたので、塾長に
「休憩を…取らしていただいても…よろしいでしょうか…?」
と申し出たところ、OKが出たので、休憩をしに塾の教室へと戻った。
休んだと思ったら戻ってきてくださいというあいまいな条件だったため、しっかりと1時間、仮眠も含め休息をとった。

後から聞いた話だが、僕が休憩していた1時間は、一日で最も人が多く、人員不足に悩まされていたらしい。

休憩を終えてフェスティバル会場に戻り、終了時刻である3時まで、寝起きでぼーっとしながらもスライムの作り方をちびっ子に教え、激動の一日は幕を閉じた…。


かに思われたが、まだまだこの日はネタに満ち溢れていた。

お祭り的行事には打ち上げがつき物。
案の定、塾の近所の居酒屋に食事という名目で飲みに行った。
ハードワークを終えた後だったこともあり、酔いが回るのが早い!
しかもボトルキープした焼酎をポンジュースで割って飲んでいたため、ポンジュースの味が強烈すぎて、高濃度でも平気で飲めてしまう。

店を出たあと記念撮影をしたらしく、後日、その写真を見せられたのだが、僕は全く撮られた記憶がなく、死んだ魚の目で写真に写っていた。

なんとか地下鉄で僕のアパートの最寄り駅までほかの先生方と行き(もちろん記憶はない)、
奇跡的にバスに乗って家にたどり着いて、即トイレに駆け込み、用を済ませた。

までは良かったのだが、そのままトイレで寝てしまったのだ!
しかもその日はかなりの冷え込み。
さらに言えば、なぜかスーツはしっかりと脱いでいて、かなり露出度の高い服装で寝ていた。
真夜中に起きたときには、体全体が恒温動物とは思えないほどの冷え方をしていた…

その後震えながらも布団に入り朝を迎えた。

朝、寝坊せずに起きられたのはよかったのだが、異常な頭の痛みと、関節のだるさがある。
ま、予想はしてたけど。
風邪ですよ風邪!
しかも大学の授業は休めるとしても、その日もバイトがあるんですよ!塾の。
今までの経験上、このだるさは39度付近に食い込んでくるはず。
体温計がないのでわからないが…
しかし、飲みにいった次の日のバイトを休むというのは、絶対にぼくのプライドが許すことではない。
何より、そんなことをした日には、信頼丸つぶれだ!

そう思った僕は、とりあえず養分を取ろうと重い、だるさに満ちた体を台所へと運ぶ。
が、自炊なんてまったくしないため、何も食料がない!
あるのはインスタントの卵スープだけ…

この際、とりあえずカロリーをとろうと思った僕は、卵スープを一気に3袋開け、お湯を注いでゆっくりと食べた。
意外とおいしかった。

そして下着だけ着替えて再び寝ることにした。

目を覚ましたときはすでに3時くらいになっていた。
さっきほどのだるさはなく、これならバイトにいける!
ナイス自然治癒力!

準備をして5時からのバイトには楽々で間に合い、何とかその日の業務をこなした。

こうして、波乱万丈の2日間は、幕を閉じたのでした。