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鳥取民医連・医学生担当事務員が綴る、日々の活動紹介など。

東日本大震災による避難者交流のための芋煮会@鳥取県

2012-10-02 09:48:43 | 日々の出来事

先週の日曜日は、とっとり震災支援連絡協議会が主催する芋煮会が北栄町で開かれ、ボランティア参加しました。

毎週金曜日の脱原発デモで配布されていたチラシがきっかけです。

東日本大震災と福島原発事故のため、現在、195名(今年9月6日現在、復興庁調査)の方が鳥取県に避難してきています。

この芋煮会は、そうした避難されている方々の交流の場になっています。

50名の方が参加した昨年に引き続いて、今年も開催されました。

当初はオートキャンプ場の予定でしたが、台風による雨風のため北栄町公民館が会場になりました。

会場は元気な小さい子どもちゃんたちでいっぱいです。

やはり、放射能汚染の子供への影響を恐れて母子避難されてきた方が多かったです・・・

 

 

ボランティアは、主に調理場の仕事と、子どもちゃんたちの遊び相手。

先月の鳥取民医連被災地ボランティア企画に参加した医学生さんも、友達を誘ってボランティアに来ていました。

避難者の方々と交流し、子どもちゃんたちともすっかり仲良くなっていました。さすが医学生・・・!!

ちなみに、この日用意された食材は、トスク株式会社さんその他の方々からの厚意で、芋煮会のためにいただいたものだそうです。

 

参加者の中には、母子だけで避難してきた方もいれば、先に避難した母子を追って仕事をやめて移住された方もいました。仕事に就けた人、そうでない人、資格を活かして開業した人、夫婦でお店を始めた人、など様々でした。

会場はとてもにぎやかで、皆さんはとても楽しそうに交流していました。この芋煮会のようなコミュニティの場が、日々の励みになっているようです。「元気をもらった」と言っている方もいました。

ここ鳥取県では震災が引き起こしたことを日常的に目にすることは少ないように思いますが、こうして被災者は身近にいて、被災地現地でなく鳥取県内でも被災者を支援することはできるのだな、と実感した一日でした。

次は、クリスマス会だそうです…(*^_^*)

(U)


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